ラオスに来てから、かなり旅の中だるみをしているような。。。
そして、ラオスの日差しは、本当にきつくて、ここビエンチャンはもっときつい気がする。
ここでも残念ながら、本当に水とか空気とかが体に合わないみたいで、
何を食べてもダメで、外へ出てもなんだかしんどい。
何より、今の宿から市内中心部まで歩くのしんどい。。。。(´д`lll)
と、弱音を吐いてても何もどうしようもないので、観光へ出かけましょう。
今日は、次の国、ベトナムへのバスの詳細を探しがてら、
ビエンチャンで有名なパトィーサイ(勝利の門)へ行ってみましょう!!
しかし、暑いな。。。
大きな道路を渡り、いったん市内中心地まで歩き、
そこを抜けると、目に映る町並みが、だいぶ変わってきます。
そう。
領事館・大使館が、たくさん点在するエリアなんです。
それらの館前とか、道路の角などには、こんな感じでガードマンとかポリスとかが立っていて、
だいぶ雰囲気が違ってきます。
もちろん、このエリアは綺麗にされているし、どの国の館も立派な建物なので、
ここは、ラオスなんだよね?と思ってしまうほどです。
そんな中、ひときわ遠くからでも目をひく建物があって、
あれです!! ↓ ↓
ラオス版、凱旋門ですね。
モデルも、パリの凱旋門をイメージして造られたそうです。
近づいてみましょう!(`・ω・´)ゞ
ってこれ、一本道だけど、結構門が見えてから距離があるんですよ~。
この日差しガンガンの下、とても一気には歩けなくて、途中の木陰で何度か休憩しました。
しかし、人歩いてないな~。。。
観光客も、どこに行っても見かけた欧米人もいない。
やっぱりこの町に来たのは、どうだったんだろうと考えてしまう。
そして、考えながらだと、暑過ぎの中どんどん歩みも重たい。
ところどころに咲いている、この花が凄くいい香りで癒されます。
ブーゲンビリアともちょっと違う気がするし、ポプラ?
と、たくさん寄り道もしましたが、やっと到着!!正面から。
うーん。
いつか、パリには行くかわかんないけど、こんな感じなのかー。
確かに、たかが門といえども凄い。
ここは、そもそもは、戦没者の慰霊碑として造られたそうです。
勝利の門、という意味らしい。
更に奥へ進みましょう!!(`・ω・´)ゞ
門の中の天井は、こんな感じで、細かくて綺麗なレリーフが。
ちなみに、この門は登れるようになっていて、上からは、ビエンチャンの街並みを見回せるようになっています。
体が全力で拒否していたので、登りませんでしたが。。。
で、更に門を進み、抜けると大きな噴水があります。
いやぁ。綺麗ですね。ほんとに。
ラオスのイメージといっても、まさかこんなのがあるとは思いませんでした。
ちなみに、噴水とパトゥーサイ。
ただ。。。
自分の心のうちを明かすと、素直に、おおー!!って感動できなかったんですね。
まぁ、さんざん書いているラオスっぽくないってのもありましたが、
それよりも、ビエンチャンの中心地から離れたホテルに泊まっているから、
観光客の見ないビエンチャンが垣間見えるといいますか、
誤解を恐れずに言うなら、ビエンチャンは”無理やり都会”なんですよ。
観光客を中心地に集めて、たくさんのレストランとかショップとかで遊ばせても。。
一般の人たちが暮らす場所を見ていると、地面は無理にコンクリートで固められて
靴を履かない子供たちの裸足は、なんだか痛そうだったし、
実際、そこに暮らす人たちの出す汚水は、土にも帰れずコンクリートに溜まったまま。
路地裏では、普通じゃない死に方をしている動物がゴミのように捨てられていました。
思わず、目をそらして、必死で何も見なかったことにしようと自分を励ましたほどです。
この綺麗に見せかけたエリアと、少し離れた本当の姿が見えるエリア。
こんなに近くに一緒にするには、なんだか無理があるというか。。。
例えば、この場にいない人達に、この写真を見せて、
これが、ビエンチャンなんです!と声高に言うには、現実はかなり違っていて。。
うまく言えないけれど、これは勝手な私の心のうちです。
ラオスは、これからの国だと思うし、ルアンパバーンでは、ラオスの未来は明るい!って思ったし、
何より、あーだこーだ言ったって、所詮こういう観光名所を見にきちゃう、私もたかがツアーリストなんですから。。
でも、やっぱりこの街がなんか好きになれない理由はなんだろう。
近くにあった、何やら日本がらみっぽい建物。
そして、とても綺麗で大きなお寺もあります。
そしてそして。
大きめのショッピングモールがあったので、入ってみます。
中は、こんな感じでした。。。
金とか、高級腕時計を売る店ばかりが並び、奥の方はシャッターが閉じられています。
もはや、ショッピングモールだとは言えないような。。。
なんだか、今までになく、観光したのにすっきりしない、暗い気持ちになってしまって、
しょぼくれた気持ちでこのエリアを後にし、途中にあったお寺で、ちょっと座っていました。
あー、ラオスの蟻でかいなぁーなんて、どうしようもない気持ちを紛らわせていると
キミ、秋葉原に居そう!っていう感じのチャイナの男が自転車でやってきて、
わざわざこっちを見てニヤニヤしてきたので、無視。
まだ、Helloとでも言われば、返したものの、ほんっとうにずっと厭らしい感じでニヤニヤしていて凄くイライラしたんですよ。
しかも、わざと下を向いていたら、わざわざ私の顔を覗き込みに前を何度も行ったり来たり。
おまえ、何しに来たんだよ!!(-_-メ
私は、とにかく疲れているんだよ!休みたいの!!休憩が必要なの!!!
