ニュージーランド留学 の頃の記事を古いブログから移行します。
*日付は留学時のものではありません*
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何日か前から、バス停で会う新顔くん。たぶんアジア系の男の子。
今日はたまたまバスで隣の席に座ったので、話しかけてみました。
おはようって言ったら気持ち良くハ~イって返事が。
こんな感じが当たり前になっているのが、本当に心地いい。
日本じゃ知らない人に挨拶なんてしないし、してみたところでびっくりされて終わりだし。
彼はてっきり同じように語学学校に行っているのかと思ったら、普通にニュージーランドのハイスクールに行っているそう。
結局いまだに見た目だけじゃ国も年齢も見分けられない私。
今日も、学校へは一番乗り。
やっぱり一時間前には着いて予習をしないと不安で仕方ないのです。
でもって最近の二番手はたいていヨンホ。
「ああっ!今日もサヨより早く来ることができなかった!!」
と悔しげにいいながら、給湯室へ行って「はい。サヨの分。」と私の分のコーヒーも作ってきてくれました。
いつもいつも思うけど、コリアンの子達は本当にいつも誰かの分まで用意してくれて感心。
仲良くなったらファミリーだからって言うけど、その気持ちごとありがたいなって思います。
さて。授業が始まっていつものエリザベス先生の早口英語です。
未だにかなり聴き取りにくいです。
聴き取れなくて、頭の中でリピートしながら考えると大事な部分を聴き逃してしまうので、クロスワードパズルみたいに後から自分で組み立てるしかないのです。
今更もうって感じだけど、もし違う先生だったら私の語学力ももっとあがっていたのかな。
エリザベス先生優しくて人柄は好きだけど。
今日の授業は誘拐についてみんなでディスカッションしました。
フセインが、「サヨは小さいから、子供と間違われて誘拐される心配があるね」と言ってみんなが笑いました。
思い返せば、サウジアラビア人の生徒のボス的な彼と打ち解けるのは、最初はなかなか大変で難しかったのを思い出します。
彼は、凄く人の内面を見ているような人で、簡単には心を開かない感じの人なのです。
もちろん初対面の人に自分から話しかけることはなく、ミシェルも含め彼と口を聞いたことがないって子も結構多いのです。
私も最初はかなり警戒されていたと思います。でも今じゃ、ダウンタウンを歩いていて遠くからでも私を見つけて大きな声で名前を呼んでくれるようになったけど。
そんな彼とよくここまで仲良くなったよなーと思います。
たぶんそれは、サウトと私が同じホームスティ先だったからってのも大きかったと思うけど。
ちなみにサウトは家を出て行ったきり、学校にも相変わらず来ていなくて、もうだいぶ顔を合わせていません。
今日は休憩時間に、来る前に巣鴨で買ってきたごぼうせんべいをみんなに食べてもらうと、これがまた大好評でした。
先日の梅干しは大不評だったけど。この日本のおやつに対してのみんなの反応を知るのも面白い。
食は人種を繋いでくれますね。
今日はランチにベトナム料理に行きました。
パパの毎晩の手料理も美味しいし。
ダイエットって言葉、忘れることにしています。(一応寝る前に腕立て伏せと腹筋なけなしの30回)
午後の授業は、シェインとアブドラーマンと3人グループで組みました。
この3人で組むことは最近本当によくあるけど、私は二人とも紳士的で好きなので、彼らと組むのは本当に楽しい。
2時間、ずっと笑って過ごしました。
ああー。何度も思い出す、最初の辛かった一週間。
あの頃の私に、授業が楽しいって思える日がちゃんと来るよって伝えたい。
今日の夜ごはんは、レバーの煮物風とパパいわくビッグバードのソーセージ。マッシュルームと野菜のバター炒め。
ビッグバードって何の鳥だろって思ったけど、なんとなく種類は聞きませんでした。聞くと食べにくくなる気もしたし。
私がレバーが苦手なのをパパは知っているので、小皿にちょっとだけ乗せて、味見しなさいと渡してくれました。
でも・・・やっぱり苦手でした。
で、ビッグバードとやらのソーセージもなんか独特の癖のある味がしました。
いつも食欲旺盛のママですら「パパ、ごめんなさい。味が強くて食べられないわ」と言っていました。
食後のデザートは昨日も今日もホーキーポーキーのアイスクリーム。
初めて食べた時は、甘っって思ったのに、今や楽しみにしちゃってる自分がいる。
私は確実にニュージーランド体系に近付いている気がします。
なんだか昨日は寝付きが悪かったので、今日は早く寝てしまおうって思ったのに、パパが「今日はグリーンマイルをみんなで観よう」ってDVDを持ってきました。
おおぅ、それ時間とっても長いやつ!!
しかも鬱気分になるからあまり観たくない映画。
断り切れず、観ていたけど、パパもママも持ってきたくせに眠くなり先に寝てしまいました。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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