長期の旅に出るバックパッカーにとって、荷物は何を持って行って、どれだけバックパックを軽くできるかが勝負どころ。
買えるものは現地で買えばいいし。。。と言ったって、できることなら、そのお金も節約して、他の資金に回したいところ。
かと言っても、あれもこれもと思っているうちに、重量は行く前からすでに増え、自分で自分を痛めつけることに!!
人それぞれ、必需品は異なると思いますが、私の荷物の中身の紹介と、何度か旅に出ているうちに、便利だと思ったものなどを紹介します。
これを選ぶところから、旅は始まると言っても過言ではないと思いますが、ここも凄く悩むところでした。
大型アウトドアショップなんかを何件か見て周って、店員さんのアドバイスもしっかり聞いて、最終的に2つに絞りました。
1つは、女性用として作られていて、体にもフィット感があり、背負いやすかったもの。ただ、サイズがちょっと小さめではあり。
もう1つは、男女兼用だったけど、それなりに大きくて収納ポケット的なものもたくさんあるタイプ。ただ、しっかりとした造りになっているため、もう片方と比べて重量はかなり重め。
そして決めたのは、後方の兼用タイプ。
この写真のKarrimorのフライヤー 40-50です。
ちなみに40-50と言うのは、リットルのことで、中にどれくらい入るかの目安です。
このバックパックは、背中にある肩ベルトを固定してあるところが、自由に動かせるようになっているので、荷物が少ない時は縮めて、増えてきたら伸ばして、ということができる仕様になっています。
便利だけど、その部分のせいで重量が増してるってのもあるんですけどね。。。
決め手となったのは、大きさでした。
私は、結構現地でお土産などを買いたいので、荷物はほんと、増え続けるんですよね。
なので、大きいバックパックを選んで行ったものの、初めての旅に出てみたら、もうもう、最初の頃なんて、重さに何度投げ捨てたいと思ったことか!
私は選択をミスったんじゃないか、現に出会う女の子バックパッカーはこの時ほとんど、一回り小さい、体にフィットしたバックパックを背負った子達ばかり。
なんで、こっちにしたんだろうなんて、本気で考えたりしていました。
でも、そんな気持ちはあっという間に消えて、もう次の国へ移る頃には、これにして良かったーと心から思えたし、大好きな相棒になっていました。
ほんと、まだお土産は終盤で。。と思っていた最初の頃ですら、もうこの町には帰ってこないかもしれないと思ったら、すでに中の荷物は増えだしていたんで。
重さなんて心配ない。慣れます!!
私、初旅でも終盤なんて、パンパンになったバックパック担いでも、ちょっとくらいなら走れましたから!
最近じゃ、これを担いで旅に出ることが楽しみでしかありません。
もちろん、私と違って、お土産よりもひたすら観光を楽しむ!って人なら、バックパックは軽くてフィットしていた方が断然いいと思うし。
料金だって、大きさによってだいぶ違うので。
とにかく自分には、何を優先させて選ぶべきか、という点を見極めて、長旅に一緒に行く相棒選びをしっかりと決めたいですね。
さて。
個人的に、長旅の中でバックパックには、これがあった方が便利と思ったことについて。
バックパックには、収納ポケットがいくつもついているものですが、それらのポケットの数はひとまず、大きな収納スペースは二層に分かれている方が便利です。
上の方の大きめスペースには、服などを始め大きめのものを入れるとして、下段の小さめスペースには、日用品を入れてみたり、小さめの物なんかを入れてみたりと、直接何かを取り出すときにわかりやすいのがポイントです。
特に、移動や宿に置いておく時などは、しっかり鍵をかけておくことが多いので、あれを取り出し忘れた!なんて時に、探しやすいのがいいんですよね。
でもって、二層式と言っても、中は、巾着袋のような造りになっていて、絞られているのみで繋がっているんで最悪、片方の鍵さえ開ければ、簡単に取り出すことが可能です。
そして、一番上部分からだけではなくて、前部分がこんな風にチャックになっていて、パカッと開くタイプのものが楽です。
宿について荷物を取り出して、また去る時間が来て荷物をしまって。。
と言うことの繰り返しです。ほんっとうに、めんどくさいです。
しかもその後、長距離移動なんかで、当分バックパックは預けっぱなしだよって時は、手荷物に必要なものを移しておくのですが、全部しまった後に、やっぱりあれを取り出したい、なんて時、しかもそれは一番下にしまっちゃってるよなんてなったら、全てまた荷物を出してしまってととんだ手間になります。
そんな時、前部分が開くタイプだとほんと便利。
狭いドミトリーなんかでも、出し入れがかなり楽です。
ただ、難点としては、鍵をかける場所が増える、その分重さも増すっていうことはありますが。
もちろんかけられるタイプのものがおすすめです。
ただ、バックパックの鍵においては、正直気休めではあります。
と言うのも、結局どこかしらの部分から、開けられてしまうからです。
もう雁字搦めで複数の鍵をとりつけておいたり、パックセーフという丈夫な網のようなグッズを使ってガードすれば、別かもしれませんが、スーツケースと違って、何かで破られてしまえば、簡単に中身は盗まれてしまうだろうし、もうこれだけはどうしようもありません。
複数の鍵にせよ、パックセーフにせよ、面倒くささと重さに耐えられるならいいんですけど、私、そのどちらも耐えがたい人間なんで。(^_^;)
でも、私がバックパッカーの先輩からアドバイスされたことは、
たとえ簡単に壊せそうな鍵でも、ちゃんとついているバックパックの方が何倍も狙われにくい、
ということです。
人目を阻んでさっと盗みを働くやつらにとっては、鍵ってのはまず
狙うか狙わないかの判断材料となるのだそうです。
基本、貴重品やなくなって困るものは、身につけるバックの方で常に持ち歩くってことが鉄則なんですが、それでも着古した服だったとしても持ち物ひとつ、盗まれるなんてなんだか癪だし、防犯対策はしっかりめにということで、鍵はつけられるタイプのバックパックがおすすめです。
そして最後に、
これは、名前の通りバックパックのカバーですが、いわゆるバックパックのためのレインコートみたいなものです。
これもまた、町歩きの時は、防犯対策になると言う目的もあるし、何より、相棒のバックパックを汚さないためという目的も大きいです。
バックパックなんて汚してなんぼ、とか、汚い方が貫禄があるなんて意見もあるとは思いますが、
私がしている陸路での長距離移動なんかは、自分が担いでいなくても、かなり相棒は酷使されています。
移動の車やトゥクトゥクなんかの屋根に乗せられて、途中雨ざらしになっていたり、
バスの汚れた荷物入れに投げ込まれることなんて当たり前だし、現地に到着したら、もう水やらなにやらでグッチャグチャの地面にポイポイ投げ捨てられるなんてこともしょっちゅう。
↑屋根から荷物を下ろしています。
運悪く、投げ捨てられた場所に犬のウンチがあってね。。。なんて話も聞いたことあったな。
なので、カバーがあれば、安心!
バックパックの色的に、汚れが目立たないってのもありますが、何度も旅に出ている今でも、故障箇所もなく、結構きれいってのは、やっぱりバックパックカバーのおかげです。
本気で、この相棒とは一生お付き合いして行きたいですからね。大切にしなくてはです。
ということで、今回は私の感じたバックパックに関する小話などを書いてみました。
次回は、旅の持ち物について書こうと思います。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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