無事、空港から重慶大厦へ到着しました!
憧れの重慶大厦です。ずーっとここに来てみたかったー。
出発前の記事にも書いた通り、香港旅の間、お世話になる宿は、重慶大厦です。
重慶大厦とは、なんぞや?
簡単に言えば、宿の宿泊代がとてもお高い香港では、かなり安く泊まれる宿がたくさん入った大きなマンションです。
以前も書いた通り、沢木耕太郎さんの”深夜特急”にも登場するのですが、世界中のバックパッカーが集まる場所でもあるのです。
でもって、ここの大きな特徴と言えば、洗練された街、香港の尖沙咀(チムサーチョイ)エリアにありながら、この中に一歩足を踏み入れると(はたまた、踏み入れる寸前から)インド要素があっちにもこっちにも溢れているのです。
って言うのも、インド人の経営するお店や宿が複数、このマンション内に存在しており、いわば客引きが、自分の宿に泊まらせようと、とにかく声をかけてくる!
「ニセモノの時計あるよ!」
↑これは、ニセモノとちゃんと言わないと、法律的に訴えられたら困るからだそう。
「コニチハ!どこの宿に泊まるの?」
この、人がつめた。。。もとい、都会的な香港で、こんなにも旅人に声をかけてくるのは、さすがインド人。
私は、やっぱり嫌いじゃないよ。君達。
ただ、やっぱりインド人と思うのは、
「うちの宿においで」
「私達、もう宿は予約して持ってるから。」
「どこの宿?」
「フォーチュナーゲストハウスだよ。」
「あー、そこ悪い宿だよ。」
うそつけ!!
「うちの宿に来れば、ハッピーだよ。綺麗でとても広いよ。
え?なんで来ない?あー、もうあなたの香港旅行、だめだね。」
っていう、さすがインド人的な会話もあるので、騙されずに。笑
中はだいぶ、外の街並みとは異なる景色。
インスタにも一足先に載せたけど、この空気感の方が実は好きだったりする。
中には、両替所が複数あり、かなり朝早くから夜遅くまで開いているので、とても助かります。
レートはかなりカウンターによって異なるので、根気強く見比べるといいと思います。
しかも、香港で両替するなら、重慶大厦内でするのが、かなりいいレートで両替してくれるのでおすすめ。
なので、空港では、オクトパスカード分または、市内までの交通費分程度にして、後は、重慶大厦で両替することをおすすめします。
ってことで、両替を済ませたら、いよいよ宿へ行きましょう!!
で、ですね。
正直、安さではかなり重宝するけど、重慶大厦があまりおススメされていない理由があるのです。
実は、香港についてたくさんアドバイスをもらっていたイギリス人の生徒から、泊まるホテルが決まったら、教えてほしい。いいホテルかどうか見極められるからと言われていて、
「重慶大厦に泊まってみたいんだよね~」
って話をしたら、
「Why?」と深刻な顔で言われ、
「いやぁ、憧れなんだよね~」(^_^;)
「先生はいつもそうだよ。先生の旅行の仕方って、謎すぎだよ。たいてい、普通の日本人は素直に普通の綺麗な安全な、ホテルに泊まりたいのに。」
と、半ば呆れ顔で言われたというエピソードがあったのです。
と、香港に詳しい人でさえ、泊まるなんて首をかしげるらしいと言うことがわかったのですが、
あ、ただ重慶大厦にも高級ホテル並みの宿もあるそうです。まぁ、数店舗だけらしいですが。
で、個人的に感じたのは、治安が悪い、なんてことは全くなくて、ボロすぎて汚い、なんてこともなくて、
欠点と言えば、エレベーターの便の悪さ。
とにかくエレベーターに乗るのが大変。
ってのも、17階建ての建物の中に、宿が複数あり、その上、住民ももちろん暮らしているので、物凄い人の数が行き交うのです。
エレベーターは棟によって分かれてはいるものの、私達の泊まるA棟の13階まで行くためのエレベーターは一基しか動いておらず、その上、乗れるのも大きな荷物を持った旅人達がせいぜい5~6人。
エレベーターに乗るための列が出来ていて、なかなか来ない!
エレベーター内にはモニタがついており、下でちゃんと中の様子が、誰でも見られるようになっていて、治安対策はばっちり。
で、変に割り込みとかもないように、ちゃんと係員の人が誘導していて、順番抜かしでもしようものなら、係員のおっちゃんに厳しく注意されるので、秩序は守られていると思います。順番を守る日本人にも安心ですな。
しかし、それでもなんでもとにかくこのボロくて遅いエレベーターのせいで、待たされること20分以上。
噂には聞いていたけど、実際にこの場に来てみると、なかなかのものですよ。
乗り場の前に、エレベーターの停まる階とゲストハウスの一覧表が出ているので、確認忘れた!って時は、ここで調べられます。
でも、こういう異国の旅人を迷わせない心遣いは大事。
空港でも思ったけど、香港って親切なのか冷たいのか、考えてしまう国でもあるなー。
表示が偉いのか!日本の移動用の表示もかなりレベル低いしな。
そして、やーっと、本当にやーっとエレベーターに乗れ、辿り着いた宿の入口にて、早速小さなハプニングに遭遇することとなったのです。
私達の宿は、サイトで予約して来た、Fortunate Guest Houseという宿なんですが、11階。
エレベーターを降りて、宿のある入口へ向かい、インターホンを押してみるも、誰も出てこない!!
入口はもちろん、鍵が閉まっているし、他に人を呼べそうな感じもなく、どうしたら。。。
私達、いきなり宿がないトラブルですか?
いざとなったら、下のインド人に言えば、いくらでも泊まれそうな宿はありそうではあるけれども。
ゴロー丸と二人、いきなり途方に暮れた、これまた苦手な宿トラブルに遭遇してしまったのです。
蘇る、プエルトイグアスでの宿ハプニング。
はたまた、ラオスのルアンパバーンの宿探し。。。
あれ?もうチャイニーズニューイヤーって終わってるよね!?
宿のハプニングがあると、真っ先に考えてしまうのは、中国の祝日ですよ。はい。。。悪夢すぎる!
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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