旅日記 ハンガリー ブダぺスト

ここはー...スラム街ですか?それとも?

投稿日:2016-07-22 更新日:

バスは、Nepligetバスターミナルに到着しました。

 

なんだか結構、一緒にバスに乗っていた乗客は、

地元の人が多かったらしく、お迎えの車がたくさんいて、

みんなそれに乗り込んでいました。

 

いいなー。

でも、私も向かうべき場所へと向かいましょう!




少し離れたとこにあるバスターミナル。

まずは、ATMでお金をおろさないと。。。なんですが、

地上には見つからず、地下に降りたらありました。

 

ハンガリーのお金は、フォリント。

また、聞きなれない通貨なので、

ユーロに比べると慣れてなくて使いにくいですね。

 

地下鉄で中心地へ向かいます。

 

チェコの不親切券売機以来、切符を買う時はドキドキだけど、

ハンガリーもオーストリア同様、ちゃんとお札使えましたよ。

シングルチケット 350Ft:130円くらい

 

乗り場が2つに分かれていて、

どっちに降りようか一瞬迷ったのですが、

入り口に駅員さんがいて、すぐに声をかけてくれました。

「そっちは空港で、こっちはシティだよ。」

 

初めての地で、いきなり公共の場の人がちゃんと優しいと、

安心します。

 

さあ!ホームに降りて。。。

 

メトロに乗り込みましょう!!


なんですが。。。

実はずっと、なんかそわそわしてました。

 

ってのも、ウィーンから来たからってのも大きいとは思いますが、

ブダペストの地下鉄、なんか怖かったんですよ。

 

すでにネプリゲトバスターミナルでも、

地下に降りたらなんか暗くて、

今まで以上に、ホームレスの人もかなり多くて、

通路脇に並んでいて、電車の中も落書きだらけだし、

なんだか、ホーチミンからプノンペンに行ったときの感覚。

(まぁ、あの時は大喧嘩してさほど気にしてなかったけど。。。)

→ プノンペンの真ん中で大喧嘩するジャパニーズとタイワンレン

 

急にスラム化感が。。。

いや。怖くない!怖くない!!スラム化ではなく

ローカル化しただけだ。うん。

 

ハンガリーの地下鉄、世界遺産らしいんですけどねぇ。。。

 

地下鉄を乗り継いで、到着した街もなんだか、

ここまで寄ってきた色んな街の中では、

際立って雰囲気が異なる感じ。

東欧を南下するってこういうことなのかな。

 

そもそも、最初に考えてたスケジュールの通り、

おとなしくクラクフから南下していたら、

こんなギャップも感じなかっただろうけど。

 

いや。でも、駅員さん凄く優しかったし、

むしろ、旅人に率先して話しかけてくれたのは、

ヨーロッパでは初めてだし、

プノンペンだって、優しい人が多かったんだし。

 

先入観良くない!!

 

到着しました。

ブタペストでの宿はここ。アンダンテです。

看板も出てないし、わかりにくいかなって思ったけど、

もらっていたメールの詳細で、すぐに到着できました。

 

で、ここアンダンテは日本人宿です。

長旅の中では、時々は日本人宿に泊まって、

心ごと休まることって大事だと思う。

 

東南アジア旅でも、チェンマイのスローハウスでは、

ほんとに中休みができたし。

 

って、ことを期待して行った日本人宿だったんですけどねぇ。。。。

まぁ、色々感じたことはおいおい。

 

まず、すっごい残念なことに、オーナーがちょうど日本に帰国しているらしくて、いませんでした。

代理人の旅人が居たけど、かなり残念な人でした。

まぁ、スローハウスのクオリティを代理人に求めても仕方ないけど。

 

そして何より。。。

 

女子ドミ、こーんなに広いのに、

全員、今朝出てしまったらしく、私ひとりです。(T_T)

出会いがぁーーー!!出会いがほしいんだよぅーーーー!!!!

 

ヨーロッパ旅は、人との出会いがあまりないよとは聞いていたけど、

日本人宿に来てまで、出会い運に恵まれないとは。。。

 

とりあえず、お世話になります。。。(ノ_・。)

 

とりあえず。。。

 

とりあえず出かけよう。

 

外は、すっごい暑いけど、中庭はひんやり。

建物の中は涼しくて、クーラーいらずです。

 

歩いてすぐのとこにある、日本食レストランの50%割引券をもらったので、

行ってみました。

でも、店員さん日本語いっさい話せないハンガリー人だし、

日本人なんて、客含め一人も見かけませんでした。

 

久しぶりの日本食。

日本食というよりは、日本風の味付けって感じかな。

 

ハンガリー。

自分がハンガリーに居るってことが不思議でたまらない。

 

むかーし、好きだったバンドが歌ってた歌詞に出てきた国だったけど、

やっぱり行ってみたいなんて思ったこともなかった。

 

