泣きべそだろうが、名残惜しかろうが、時間はどんどん進みます。

タイへの帰還に向かって。

 

実は、ヤマトから私とゆきさんの他に、もうひとり日本人の男の子が一緒でした。

まだ大学生の彼は、春休みの間だけボランティアをしに来ていたとの事でした。

日本人、三人で国境越えをしましょう!

 

 

噂では、かなり劣悪らしい

カンボジア → タイの国境越えを。。。

 

まずはカンボジア側で出国審査。

See you Cambodia !

カンボジアの出国のイミグレは、今まででは一番並んだものの、

まあ、40分くらいかな。

ここもかなり暑いので、扇風機の風だけじゃ汗だらだらだけど。

 

そして、いよいよ。。。

国旗がカンボジア → タイ へ変わります。

 

あのチェンマイのSlowhouseで、かよさんに見送られてタイを後にした日 から。。。

たくさんの出会いとバイバイとSee youがあったよ。

時間は経ったけど、今もまだはるこを思い出しては泣いてばかりだけど、

ここに辿り着けた。

 

タイに戻って来ました!!(ノ◇≦。)

ただいま!!タイ!!

 

さあ、タイ側のイミグレへ向かいましょう。

さあ。

ここからが地獄の始まりでした。。。(-“”-;)

 

タイの入国のイミグレは、2階の部屋の中にあるのですが、

もうすっごい人、人、人!!

ほんっと、今までで最高数。

 

4つくらいあるカウンターに、なぜか人は二人しかおらず、

そこまで物凄い人数の人が、蛇行を重ねて続いているのです!

もうそりゃ、最後尾がよくわかんないくらいグダグダに。

 

しかも中はエアコンはかかっているものの、ほとんど効いておらず、

じめじめ蒸し蒸し。。

これじゃあ、ラオス → ベトナムの凍えた国境越えの方 が数万倍マシです!!

 

とりあえず、一番最後尾に並びます。

並んで、10分くらいした頃、入口から入ってきたどこかの国の白人のおばさんにペンを貸してと頼まれました。

あっちとかに置いてあるけど、ってちょっと思いながらも自前のペンを貸しました。

 

そして、入国カードを書き終えたおばさん。

笑顔で「サンキュー」

ここまでは良かったのですが、そのまんま素知らぬ顔して、

私達のとこに一緒に入ってきやがったのです!!

しかも、前に!!

 

(((゜д゜;)))

 

あ、、、あのぉー。

どこの国の御方か知りませんが、

あなた、私達の友達でもなんでもないですよねぇ?

 

みんな並んでるんですけど。

しかも、ぜんっぜん列進まないし、バックパックはどうしようもなく重いし、

それでも私達、規則正しい日本人だからとかなしにしても、

並んでるんですけど!!!

 

さっすがに暑過ぎてイライラしていたので言いました。

「あなた、ラストに行きなよ。」と。

 

そしたらおばちゃん、

「I don’t understand English」ヾ( ´ー`)

 

って!!!

 

むかーーーーー!!

 

絶対うそだろ!!

あんた、さっき英語でペン貸せって言ってきただろ!!

それに、まじでわかんなかったにせよ、

私のジェスチャーで完全に何言われてるかわかったよねぇ!!!

 

かなりむかついて、loopy bitchくらい、言ってやろうかと思ったんですが、

なんせここはイミグレ。

日本人の恥となるので、やめましたが。。。

 

キぃぃー!!!なんて地団太踏んでいると、

まるで反乱でも起きたかのごとく、

私達の後ろに並んでいる白人の中年集団が、平気で蛇行している列を無視して、

前の方に割り込みだしたのです!

 

もう係員も誰もいないので、やりたい放題カオス状態です。

 

さ「ちょっと、なんなの!むかつく!」

ゆ「ほんまや!うちらだって、ずっと並んでたのに!」

男の子「もう、並んでたら馬鹿みて倒れるだけっすよ。あいつら平気な顔してやるから!」

 

それからはもう、割りこまれた分、そいつらに割りこみ返して、

更に割りこまれるから、3人で協力して秩序を守るっていう、

ただでさえ劣悪環境なのに、更に苦痛の時間となりました。

 

トータル、3時間くらい。

バックパック、まじで重すぎて放り投げたくなったし!!

ちなみに、荷物検査なるものは、ここではなかったので、

バックパックは手元に苦労して持っておかなくてもいいかもしれません。

ただ、この時とおんなじようにろくでなしばかりが一緒になってしまったら、

バックパックをとりに行っている間に割り込まれるかもなので、

なんともなんですが。。。

(ほんっと最後の審査カウンターに行くのすら、グダグダで椅子とりゲーム状態なんですよ!)

