ポーランド クラクフ 各街のまとめ

【ヨーロッパ旅】ポーランド クラクフの街まとめ

投稿日:2019-06-13 更新日:

ポーランドは私の中で、世界の中で行ってみたい国、ナンバー1、2を競う程、行ってみたい国でした。

理由は、アウシュビッツがあるからです。

そんな願いが叶ったポーランド。

アウシュビッツへ行くための、経由の街・クラクフを旅した感想をまとめます。

町の雰囲気

中心部には、ヨーロッパらしい雰囲気の綺麗な建物が並びます。

どちらかと言うと、古い建物が多いようで、落ち着いていて、でもちゃんと観光の賑やかさもある、うるさくない大人の町という感じでした。

中心地をちょっと離れると、あまり人も出歩いていなく、また建物が並ぶ感じとは全く異なった景色が見られる町です。

雨の日は、ほとんど人が出歩いていなかったので、暗い感じがしましたが、晴れた日は、人も賑やかで楽しんでいて、また雰囲気ががらっと変わりました。

 

人の感じ

町の感じと同じく、良くも悪くも、大人で落ち着いた人達って感じだった。

あくまで私が感じたことですが、フレンドリーな感じでもなく、外国人に対して、ウエルカム!って感じでもなく、ただただ普通の生活をして過ごしていると言う感じ。

でも、仕事はきちんとしているという感じがあり、宿の人はみんな親切でした。

ただ、ポーランド語がわからない外国人に対して、レストランのおばちゃんにイラつかれた事もあって、物売りのおばちゃん達は、ちょっと機嫌が悪そうにも見えた・・・ → ポーランドのセルフ式レストランで

とは言え、最初そんな感じでも、何度か通っているうちに打ち解けてくれて、仲良くなれたこともあったので、まぁ、シャイなんだってことで。

若い人達は、親切でした。

 

物価

安い!!

これがもう、バックパッカーにとっては、本当にありがたくて。

物価泣かせのヨーロッパの中でも、ポーランドは安かった。

パンは、1個1.60ズロチ(ズロティー)=44円くらいで買えたし、高くないレストランなら、500円もあれば、スープもつけてお腹いっぱいになれるくらいでした。

お土産の雑貨なんかも、ヨーロッパの中では安いと思います。

 

食べ物

安いし、美味しい食べ物が多かったです。

まずは、果物。絶対におすすめなのは、ブラックチェリー。

市場で、500グラム7.5ズロチ=200円くらい。日本じゃ、こんな値段でこんな量買えないです。

とっても甘くて、これだけ食べていたいくらい美味しいです。

いちごは、おばちゃんにすすめられて買ったもので、1キロで3ズロチ=80円くらいと、更に破格の安さではありましたが、正直いちごの味はいまいちで、物凄く酸っぱかったです。

 

他にも・・・

左上:ポーランドの定番スープ、ジュレック

酸っぱめの味付けの発酵スープで、中身はベーコンなどがたっぷり入っています。ゆで卵が乗ってくるのが定番。

右上:クラクフの名物パン、オブヴァジャーネック

町中で売られているパン。結構な硬さで、特徴的な味はないけど、気軽に食べられます。

左下:ポーランド名物パン、ポンチキ/ポンチェック

これも、町のいたる所で必ず売られているってくらい定番のパン。

揚げたパンに砂糖をまぶして、中に薔薇ジャムが入れたお菓子のようなパン。

右下:ポーランドの国民食、ピエロギ

餃子のような形をしていて、茹でたもの。

中身はポテトだったり、肉だったりと選択可能。ソースも選べます。

 

宿情報 *シーズンなどにより料金は変わると思うので参考までに

クラクフで泊まっていた宿は、全部で3つ。

上にも書きましたが、宿の従業員さんは親切な人が多かったです。

ホステルサブマリン Hostel Submarine

部屋:ダブルルーム、ドミトリー

料金:一泊36ズロチ(1000円くらい)

泊まった部屋:男女共用ドミトリー トイレ・シャワー外

感想

良かった点・貸出ロッカー、スタッフ対応、立地

いくつか部屋はあるようですが、私が泊まった部屋は、4人部屋で日によってはベッドは埋まっていませんでした。貸出ロッカーが部屋内にあり、鍵は自分の鍵をつけて荷物をしまっておけます。

スタッフは若い人が多く、フレンドリーで親切。

クラクフ空港から中心地まで電車で来ても、バスで来ても中央駅とギャラリアショッピングセンターのすぐそばに到着しますが、そこから歩いても5分程度、ホテルから中央広場にも歩いて5分ちょっとと立地は問題ないです。

悪かった点・シャワールーム、宿への入り方

シャワールーム、トイレは部屋の外で、全部屋の客共有。透明ブースのシャワールームがトイレがある部屋の中なので、入る時に鍵をかけて、トイレごと貸切状態にして入らないと女性は無理。なのでちょっと気を使う。タオルは付いていなくて、借りるには別料金。

共用スペースは、かなり狭いです。

ホテル内に入るには、外の呼び鈴を鳴らしてインターフォンで会話して空けてもらう。エレベーターでフロントに上がるけど、扉は手動式なので注意。

 

ホステルエンジョイ Hostel Enjoy

部屋:ドミトリー

料金:一泊42ズロチ(1200円くらい)

泊まった部屋:男女共用ドミトリー トイレ・シャワー外

感想

良かった点・綺麗、トイレとシャワールームが豊富、貸出ロッカー、立地

できたばかりだったので、廊下部屋共に綺麗で、内装は可愛らしい雰囲気。共用スペースも広かった。トイレは個室たくさんあるし、シャワールームもたくさんあった。貸出ロッカーあり。