ワイン?ドナウ川?なんていう安易な言葉の他には、

本で読んだハンガリー革命に対しての歴史くらいしか知らなくて、

それもたまたま私の誕生日の10月23日と同じ日に起きた革命だったということで印象深かったってだけ。

 

ずっと行ってみたかったポーランドに行くからと言って、まさかついでに来ることになるとも思わず。

来てみたら予想外に古いからか、ちょっとだけスラム街ちっくに感じるけど、

古いだけじゃなくて、動乱の時の銃弾なんかもあびた建物が残っているんだと思う。

 

だから、歴史がある建物が多いヨーロッパで、なぜか前衛的に感じたプラハやウィーン、

クラクフですらも、それらとはちょっと違う独特な空気感を感じる。

 

ハンガリー革命も、ヨーロッパの狐島と言われるくらいだし。

 

だけど、ここからどんどん南下して行ったら、もっともっと雰囲気悪くなって、

やばい国に辿り着くっていうのが肌で感じられて、またこれも旅ならではかもな。

 

ブタペストは一時期、難民であふれて大変だったらしいってことを思い出しました。

だから、今までの国よりも、

さっきネプリゲトバスターミナルにたくさん居た人たちもきっと難民の人だったのかも。

だけど、ハンガリーは難民受入れしてないはずだけどな。。。

 

たぶん小さく考えた程度じゃ、答なんて出ないのが難民問題なんですよね。

また、来てみて改めて、または初めてわかる国際情勢について考えられる機会に感謝しました。

 

そんなジェットコースターみたいな、わかりにくい気持ちから始まったハンガリー生活でしたが、

最後はやっぱり、旅は、呼ばれた国だから来たんだなってことを思い出させてくれるような、

そんな大好きな国になるのです。

 

ギャップ萌えかな。

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

その他の記事

<sponsored link>







-旅日記, ハンガリー, ブダぺスト

執筆者:


  1. sato より:

    いつも楽しく読ませて頂いてます!

    いよいよ、ハンガリーですね。
    楽しんでくださいね!
    丁度、私の大好きなF1も、今週末は、ブタペストです!
    一度、行ってみたいですね。
    ブログ更新、楽しみにしています。

  2. shinosan より:

    ファイト‼

    朗報楽しみにしてま~す ̄(=∵=) ̄

  3. yutta より:

    こんばんは。

    ウィーン~ブダペストって落差半端ないっす(^_^;)
    電車で3時間かからないくらいなんですけどね。
    ブダペストは日本人宿があるんですが、私には見つけられなかったです。
    スラム街とまではいかないものの、あまり風紀とかよくないかもですね。
    でも、王宮や鎖橋とか素晴らしい見所もあるので、ぜひ足を運んでくださいね!
    ルーマニアのブカレストは更にスラム街でした(笑)

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
ちょっとだけスロバキア。私の旅のキャスト
NEXT
旅の中だるみでハンガリーのケーキ、クレーメシュ

関連記事

クラクフのローカルなマーケット見つけた!!

再び散策へと出かけます! オーナーから教えてもらった、まだ行っていないエリアへ。   宿から中心部とは真逆の方へ。 カジミエシュ地区よりもっと奥へ。 持っているガイドブックを置いて、 オーナ…

続きを読む

平渓線始発の駅、瑞芳駅を散策しよう!

さて、ここからがいよいよローカル線、平渓線の旅のスタートです。 平渓線は台北の東を走る、ローカルな電車です。 なんてったって、1時間に1本しかないというローカルさ。 なので、計算して進まないと時間がな…

続きを読む

ラオスですっかり旅の中だるみ

アメブロでは書いていない、ビエンチャンの追加記事です。 完全に日記状態だったんでわざわざ書いていませんでしたが、せっかくなのでここで。   ・・・・・・・・・   朝、目が覚めるけ…

続きを読む

ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット

再び中心地へ戻ってきました。 しばし、ふらふらしよう。 あ!市場があるので、行ってみましょう!! カラフル~なお菓子や麺が売られていました。 もし、タイに住んだりしたら、色々試してみたいものがたくさん…

続きを読む

ニュージーランドで出会った”ラッキーな戦闘機”

オークランドミュージアム、続きです。3階には戦時の展示物。なんと、日本の物にもたくさん出会えたのです。その中でも”ラッキーな戦闘機”は、凄く感動する話でした。そして、マウントイーデンでサウトにイライラ。

忘れたくない瞬間とまたしてもインド人にキレる瞬間と

日記を見返してたら、ヒンディー語で書かれた私の名前を発見しました。 誰かインド人に書いてもらったんだろうけど、 誰に書いてもらったのか覚えてないのです。 彼らかなぁ。。。→ インド人の男の子達との束の…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

sponsored link