雞蛋仔(ガイダンチャイ)と言うお菓子。
朝、目が覚めて思うのは、疲れが全くないってこと。
本当に海外に来ると、日本に居る時より体がとっても元気。そんな話を友達にすると、アドナリン出てるんだろうねって言われるけど、これ本当に不思議。
東京にいる時私は、自分のこと、リア充だなんてとてもじゃないけど言えない生活をしていると思う。なんか疲れていて、体がだるくて、気分は重い。
でも、海外に来るとそれら全部ない!旅って心も元気にしてくれるなぁーとつくづく思う。
爽やかな目覚めで、アラーム鳴る前に起きられたなぁー。(´∀`)
なんて、気分良く時計を見ると、びっくり!!アラーム前どころか、予定時刻2時間も過ぎてるじゃないかー!!
そりゃ、疲れなんて感じないはずだわ。なにが”心も元気♡”だよ!バカじゃん私。
でもって、これ止めたの誰!?って、疑うべきはたった一人しかいないんだけど。
ゴロー丸!!またアラーム止めたでしょ!!これじゃ、アルゼンチンの時と同じなんだけど!!
ゴ「えー。止めてないけど~。」(´д`;)
いや、怪しい。サルタでの前科もあるしな。って、そんな会話してる間に時間も過ぎるので、慌てて支度をして出かけることにしました。
我ながら、爽やかな目覚めの割には、すっごい瞼がむくみまくってました。
昨日の夜、コンビニで買っておいた朝ごはん用。
この右側のマンゴー牛乳が美味しいです。
重慶大厦から見下ろす朝の尖沙咀。
おはようー。いや、お早くないけど。
既に重慶大厦には馴染みました。ここで暮らせるよ。とは、いつもの旅先みたいには思えないけど、旅をしてるって感じるには相応しい宿だと思う。
相変わらずエレベーターはのろのろ運転で、しかもここは11階なので、降りてきてもたぶん上の階の人達で満員なので、おとなしく下りは階段を使います。
なんか途中の階で、階段が全く違う所にあったりして、(火事で焼け落ちたとかいう噂を聞いたけど本当かどうかはわからない)ただ降りてくだけでも、一苦労な重慶大厦です。
しかし、裏口の雰囲気最高!
まずは、メトロに乗って香港島方面へ。
今日最初に目指すのは銅鑼湾と言う駅です。
尖沙咀からは、金鐘で乗り換えて2駅目。
どうでもいい小ネタなんですけど、香港のエスカレーターのスピードが結構速いんですけど。
これ、お年寄りは大丈夫なのかなって言うスピードなのです。
せっかちな感じの香港人だからかな。それを言うなら、東京も然りではありますが。
到着しました!
銅鑼湾(トンローワン:コーズウェイベイ)
見ての通り、ここも都会です。たくさんのファッションのお店が並ぶ若者の街なのです。
やっぱり、いつもの旅してる感が薄いのは、都会だからかな。
今も、電車に乗って東京の新しい街に来ただけ感が拭えなくて、緊張感もあんまりないのです。
ひとまず、何か食べますか!
もはや、食を楽しむ旅ってことで。
龍津笑食という、この屋台は、香港中の色んなところにあって、かなり香港人にとってはポピュラーなファストフード店のようです。
串に刺さった揚げものから、甘いおやつまで結構たくさんのメニューがあります。
食べ歩きは、そんなにしている人いないけど、買ってお店の前でささーっと食べている人が多いです。
で、ゴロー丸が食べてみたいと言っていた魚蛋(ユーダン)と言うカレー味の丸いはんぺんを。
はんぺんなんだけど、すっごいプリプリしてる。で、カレー味は、思ったよりも結構辛め。
それからもうひとつ。
雞蛋仔(ガイダンチャイ)と言うお菓子。
これも香港ではかなり人気のお菓子みたいで、上環や中環でも、売っているお店をちらほら見かけたし、お店の前には列が出来ていたりしたので、気になっていたお菓子です。
連なってるベビーカステラみたいな見た目ですが、味もベビーカステラっぽい。で、ベビーカステラよりもちもちしてるし、甘さも控えめだと思う。
人気がある理由がわかるくらい美味しいです。
ちなみにこれを買うのに並んだゴロー丸は、買う時かなり店員から急かされ、早く受け取ってそっちへ行けと言われたようで、イライラしていました。
やっぱり、その感じは日本じゃありえないけど、確かにゴロー丸はトロい。
銅鑼湾の街並みは、エリアによって少しずつ変化します。
これは、hmv。
可愛らしい店が並んでいるなーって思ったら、お洒落な服のお店が並ぶファッション・ウォークと呼ばれる通りまで、それぞれ雰囲気がちょっと違います。
ところで。。。
ゴロー丸、今何時?