立地は、サブマリンよりも中央広場に近く(というかすぐそば)、窓からはスウォヴァツキ劇場が見えて綺麗。スタッフも親切。駅からも近いです。

悪かった点・運の悪い出会い

これは本当に単なる運だと思いますが、初日になぜか現地の家族が暮らしている部屋に泊まる事になったこと。突然の外国人加入に、かなり迷惑がられて、最悪な居心地でした。次の日、部屋を変えてもらえたけど。

 

ポコジェ・ゴスシンナサン Pokoje Goscinne Sun

部屋:シングル、ツインルーム

料金:一泊146ズロチ(4100円くらい)

泊まった部屋:シングル(ツイン)ルーム トイレ・シャワー外

感想

良かった点・オーナー、静か、バスタブ、味のある建物、部屋が広い

とにかくオーナーがいい人。日本に滞在経験もあって、凄く歓迎してくれました。

これまでのドミトリーの場所よりも、静かな住宅街のような場所にあるので、うるさくない。

トイレ、シャワーは部屋の外ですが、バスタブがあります。部屋はとても広いです。ヨーロッパの一般家庭の部屋という感じです。宿の外装や部屋の外は古いヨーロッパの感じが垣間見え、なかなか味があります。

立地は、中央駅、ギャラリアからも近く、道路は渡りますが、中央広場へも徒歩10分以内くらいです。

悪かった点・鍵、デポジット

鍵がちょっと変わっているのか、開け閉めにコツがいるので、ちょっと手間がかかった。オーナーが練習させてくれるので、大丈夫ではありますが。

デポジットがあった。

 

クラクフ旅 もくじ

 

やっと憧れのポーランドに来たけれど

・クラクフ空港からバスで市内へ

東欧式エレベーターでパニックになる

・ポーランド、初の宿の歓迎と洗礼

やっぱりなんか暗いって

・クラクフの街、初めての印象

ヴァヴェル城の見えるヴィスワ川で鳥あつめ

・ヴィスワ川で色んな鳥と戯れてた話、ヴァヴェル城外観も

クラクフのシンドラーの工場に行く

・ホロコーストの救世主シンドラーが実際に経営していた工場へ

クラクフの街と名物薔薇ジャム

・中心地から離れて地元散策。初めてのポンチキも

晴れたので市場へ行こう!

・クラクフの市場スタリ・クレパシュ

ユダヤのエリア、カジミエシュ地区へ

・かつて、クラクフではなかった場所へ

ヨーロッパ旅初のバス移動、クラクフからPolskiBus

・クラクフバスステーションへの行き方とポリスキバスで長距離バス移動

ただいま!!クラクフ

・ドイツから戻ってきた二度目のクラクフ。ドミトリーでとんだ目に

ポーランドのセルフ式レストランでおばちゃんにアタフタ

・言葉がわからなくて店員のおばちゃんに怒られたレストラン

クラクフ市内から空港へのバスでの戻り方

めげずにレストラン・ポラコウスキに再トライ!

・怒られたレストランに再度挑戦。今度は大成功

心から大好きな宿に出会えたよ!POKOJE GOSCINNE SUN

クラクフのローカルなマーケット見つけた!!

・中心地からはずれた場所で地元民のマーケットを発見

古いユダヤ人墓地「Jewish cemetery」

・偶然着いた墓地で再びユダヤの歴史を見る事に

長旅をしていると現地人オーラが産まれるのでしょうか

クラクフの安くておいしくて大盛りのレストラン

・オーナーに教えてもらったレストランはナイスな大盛りレストラン

旅の音に出会う

・ポーランド人youtuberに遭遇。そして爆発音?!

ポーランドからの贈り物

・一生忘れられない素敵なプレゼントでした。クラクフの花火大会

クラクフでドラゴンのパレードに遭遇

・これまた偶然遭遇したイベント

世界遺産ヴァヴェル城を歩いてみよう

英雄広場に散らばる子供たちの椅子

・ホロコーストの跡地、道中は不思議な導きで到着

旅のおまけがついてきた。

空港へ向かうバスでひと悶着してきた私。。。

・ポーランドを去るってのに、とんだ人種差別男と大喧嘩してさよなら

クラクフ空港で、この期に及んでアタフタ

・バリツェ空港の中はややこしかった

 

・・・アウシュビッツ編・・・

悲しい場所に行くのに笑みがこぼれてしまうのは。。。

オシフィエンチム アウシュヴィッツ強制収容所 1

オシフィエンチム アウシュヴィッツ強制収容所2

オシフィエンチム アウシュヴィッツ強制収容所3 死の壁

オシフィエンチム アウシュヴィッツ強制収容所4 ガス室

ビルケナウ強制収容所1 死へと向かう列車

ビルケナウ強制収容所ラスト そして生まれた感情

・世界のホロコーストの中でも、残虐で悲しみの場所を見学。日本人ガイド中谷さんから聞いた話や、解説なども

・・・・・

初めてのヨーロッパ旅で、なかなか心から楽しい!って過ごせたクラクフではありませんでしたが、見どころも多くて、安くて美味しくて、色んな人がいて。思い出もかなり多い町です。

ホロコーストを知ることができる場所もたくさんあり、歴史が詰まっていて、たくさん歩きたくなる町です。

 

また行きたいか・・・

ポコジェのオーナーに会いに行きたい。あとごはんも食べたい!

 

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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