バスは、Nepligetバスターミナルに到着しました。
なんだか結構、一緒にバスに乗っていた乗客は、
地元の人が多かったらしく、お迎えの車がたくさんいて、
みんなそれに乗り込んでいました。
いいなー。
でも、私も向かうべき場所へと向かいましょう!
少し離れたとこにあるバスターミナル。
まずは、ATMでお金をおろさないと。。。なんですが、
地上には見つからず、地下に降りたらありました。
ハンガリーのお金は、フォリント。
また、聞きなれない通貨なので、
ユーロに比べると慣れてなくて使いにくいですね。
地下鉄で中心地へ向かいます。
チェコの不親切券売機以来、切符を買う時はドキドキだけど、
ハンガリーもオーストリア同様、ちゃんとお札使えましたよ。
シングルチケット 350Ft:130円くらい
乗り場が2つに分かれていて、
どっちに降りようか一瞬迷ったのですが、
入り口に駅員さんがいて、すぐに声をかけてくれました。
「そっちは空港で、こっちはシティだよ。」
初めての地で、いきなり公共の場の人がちゃんと優しいと、
安心します。
さあ!ホームに降りて。。。
メトロに乗り込みましょう!!
なんですが。。。
実はずっと、なんかそわそわしてました。
ってのも、ウィーンから来たからってのも大きいとは思いますが、
ブダペストの地下鉄、なんか怖かったんですよ。
すでにネプリゲトバスターミナルでも、
地下に降りたらなんか暗くて、
今まで以上に、ホームレスの人もかなり多くて、
通路脇に並んでいて、電車の中も落書きだらけだし、
なんだか、ホーチミンからプノンペンに行ったときの感覚。
(まぁ、あの時は大喧嘩してさほど気にしてなかったけど。。。)
→ プノンペンの真ん中で大喧嘩するジャパニーズとタイワンレン
急にスラム化感が。。。
いや。怖くない!怖くない!!スラム化ではなく
ローカル化しただけだ。うん。
ハンガリーの地下鉄、世界遺産らしいんですけどねぇ。。。
地下鉄を乗り継いで、到着した街もなんだか、
ここまで寄ってきた色んな街の中では、
際立って雰囲気が異なる感じ。
東欧を南下するってこういうことなのかな。
そもそも、最初に考えてたスケジュールの通り、
おとなしくクラクフから南下していたら、
こんなギャップも感じなかっただろうけど。
いや。でも、駅員さん凄く優しかったし、
むしろ、旅人に率先して話しかけてくれたのは、
ヨーロッパでは初めてだし、
プノンペンだって、優しい人が多かったんだし。
先入観良くない!!
到着しました。
ブタペストでの宿はここ。アンダンテです。
看板も出てないし、わかりにくいかなって思ったけど、
もらっていたメールの詳細で、すぐに到着できました。
で、ここアンダンテは日本人宿です。
長旅の中では、時々は日本人宿に泊まって、
心ごと休まることって大事だと思う。
東南アジア旅でも、チェンマイのスローハウスでは、
ほんとに中休みができたし。
って、ことを期待して行った日本人宿だったんですけどねぇ。。。。
まぁ、色々感じたことはおいおい。
まず、すっごい残念なことに、オーナーがちょうど日本に帰国しているらしくて、いませんでした。
代理人の旅人が居たけど、かなり残念な人でした。
まぁ、スローハウスのクオリティを代理人に求めても仕方ないけど。
そして何より。。。
女子ドミ、こーんなに広いのに、
全員、今朝出てしまったらしく、私ひとりです。(T_T)
出会いがぁーーー!!出会いがほしいんだよぅーーーー!!!!
ヨーロッパ旅は、人との出会いがあまりないよとは聞いていたけど、
日本人宿に来てまで、出会い運に恵まれないとは。。。
とりあえず、お世話になります。。。(ノ_・。)
とりあえず。。。
とりあえず出かけよう。
外は、すっごい暑いけど、中庭はひんやり。
建物の中は涼しくて、クーラーいらずです。
歩いてすぐのとこにある、日本食レストランの50%割引券をもらったので、
行ってみました。
でも、店員さん日本語いっさい話せないハンガリー人だし、
日本人なんて、客含め一人も見かけませんでした。
久しぶりの日本食。
日本食というよりは、日本風の味付けって感じかな。
ハンガリー。
自分がハンガリーに居るってことが不思議でたまらない。
むかーし、好きだったバンドが歌ってた歌詞に出てきた国だったけど、
やっぱり行ってみたいなんて思ったこともなかった。
ワイン?ドナウ川?なんていう安易な言葉の他には、
本で読んだハンガリー革命に対しての歴史くらいしか知らなくて、
それもたまたま私の誕生日の10月23日と同じ日に起きた革命だったということで印象深かったってだけ。
ずっと行ってみたかったポーランドに行くからと言って、まさかついでに来ることになるとも思わず。
来てみたら予想外に古いからか、ちょっとだけスラム街ちっくに感じるけど、
古いだけじゃなくて、動乱の時の銃弾なんかもあびた建物が残っているんだと思う。
だから、歴史がある建物が多いヨーロッパで、なぜか前衛的に感じたプラハやウィーン、
クラクフですらも、それらとはちょっと違う独特な空気感を感じる。
ハンガリー革命も、ヨーロッパの狐島と言われるくらいだし。
だけど、ここからどんどん南下して行ったら、もっともっと雰囲気悪くなって、
やばい国に辿り着くっていうのが肌で感じられて、またこれも旅ならではかもな。
ブタペストは一時期、難民であふれて大変だったらしいってことを思い出しました。
だから、今までの国よりも、
さっきネプリゲトバスターミナルにたくさん居た人たちもきっと難民の人だったのかも。
だけど、ハンガリーは難民受入れしてないはずだけどな。。。
たぶん小さく考えた程度じゃ、答なんて出ないのが難民問題なんですよね。
また、来てみて改めて、または初めてわかる国際情勢について考えられる機会に感謝しました。
そんなジェットコースターみたいな、わかりにくい気持ちから始まったハンガリー生活でしたが、
最後はやっぱり、旅は、呼ばれた国だから来たんだなってことを思い出させてくれるような、
そんな大好きな国になるのです。
ギャップ萌えかな。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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View Comments
いつも楽しく読ませて頂いてます!
いよいよ、ハンガリーですね。
楽しんでくださいね!
丁度、私の大好きなF1も、今週末は、ブタペストです!
一度、行ってみたいですね。
ブログ更新、楽しみにしています。
ファイト‼
朗報楽しみにしてま~す ̄(=∵=) ̄
こんばんは。
ウィーン~ブダペストって落差半端ないっす(^_^;)
電車で3時間かからないくらいなんですけどね。
ブダペストは日本人宿があるんですが、私には見つけられなかったです。
スラム街とまではいかないものの、あまり風紀とかよくないかもですね。
でも、王宮や鎖橋とか素晴らしい見所もあるので、ぜひ足を運んでくださいね!
ルーマニアのブカレストは更にスラム街でした(笑)