勝手になんか沈んでるんだけど、それで疲れてるんだけど、
めちゃくちゃイライラしてきて、なんか言ってやろうかと思った瞬間、
やっぱりお寺だけに救世主が。。。
お寺の中から、僧侶が出てきたので、挨拶をしました。
「サーバィディー」
僧「サーバィディー。どこから来ましたか?」
「日本です。」
すると、その僧侶の方は、日本語を話し始めたのです。
「私は、6年前、少しだけ日本語を勉強しました。話せるのは、ちょっとだけ。」
おおおーーー!!!
ここにも!!
凄いなぁ、この偶然というか奇跡というか。
この僧侶の方は、きちんとした成人した男性の僧侶でほんとにちょっとだけ勉強したようです。
なので、日本語はほんとに基本だけ。
それでも、一気に心が明るくなり、しばらく日本語と英語を織り混ぜた会話が続きました。
うっとおしかったチャイナ野郎は、つまんなさそうなオーラを出して、去って行きました。
「ところで、ルアンパバーンでも日本語を話せる僧侶に出会ったんですが、ビエンチャンでも日本語を勉強している僧侶は、何人かいるんですか?」
僧「もちろん、いると思います。でも、ここのお寺では私だけ。そして、知りあいの僧侶でも、日本語を勉強している人は一人しかいません。」
それなら、なおさらこの出会いはやっぱり凄いと思います。
それから、僧侶の方にビエンチャンで有名な場所や、ビエンチャンの寺事情などを教えてもらって、
また来ます!と言ってお寺を後にしました。
そのあと、ホテルへの暗い道をとぼとぼと歩いていると、
なんか、リヤカーを引いた男の人から、「こんにちはー!」と挨拶をされました。
こんにちはー、と私も返します。
でも、見た目、完全に旅行者じゃなかったし、なんでリヤカー引いているのかかなり疑問だったけど、
あの発音は完全に日本人!
これは、今思い出しても、謎です。
今日の夜ごはん。
うう。。。なんだか、調理してある食べ物が食べられないのです。。。
でも、これ凄くおいしかった。お菓子で夜ごはん済ませるなんて、なんて不健康。
そして、夜はまたダウンしてました。
冷えピタをおでこに貼りながら、まだ長いビエンチャン生活、なんとかして、満喫したいなーと考えていました。
貴重な出会いがありながらも、なかなか好きになれないビエンチャンをなんとかして好きになりたいと、
私なりに考えていました。。。。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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View Comments
こんにちわ!いつも楽しく読まさせていただいています!
質問がありコメントしました。
僕も6月にバンコクからビエンチャンとルアンパバーンに行くのですが、狂犬病の対策はしたほうが良いでしょうか?
久しぶりー!
元気かい?
ひろしさんも元気かな…。
たまに2人の事思い出し、また旅に出る為に仕事頑張りますよー!
>サヨ@女一人旅さん
お返事ありがとうございます!
ルアンパバーンの犬は聞いただけで、かわいい感じがして早く逢いたいです!
ビエンチャンは凶暴そうな犬を放し飼い?!
今回、3回目のタイでして、アユタヤは一回目の時に行きました!その時に犬のケンカを見て凄い怖い思いをしたのですが、そんな犬がビエンチャンにいると思うと、怖いです(;_;)
今回は、バンコクからコンケン、そして、ビエンチャン、ルアンパバーンと10日ぐらいで行こうと思ってます!
打つに越したことはないんですね!ありがとうございます!
ブログの更新、楽しみにしています!また何かあったら質問させて下さい(^o^)
おはようございます!
ありがとうございます!!
今迄はタイ、マレーシア、シンガポールと行ってきたので、次は初めてのラオスなので緊張しています!
僕はお酒が好きなので色々なお店でビアラオを飲みたいので、夜中酔っぱらって犬に噛まれないように気を付けます(笑)
とりあえずバーツは高いみたいなのでキップに多く変えて、あとはサンドウイッチは絶対に食べます!
あとメコン川の夕焼けが観たいので、それが楽しみです!!