AM6:00過ぎ、ビジャソンのイミグレへ向けて歩き出しました。
タクシーがやたら声掛けてくるし、乗る人も多そうだけど、
歩いて10分程度で、しかもまっすぐなので迷うこともないので、
タクシーを使わなくても余裕です。
まだまだ朝だから、人もほとんどいないし、静かだけど、
ビジャソンは、こんな町。
ウユニほど、田舎ではないけど、ラパスのちょっとはずれに行った時の景色に近いかな。
で、イミグレに近づいた方が、お店なんかもあって、
ネットカフェなんかもありました。
え?
何もあの寒いバスターミナルで夜を明かさなくても、良かったんじゃないかって?
いやいや。
地元の人達とも交流できたし、ボリビア人の日常を体験できたので、120%あれで良かったんだ!うん!
そして、更に進むと、たくさんお土産屋さんが並んでいました。
国境に、お土産屋さんが並んでる国って、初めて見たかも。
どこの国も、陸路イミグレ付近は、何もないイメージだったから。
3人、楽しく歩いてたら、あっという間に到着したよ。
ボリビア、南の町ビジャソンの陸路イミグレーションです。
ところで、ボリビア~アルゼンチンの陸路イミグレは、悪評が高く、
窓口に一人しかいないから、3時間かかったとか、いや6時間だとか、
良いうわさがないのです。
でも、朝一だったからか、10人ほどは並んでたけど、
出入国合わせて、30分もかかりませんでした。
窓口は、本当に一人だったけどね。
やっぱり私にとって、一番最悪なイミグレは、
カンボジア~タイの陸路イミグレ。
あの暑いのに、更に地獄の3時間は、今も忘れられない。
そして。。。
ボリビアが終わります。
ボリビアとアルゼンチンの国境を意味しているような、
キアカ川が流れています。
アルゼンチンの入国審査も終えると。。。
ついにアルゼンチン、国境の町、
空が晴れたってのもあるにはあるんだけど。。。
振り返れば、すぐそこはボリビアなのに、
アルゼンチンに入った途端、急に雰囲気が変わりました。
なんかなんか、
急に雰囲気が明るくなったというか、
建物の感じも、道路も、時代をひとつ、飛び越えた感すらあって、
これぞ陸路イミグレの醍醐味!面白い!!
だけど、野良犬はやっぱりいるんですけどね。
ワンさん達は、やっぱりルカに魅かれるらしく、
いつしかどんどん増えて、5匹くらいと一緒に歩いていました。
ルカは本当に犬に好かれる人だ。
で、このラ・キアカのバスターミナルまでが、結構遠くて、判りにくかったんですよ。
ルカが通りすがりの人達に何回も聞いて、計15分くらいかかったかも。
すぐにあると思ったのに。
とりあえず、イミグレを抜けたら、最初の突き当たりは右へ。
ポリスが見えてきたとこでまた曲がります。
ここからなんか結構歩いた。あっちこっちに。
いつもの一人旅だったら、心細さ全快になるやつ。
で、やっとバスターミナルに着くなり、いきなりチケット売りのおじちゃんが声をかけてきました。
まず、ここから目指すのは、サルタという町まで。
おじちゃん「一人、370ペソ(2545円くらい)」
相場わかんないなー。ルカどう思う?
「いや、これは高い。他を探した方がいい。」
そして、バスが停まってたところで、また声をかけてきたおっちゃん。
しかも、このバスがそうで、すぐに出発するとのことじゃないですか!
さっきの値段より、一人20ペソ下がったし、とにかく今日のうちに行ける所まで行ってしまいたいので、
妥協して、お願いしました。
ついでにおっちゃんに両替もしてもらった。
なんか完全、流れに身を任せ状態。旅にはそういうのも必要。
ラキアカのバスターミナル。
ちょっと、ごちゃごちゃしてる感じ。
サルタまでは、ルカとも一緒のルートなんだけど、その先が別々。
ブエノスアイレスへ向かうルカに対して、私達は、ひたすら東へ向かう。
しかも、ルカは既にチケットを持っていて、彼のバスは、1本遅いバスでした。
ルカともっと一緒にいたいけど、この後の私達のルートは、かなりシビアで、
とにかく1時間でも早いバスに乗って急ぎたい。
よって、いきなり、ここでお別れになってしまったのです。
この事実に気付いて、かなりショックを受けるゴロー丸。
かなりバタバタしたローカルバスで出会って、そこから極寒の国境を共に渡ってきたルカと私達。
過酷な環境を一緒に乗り越えると、人は信頼関係が生まれるって、
吊り橋効果的なものもあり、こんなちょっとしか一緒にいなかったのに、
ルカとは、本当に凄い一緒に居た気がする。
いっぱい、お話もしたからだよね。
ゴ「ああ~。ルカ~~~!泣」。゚・(。ノД`)
ガシッとルカに抱きつくゴロー丸。
こんな彼を見たのも、初めてかも。
「ルカ、色々ありがとね。日本に来る時は、絶対教えてね。ガイドするから。また、会おうね。」
私も、ルカとハグをしてお別れです。
そして、このバスに乗り込みます。
そして、乗り込んで間もなく、
AM 8:50、バスは、サルタへと走り出しました。
窓の外で、手を振るルカが小さくなっていく。
ルカがいたから、寒い国境も楽しい時間になったよ。
優しいルカ、またね!!
ゴロー丸、ウユニでのお別れに続き、旅先の別れのオンパレードに、
もう、早くも心折れまくり!
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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View Comments
パックのツアーじゃないから
出会いも別れも 同じ数
再開の確率は少なくても
意外なところでの再開が待っていて
「え?!!」ということもある
ご縁を感じますね
やっぱり!旅はドラマでした!何が起こるか分からない~~。 クスッと笑ったり?!ジンワリ来ちゃったり?! フレーッフレーッ♪\(^O^)/