なんとか熱はさがったものの、いつも体調が悪い時に出る胃腸炎の痛みがうっすら。。。
どうか、このまま回復しますように。
一日ぶりに鏡を見ると、、、
な、なんか私、頬こけてる感じがする。。。( ̄Д ̄;
チェンマイで蓄えた、脂肪もみるみる落ちてきたらしく、
ちょうど良かったジーンズも、今じゃずり落ちていく始末。。
ああ。そういえば、アユタヤで会ったヒロシさんも、ここ半年の東南アジアで30キロ痩せたって言ってたな。。。
今日は、ちゃんとレストランに入って、食事をしよう!!
向かいの小学校では、子供達が元気に遊んでいました。
今日も、ラオスの日差しはきつい。
やっぱり、かばんが重たく感じる。
まだ、本調子じゃない。汗、かかないようにしたいなぁ。。。
歩道ではいつものごとく、チャイナの集団が喋りに夢中になって、道をふさいでいる。
もう!よけるために、ちょっとの段差を登り降りするのも、結構きついのに!
挙句、水を買うために、カウンターに並んでいると、平気で割り込んでくる。
本当に、ここはあんた達の国じゃないのに、何がそんなに偉いの!
体調不良も加わって、めちゃめちゃイライラします。。。
レストランも、今日もどこもチャイナでいっぱい。。。もう、泣きたくなります。
挙句、ボードトリップの勧誘が、「ニーハオ!ニーハオ!」ってしつこく声をかけてきて、
思わず怒鳴る。。。
「うるさい!私はチャイナじゃない!」
え?ああ!君、日本人かー。コニチハ~。
って、背中で聴こえました。
ああ。
自己嫌悪。
よその国の人に怒鳴ってしまうなんて。
しかもお邪魔してるのは、私の方なのに。
タイの始めの頃みたいに、旅を楽しむことをすっかり忘れている気がする。。。
しょぼーんとしたまま、しばらく歩いて、やっとチャイナもいなく、客が少ないレストランを見つけたので、入ります。
メコン川沿いの、とっても気持ちのいいレストランです。
食欲、あんまりないけど、食べなきゃ。
あ、水はちょっと怖いから、コーラにしよう。
店員のおにいさんが、話しかけてくれました。
「君、どこの国から来たの?」
「日本だよ。」
「あ、やっぱり。今日も中国人たくさんいるけど、違う国の女の子のような気がしたんだ。名前は?」
「サヨだよ。」
「僕はスーイっていうんだ。」
にこにこ。(^_^)
にこにこ。(^_^)
「ラオス、暑いね。あ、席移ってもいい?」
「もちろんだよ。木の陰の方へ。
君に会えて嬉しいよ。楽しんで!」
お兄さんは、注文をとると、道路を渡った食堂の中へ。
たぶん、そこで料理を作っているようです。
お兄さんとの会話で、ガサガサにささくれてた心が癒されました。
ポークの野菜いためとコーラ。
あ、ラオスに来て初めてのちゃんとした食事ですね。
ほんとに、体調はともかく、心が元気にならないとだめだな。
笑顔で旅したいのに。
ちょっと、人に疲れてしまっている。
今日は、この人通りが少ない道を歩いて、メコン川まで降りて行って、風に吹かれて水辺で少し休もう。
疲れた時には、水辺に佇む!です!!
お会計をお願いしたら、またさっきのお兄さんが話しかけてくれました。
「今夜、会えないかな?ルアンパバーンにはいつまでいるの?」
「ごめんなさい。私、本当に体調悪くて。明日、ビエンチャンに行くの。」
「そっかぁ。。。明日も来てくれる?今日は良く休んで。」
「うん。そうする。」
「またね!」
この、時のSee you!が、なんだかとてもパワーをくれたことを覚えています。
川沿いの道は、とにかく観光客が少なくて、いい感じ。
絵も売られています。
メコン川へと降りていきました。
暑過ぎて飛び込みたい衝動を抑えながら、足だけ浸かります。
すっごく冷たい!とても気持ちがいいです。
あ、ジーパンばかり履いているので、変な日焼けの仕方していて我ながら笑えました。
ここには、チャイナも欧米人もいないし、ルアンパバーン地元自体の空気が流れていました。
川に入って遊ぶ子供達に何か言いつけてるおばさん。お母さんかな?