 

ここまでずーっと、岡村さん達のこと思い出して切ない気分になってたのに、

一気に覚めたし!

 

これ、ほんと一人だったら何時間かかったんだろうと思うとぞっとします。

倒れてたな。まじで。

本気で、ゆきさんと一緒にバンコクに戻ることにして大正解だったと思います。

 

というより、もうカンボジア ⇔ タイの陸路での国境越えはちょっとうんざりかも。

 

なにはともあれ。

外へ出た頃にはもう、持ってきた水もすっかりなくなり、

本気でふらふらで倒れそうでした。

 

屋台のおじちゃんから水を買います。

 

さ「いくらー?」  

おじちゃん「10B。コップンカー」(^∇^)


あー。バーツだ。コップンカーだ。

タイに戻ってきたんだ。

 

ここからは、待っていた係員に言われるまま、

待っていたソンテオに乗りこみました。

何を見て係員が判断しているかは、こんな風にテープを服に貼られるので、

それを印にしているようです。↓↓

そしてそこから、2、3分ほど走り、小さな食堂に下ろされました。

ここからまた乗りかえるようです。

とりあえず、ここで3人でジュースを買って一休みしました。


少しすると、バンが到着。

そして、運転手のおじちゃんが何人かに声をかけ乗せていきます。

どんな風に選んでいるのかわかりませんが、私も選ばれました。

 

さ「あ、彼女も友達なんだけど!」

と、ゆきさんの事を言うと、OK、OKと。

男の子「じゃあ、ここでお別れっすね!カオサンで見かけたら声かけてください~」

この喧々囂々とした国境越えを共に乗り越えた彼ともここでさよならです。

(しかし、ゆきさんはこの後ラオスで本当に偶然彼と出会ったそうです!運命ってやっぱり凄い!!)

 

バンまで案内してくれると、運転手は一番後ろに乗っていた欧米系の男の子達に、

「君達は、前に移動しろ。彼女達は友達同士なんだ。」と言ってくれて、

「ああ。もちろんいいよ。」と彼らも快く席を譲ってくれました。

 

そして、まるでサファリのようなだだっ広い場所をひたすら走って、

途中、景色が見えないほどのスコールに襲われ事故るんじゃないかとびびりつつ、

夕方6時過ぎ、バンはカオサンへ到着しました。

時間的には大したことないのに、ほんっと散々な国境越えだった・・・

 

 

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一人旅が大好き。特に長距離バスを乗り継いでの移動が多く、現地の人との交流がとても好きです。 読んでくれた方が、旅気分になってもらえるようなサイト作りを心がけています。

View Comments

  • サヨちゃんへ

    一般的に・・欧米人はマナーが良いと・・

    私の海外旅行では・・そう思ってました。

    でも、人間だから・・いろんな人達がいますね。

    パリの・・ある店でカードで買おうとしたら・・

    パスポートを見せろと言われました・・

    poko{パスポート・・ホテ~ル~!

    {英語が・・得意pokoj爺だから~}(  ̄っ ̄)

  • あらら。。

    さよさんへ

    まずはタイ入国されたんですね
    日本にも平気な顔してのズル込み
    をする方見かけますが・・・・
    世界にもいるんですね\(*`∧´)/

    まぁ~道徳の問題ですね。。
    暑い中ご苦労様でした。
    倒れなくて良かったです(*^▽^*)

    ではお体に気をつけて良い旅を~♬

  • ずるする人

    ムカつくしぃ
    がんばれ 正直日本人

    何処へ行っても
    「旅の恥はかきすて」はいけません。
    日本人の全部を背負っているとおもって
    品行方正で・・・・・・・・
    負けちゃうか~~~そんなこと言ってたら

  • わぁ~大変でしたね

    想像力豊かな私は(笑)、記事読んでるだけで、同じようにフラフラになりそうでした!

    よく頑張りましたね!!偉い偉い!!

    私も、割り込み、注意する方(笑)
    聞き入れる人1割(笑)

    微笑みの国に戻ってきて…また、どんな旅が始まるのでしょう(・∀・)

    楽しみにしてまーす♪

    ブログ、いつも覗いてくれてありがとう♪

  • お疲れさまでした~ヽ(;´Д`)ノ
    大変でしたね~・・・
    日本人的には「えっ??!!」ってなりますよね。マナーというか、モラルというか・・・( ̄_ ̄ i)
    でも、無事にタイに戻ってこれてよかったです!