ゴ「11時55分過ぎだけどー?」(´д`)
は!やばい!!
実はこの街に来た理由は、おしゃれな街並みを楽しみたかったからではなく、見たいものがあったのです。
それは、正午ちょうどに1発だけ打ち放たれる大砲を見たかったのです。
「走るよ!!ゴロー丸!!」
ってことで、大砲のある海辺へ向かってダッシュ。
はぁはぁ。
はぁはぁ。。
大砲どこ!?(゜д゜;)
だから都会は嫌いなんだってば。
ようやく見つけました。
「あ、旗とか立ってるから、あれじゃない?」
大きな道の向こうに。
ここを渡りたい!!しかし、どう考えてもこの道、歩行者が渡れない!!
歩道橋かなんかあるはず。歩道橋は。。。ない!!
ゴ「あ、地下道あれじゃない?」
地下道、どこ?
遥か向こうのほうー!!
しかも、あの場所まで行ってあれが地下道じゃなかったら、終わる。。
この時、11時59分。まさに空砲が撃たれる1分前。
これはもう、地下道渡っていたら、その間に終わってしまう。
放たれるのは、たった1発のみ。
これはもう。。。
ここから、見るしかない!!
ってことで。
道を挟んで見守ることにしました。
どれかと言うと、この矢印が大砲です。見辛くてすみませんです。。。
で、大砲の右の方にちょこっとだけ写っている制服を着た人が、大砲を撃つ人です。
3秒前。
2秒前。
どきどき。どきどき。どきどき。
1秒前。
ドゥゥゥーーーーーーン!!!
放たれました!!
すっごい迫力でした。思ってたよりも、すっごい轟音が響き渡りました。
むしろ道の向こう側にいて良かったのかもってくらいの音でした。
このたった1秒程度の時間ですが、大迫力で興奮しました。
せめて、動画を!
って思って、動画撮ってきたんですけど、後から音を出して見直してみたら、
動画だとちっとも音が大したことなくて、挙句、あまりの音の大きさに思わず驚いた私のびっくり声が入ってしまっていたので、残念ながら、動画をあげることができませんです。ほんっとすいません。。。
ちなみに、これが放たれた後の空砲の煙です。
これ、ほんっと、写真と文じゃ伝えきれないですね。。。
しかも、常に走ってる車が遮っていると言うー。。。
虚しい。
ここで、この大砲の解説を少しだけ。
ヌーンデイ・ガンと呼ばれるこの大砲は、イギリス統治時代の香港から今現在に繋がっています。
1860年に正午を知らせる時報として空砲を撃つことが始められてから、一時の日本統治時代に撤去され、再び1947年、イギリス統治が再開された後に復活を遂げた儀式なのです。
そこからは、イギリス統治時代が終わっても、毎日欠かさず休んだ日はないのだとか。
香港の歴史を見守る人々にとっては、かなり誇らしい日課なのですね。
ちなみに私達が辿り着けなかった道の向こう側ですが、エクセシオールホテルの地下駐車場を通って行くか、ワールドトレードセンターの地下を行くか、はたまた近くないところに地下道もあるようですが、どっちにしろ、余裕を持って到着した方がいいです。
いや、普通は余裕を持っていきますよね。おまえがばかじゃんって話ですよね。。。
大きい音にがてーって人は、私達のように道の向こう側からでも大迫力ですので、ぜひ♡
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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