陸路移動が多い私の旅では、とにかくお世話になりまくっているのが長距離バス。
聞いたこともない田舎の町や、現地の空気感を見られるのは、いつもお得な気分です。その上、いつか行ってみたい町を見つけられたりもするのです。
でも、色んな心配があるのも長距離バス移動ならでは。
24時間乗り続けるのなんて当たり前。
となると、一番気になるのはトイレ事情だったりするのです。
今日は、国やエリアによってかなり異なる長距離バスについて紹介。
ローカルバスから観光客の為のVIPバスまであるけど、基本、安さを求めて利用していましたが、耐えられない!って思うようなバスはありませんでした。
ツアーデスクが街中に山ほど並んでいるので、いくつも周って料金を効いて交渉もするのです。
東南アジアの長距離バスは、基本エアコンがガンガンに効いていて寒いくらいです。
なので、上着とトラベルシーツなどかけられるものはあった方がいいくらい。ブランケットは安いバスだったんでついていませんでした。
食事なんかもついていません。でも、水は結構ペットボトルで配ってくれることが多いのがありがたかったです。
あとは、24時間くらいの長距離バスになると、椅子が座イスのように、好きな角度に起こせたり倒せたりするので結構楽チンでした。
つまり、足元は前の人の倒れた椅子の下に入りこむ式。
ただし、私は足が長くないのでちっとも気になりませんでしたが、隣になった欧米人の男性とかは窮屈そうでした。
足が長いのも、こういう時困っちゃいますね。
で、東南アジアのバスって乗り換え多過ぎ!
必ずあるわけじゃないと思うけど、何も聞いていないのに突然乗り換えてくださいってなるからそれが面倒。席も指定席じゃないから席取り合戦必須だし。
それと基本、東南アジアで流行っている音楽や映画が大音量でかかってます。これは、ドライバーの眠気防止らしいんだけど、ウォークマンの音楽を聴いていても突き抜けてくるくらい大音量。
いいとこもあるけど、予想をはるかに超えてくることも。
これは、ベトナムの長距離バスのテッカテカなバス車内。かなり光がうるさい。
そして、肝心のトイレ事情。
ついているバスとついていないバスがあります。そして、ついていても使えないというバスもありました。
そういうバスは途中でトイレ休憩に寄ります。
その時に、食事休憩もついていて各自実費で食事を摂れるけど、まだまだ長い時間乗ると思うと不安過ぎて食べる気分にもなりませんでした。
がっつり休憩時間があるならいいけど、10分とかの時もあるので、それで降りて置いて行かれたなんて話も旅友に聞いたことがありますが、対策としては、一人旅の時は、隣の人と仲良くなっておくこと。
あとは、ドライバーとかアテンダントがいればその人に愛想をふりまいておく。そしたら、何かと気にかけてもらえます。
で、トイレ休憩もない途中、どうしても行きたい人はどうしているのかと言うと、ドライバーに言って停まった隙に行くようです。
と言うのも、東南アジアのバスは、荷物運びなんかも同時にしているので、結構ところどころで停まります。その隙に男性なんかは、ささっとバスから降り、少し奥に行って済ませてる人も結構いたけど、女性はできません。
一度だけ、思いっきりバスを降りて真横でトイレをし始めるっていうツワモノのおばちゃんを見た事あるけど。
ただでさえ暑いし、トイレ事情の不安も加わり東南アジア旅はどんどん痩せて行きましたね。
ネットから予約が出来て、座席指定もできたりするので、安くなる日にちを選んで予約して次の街へ進んでいました。これは本当に楽。
そして、車内も清潔だし、体の大きいヨーロッパ人に合わせて座席間が広い!