それから、川向こうの岸に続く橋がかけられているのですが、外国人は有料のようでした。
ただ、この橋すっごく怖そうだったので、カンチャナブリーの鉄橋程度でびびってる私には
渡れなさそうでしたが。。
何より、今の体力じゃとても無理そうです。( ´ー`)
向こうには寺も見えるので、僧侶達も渡って行きます。
うーん。とっても様になっていますね。
しばし、木陰に座り込んで、水の音を聴きながら考えていました。
あーあ。
せっかくずっと来たかったラオスに来たのに、なんだかラオスの水が合わないなんて。。。
なんか悔しい。
クアンシーの滝にも、洞窟にも行ってないや。。。
でも、まだまだ先は長いし、ここで無理して倒れてる場合じゃないもんね。仕方ない。
何より、ちゃんとラオスにいることは事実なんだから。
旅を進めなきゃ。
でも、なんか今も体調のリミットが迫っている感じがするので、ここにも長居してられません。
お寺は行かなくちゃ。
今日は、ちゃんとお寺に行って、ハルコのこと、お願いしてこなきゃ!それだけは欠かせません。
階段を再びのぼります。
ぜいぜい。。。
ぜいぜい。。。(;´Д`)ノ
このいつもだったら大したことのない階段が、ものすっごくきついです。
しかも、階段を半分くらいのぼったところで、緑の蛍光色の縞模様の細長い蛇がいて、
向こうも私がいることに気付き、おろおろしていました。
階段を降りるか登るか、敵らしき私を警戒して、しゃーしゃー言ってます。((゚m゚;)
私、アラクノフォビアなんですが、蛇は見てるくらいなら、まぁ平気。
でも。
こんな色鮮やかな蛇見たことないし、外国の野生の蛇なんて怖いじゃないですか!
しかも、今こっちに向かってこられたら、逃げるだけの体力がありません。。。
早く、どっか行ってくんないかなー。
あー、もうクラクラする!
早く階段登ってしまわないと、体も物凄く重たいのに。
ああ。
そういえば、
ハルコを死なせてしまった前もこんな風だった。
私は、自分の胃腸炎に苦しめられていて、体調の悪さで精いっぱいで、
ハルコの異変に気付いてあげられなかったんだ。。。
早く、お寺行かなきゃ!
、、、はるこ。
蛇なんかに負けてる場合じゃないのに。。
もう立っていられなくなって、階段に座り込みました。
なんかもー、何やってんだろう。
だけど、メコン川の風はとっても優しくて、冷たく、私を癒してくれました。
だめだ!
ハルコを弔うためにも、こんなとこでまだ倒れるわけにはいかない。
今日はもう宿へ帰って休もう。明日、寺には絶対に行こう。
そして、ゆーっくり歩いて、宿へと帰りました。
入口には、いつものチビちゃんがお出迎え。
もうすっかり私のこと、覚えてくれたみたいで、じゃれついてきます。
「ごめんね、今あんまり遊んであげられないんだ。」
クゥーンと鳴く子をなでて、部屋へ戻ります。
もう、倒れるように眠りました。
だからなのか、ハルコの夢を見ました。
はっきりと内容は覚えてないけれど、ハルコの夢を見ただけで、なんか幸せでした。可愛い可愛いしっぽが揺れていました。
夜には、だいぶ体調が良くなったので、最後のナイトマーケットへ出かけました。
今日も、夜ごはんは、クレープを食べます。
マンゴーバニラ。
このおばちゃんの屋台で食べました。
サンドイッチ用のパンが、こんなにたくさん。
ルアンパバーンのクレープ、おいしかったです!ビエンチャンでも出会えるだろうか。。。
そして。
なんと、とうがらし塩を発見!!
これ、タイの屋台とかでフルーツ買ったときに、いつもついてくるやつかなぁ。
とりあえず、お土産に購入。
2つ買うので、端数負けて!とお願いすると、快く負けてもらえました。(*^ー^)
で、屋台の女の子から、どこから来たの?と聞かれたので、日本だよと答えると、
その子の目が、みるみる輝きだして、日本語で自己紹介をしてくれました。
「すごい!日本語、とても上手だね。」
「お寺で日本語を勉強してるの。」
「へぇー。お寺で?」
「まだ、5ヵ月だけなんです。」
へぇー。ラオスのお寺でそんなことをやっているのかー。
もっと、こういう日本語を勉強している子と仲良くなってみたかったな。
ルアンパバーンでは結局、ほぼ倒れこんでただけだったー。。。(´Д`)=з
ビエンチャンでは、できなかったこと、たくさんできるかな。。。
宿へ帰ると、仲良くなった日本人の旅友達からメールが届いていました。
元気に旅しているみたい。
同じ、女一人旅で、彼女がたくましく旅を続けていることを知ることができて、
凄く、元気をもらった気分でした。
早く、体調良くなれ!!
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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View Comments
頑張れ~!
体調悪いのにブログのアップありがとうございますね。
ハルコちゃんがありがとう、十分ですよ、早く体調を治してといっているのですよ。
この塩
買おうと思ってたのに忘れてた(T_T)
『ラオスの水が合わない』というより、
ラオスにいる集団が合わないように感じたんですが、
『ラオスの水が合わない』のですか?
体調を整えて、また楽しい旅が出来る事を祈っています。