バスは、道端で降ろされることもありってガイドブックには書いてあったので、
東南アジアの”ここどこ?”再びかと思って心配してたけど、
ちゃんとしたプラハのフローレンツバスターミナルで停まってくれました。
すでに、バスの中から見えた街の様子が、今までとは全く違って、
これがおとぎ話の世界って言われるチェコかぁ!と、秘かにどきどきしていました。
まだまだ朝5時半前です。
宿は、バスターミナル徒歩圏内にとってあったけど、さすがにチェックインはできないので、
一足先に、街をふらふらしましょう!
ですが!!
と、、、とりあえず、
バスターミナルが大きすぎて、出口がどこなのかもわからないのであります!(`・ω・´;)ゞ
若干うろちょろしてたら、アジア系の現地人っぽいお兄さんが、何か困ってる?と
話しかけてくれたので、ついでに宿までの近道を教えてもらって歩き出しました。
やっぱり、アジア人見るとほっとしますね。縁がなさすぎて。
すれ違ったチャイナの夫婦ともにこやかに挨拶。チャイナのいいとこ見つけに、リベンジしに行くからな~。
ポーランドと違って、チェコにはアジア人がちらほら居て心なしか安心します。
しかし、早朝の裏道、ほんと人がいませんね。観光地とは思えないくらい。
それでも、時々同じ日本人と思われる、SONYのカメラのリードを首から下げたおじちゃんと、すれ違いましたが、
話す機会も挨拶する機会も、目もあわなくて。
前の旅の時も感じた、すれ違う人と、一瞬でも通じ合える人とがいて、
旅先では、その差はとても大きいと思う。
日本にいると感じることもないけど。
今回の旅でもすでに出会った色んな国の、
挨拶を交わしたり、目が合って笑い合っただけの人でさえも、
一瞬を、お互いの存在を確認したのとしていないのでは、それは全然違う。
それが、目に見えない糸ってやつなのかもななんて。
それでも、その場所に居なければ出会えなかった幾つもの出会いが嬉しくて、
やっぱり旅は素晴らしいと思う。
あ、そんな事考えてる間に信号変わりましたね。
チェコの信号は、押しボタン式です。
歩行者の時間、かなり一瞬過ぎて、
もうちょっと、足の長さを考えてくれよっていう青信号の時間だったりするんですが、
ポーランドもそうだったけど、チェコも車が突っ込んでくることとかなくて、
信号以外のところでは、渡ろうとしてると停まってくれる車が多いんです。その辺、余裕があって大らかですよね。
ヨーロッパ人って、歩行者もかなりちゃんと信号守ってるんです。
それが、意外でした。
これは、旧市街の中でも結構目立つ火薬塔です。となりは市民会館。
クラクフから来たからってのもありますが、プラハの中心地、結構入り組んでいて、
道がわかりにくい感じでした。
でも、この火薬塔、高くて目立つので、これを目印にすると行きたい場所に行きやすいです。
見た通り、とても古そうなこの火薬塔の建物は、かつては街を取り囲む城壁の一部で
旧市街への入り口だったそうです。
でも、戦争でやっぱり被害を受けたため、今は修復後の姿です。
それでもなんか、今までになかったゴシック建築にテンション高まります!!
しかもこの火薬塔を抜けると。。。。
可愛い雑貨で有名なプラハの、たくさんのお店なんかが並び出すんですよ。
もちろん、まだまだ閉まってますが、これは後で来るのが楽しみだぁ!!
そして、可愛いお店なんかを眺めながら歩くとすぐに、旧市街広場に到着です。
この広場を象徴する大きなヤン・フスさんの像
しかし。。。
クラクフもなかなかだと思っていたけど、ヨーロッパの石畳、
こうやって、スーツケースをひいて歩いていると、なかなか手ごわいです。。。
特にプラハの石畳はほんとに細かくでこぼこしていて、かなり道との戦いです。
まぁ、バックパックの重さをとるか、スーツケースの転がしの不便さをとるか問題ではあるが。。。
しかし!
そんなことで、めげてはいられません。
まだまだヨーロッパ旅も序盤。
とばしていくぞー!! おー!!
って、旅の気合を再確認したところで、
プラハの美しさを見るならココ!!のヴルタヴァ川を見に来ました。
さぁ、みなさんモルダウをBGMにお楽しみください。
Manesuv橋。
遠くに見えるのは、プラハ城です。
有名なのは、カレル橋の方なんだけど、私はこのマーネスーフ橋の方が混雑していなくて好き。
これぞ、ヨーロッパの美しさって感じですね。
自然の美しさそのままと、それをうまく生かした、景色を邪魔せず溶け込む橋も。
ほんとに素敵です。
寝不足ピース!!元気に旅してます!
ヴァヴェル城も綺麗だったけど、
このヴルタヴァ川と白鳥って組み合わせがすっごい似合ってます。
ここに住んでいる人たちは、この景色が日常なんだから、なんだか凄いですね。
色んな問題もこの景色とともにあるなら、意味すら変わってきそうだよ。
ヨーロッパってひとくくりにして呼んでも、こんな穏やかな場所もあるなんて、
深く感じることもなかったなぁ。
この景色も、歴史的建造物も、楽しく暮らす白鳥達も、
もう二度と時代の渦に巻き込まれませんように。
これは、ルドルフィヌムという芸術家の家。
中は、コンサートホールやギャラリーだそうですが、建築に10年かけて造られたそうです。
プラハ、行った人達が言っている通り、やっぱり素敵な町ですね。
素敵な時間を送れそうです。
さてと、チェックインチェックイン。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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Pravda vítězí.
出会いと縁って、分からないものですよね。今回の旅先で偶然出会った人と、お付き合いすることになるかもしれませんね。あ、そういうのが「縁」なのかも?
☆☆☆
ところで、ヤン・フスの最後の言葉は「真実は勝つ(Pravda vítězí)」であったと言われています。これは今でもチェコの国の標語として知られているそうです。
旧市街広場のヤン・フス像にも、Milujte se, pravdy každému přejte, (愛し合いなさい、誰もが真実を望みなさい。)と書かれているそうです。
チェコの人々の「真実」とは…?
いずれにしても、チェコの未来も、そしてサヨさんの将来も、平和でありますように。。。