その上、ニ階建てバスなので景色は最高。
あとドリンクサービスがあるバス(Student agencyとか)は、温かい飲み物をもらえるのでそれが凄く良かったです。
ちゃんとアテンダントさんがいるので、降車地に近付くとアナウンスをしてくれるのも高ポイントでした。
トイレももちろんついているので、安心です。
(ただ、流れないとかはあったけど。)
食事はついていません。
マイナス点は一度だけ、確かオーストリアからハンガリー行きとかで、なぜか荷物を預けるのにお金をとられたことくらいかなぁ。
南米はやっぱり治安が気になります。特に長距離バスになると、旅友の話では強盗に襲われたなんて話も聞いていたので、安全をお金で買うつもりで、セミカマ、カマと呼ばれる旅行者用のVIPバスに乗るようにしていました。
もちろんVIPなので、乗り心地は最高です。
椅子は凄い倒れるし、ソファーみたいに柔らかいし、ブランケットはついてるし、
個人用モニターもついていて飛行機の中みたい。
くつろいで撮った一枚。
車内の過ごし方はこんな感じ。
そして嬉しいのは、簡易的だけど食事がちゃんと出ること!
24時間を超えるような長距離バスだと2~3回出るのです。あとは、温かい飲み物やインカコーラも結構な感覚で配ってくれる。
トイレももちろんついているので安心だし、座席は完全指定なので席取りのめんどくささがないのもいい。
特に安全を配慮しているバスだと、乗客、乗務員共に荷物チェックやアルコールチェック、顔をビデオ撮影されるなどの徹底ぶりもとても良かったです。
こんな快適なバスで世界中、旅出来たらいいなぁー。決して安くはないけど。
南米バスは、やっぱり時々、荷物を預ける時と受け取る時にお金を請求されたのがマイナス点かな。それをチップとするのかもしれないけど。
バスを使ったのは一度きりだったけど、
感想としては、「まー、インドだし。」という感じ。
ちゃんとエアコン効いてました。東南アジアに引き続き、寒いくらいに。
ただ車内は、もちろんトイレなんてついていません。
トイレ休憩があるのでその時にささっと済ませるのですが、インド側のイミグレで参った!って思ったのが、トイレ。
男女まぜこぜの乗客みんなが並んでいるすぐそばに、胸くらいの高さまである板が一枚置いてあり、その板で隠すようになっていました。
つまり、覗こうと思えば簡単に覗けるのです!!
もちろん乗客はこっち見てないし、自分も並んでた時は絶対に見ないようにしてたけど、
でもっでもっ。この緊張には打ち勝てない!!
かなり際どいトイレでした。
他の、現地トイレ話といえば、扉のないトイレに出会ったことはあるけど、さすがにそれは入れなかったので、置いとくとして、
びっくりしたのは、ベトナムのド田舎の、便器もないし、そういう穴も開いていない、ただのコンクリートだけのトイレ。
一緒に並んでいた欧米系の女の子がびっくりして、これどう使うの?って聞いてきたけど、私だってさすがにそのトイレは入れず。
一瞬、掃除用具入れの扉と間違って開けたかな?って思ったほど。
正解は、近くに水を貯めた大きな樽みたいなのがあって、そこから桶で水を汲んで、用を済ませたら自分で流すらしい。つまり、小専用ですよね。
(この桶でセルフってのは、南米でもかなりありました)
女一人旅などだとどうしても、長時間の陸路移動で、このトイレ事情は結構大きなことでもある気がします。
そんな前にはなるべく食べないようにしているんだけど、移動が続くとかなりひもじい気分になることもありました。
東南アジア旅の時は、食事休憩で食べてないと、現地の人が自分の食べ物をすすめてくれることもあったなぁ。
一人旅の陸路移動の途中のトイレ休憩についての注意点は、当たり前だけど、貴重品や盗まれたくないものは車内に置いて離れない。ちゃんと持っていく。
トイレットペーパーはちゃんと持っておくこと。
あと休憩場所は、何台もバスが停まっていることがあるので、自分のバスをしっかり覚えておくためにも、写真を撮っておくことをおすすめします。
この先も、もっと色んな町に行ったらびっくりトイレに出会うと思うし、郷に入れば郷に従えなんだけど、結局そこだけはうまく従えるのか。
でも、長距離バスでのトイレのしんどい思い出だけは増えてほしくないのが本音です。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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