次の遺跡は。。。
ここ!!
たぶん、たくさんの人が写真などで、
一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
アンコール遺跡群の中でも、
アンコールワットに続いて第二位の人気だとか何とか。
がじゅまるに飲み込まれながら息をしている遺跡、
タ・プロームです。
うんうん。
私も、確かに目にしたことがありました。
カンボジアにあったんですね。
ワット・プラ・マハータート もそうでしたが、
がじゅまるに飲み込まれていく自然っていうのは、
破壊されているのに、なんて穏やかなんだろう。
まるで、こうなることを自ら望んだような、
蓋然的な事なんだと説いているような気すらする。
この世のすべてのことは、懐疑論で唱えられるけれども、
ここには、そんなもの嘲笑うかのように、
がじまると遺跡、ただそれだけの二律背反が存在してる景色。
思わず、そんな風にキャッチフレーズなんかを探しちゃう。
やっぱり、遠い昔からのたくさんの物を運んでいるんだなぁ。
遺跡って神聖な場所ですね。
ここは、本当に崩れかけたままの遺跡でした。
ゆきさんは、遺跡群の中でこの場所が一番凄かったと言っていました。
それくらい、印象的な場所なんだと思います。
長い廊下も、とても静かで、
やがてここもまた樹木に静かに殺められるのでしょう。
こんな風に、人工的に支えられている場所もありました。
なんだか、この木達を取り除くべきなのか、
それとも自然のままにするべきなのか、論争が起こっているようですね。
確かに、この遺跡を未来の子供たちに残してあげたい。
でも、この場所に立つと、人の力なんて愚かで必要のないもの、
自然には太刀打ちできないのだと人間の言葉じゃない言葉で
告げられているような、そんな場所であるのもわかります。
ここもいつか崩れ去るのかな。
生きようとすることだけが力強いわけではなくて、
だからって諦めてるわけではなくて、ただ自然に身を任せている。
人生でも、そういうときってあるなぁ。。。(ってなんだか、話が大きくなってますね。)
それでも、本物の力ならば、たくましすぎて、止められない。
時は、止まっていないんだと、何よりも偉大なんだと、
そんなことを思わせてくれた遺跡でした。
さーて。
ここまで穏やかでしたね。
忘れ去られるくらい、微妙だった女二人旅の空気です。
まぁ、途中途中、相変わらずピリッとはしていたものの、
穏やかな方であったと思います。
でも、嵐の前の静けさだったんですね。
もう、私と呉さんの関係は、戻れないところまで来ていました。
まだ。
それでもまだ、私、ちゃんとは気付いてなかったんです。
このときまでは。。。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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View Comments
形あるものは
時間と共に消えていくもの
人が守らなければ、自然の力で
いつか自然に帰っていくものですね。
なが~~~い時間をかけてね
人間と時間の流れが違うんだね。
・・・どうなる?二人旅
すごいですね。
はじめて知る場所でした。本当にすごいですね。
とても心惹かれました。
サヨさんの言葉が写真にぴったりと馴染んで、わたしもここにいるような気持ちになりました。
>がじゅまるに飲み込まれながら息をしている遺跡。
破壊されているのに、穏やかなそこに。
いつか本当に佇んでみたいなぁ。
ステキなひととき…ほんとうにありがとうございます(*^^*)
こんにちは~^^
こんにちは~^^
毎日仕事の合間に
拝見させてもらってます。
私も前からアンコ-ルワットは一度は
行ってみたい世界遺産だったので
いいな~凄いな~って思いながら
楽しみに拝見させてもらってます。
また呉さんとのその後も気になりながら・・・・
毎日楽しみにしております。(*^▽^*)
追伸:ありがたい玉子型の石は
何がありがたいのかしら・・・?
こんばんは。
ステキな遺跡の写真ですね。見入ってしまいました。
2人旅って、時間が経てば経つほど、難しくなっていきますよね。
私もここ好きです!ここも自転車で!(笑)
アンコール・ワットまではまだしも、ここはチョー遠くてビックリしました!(笑)でも、自分たちだけでゆっくり来たかったので・・・
私も暑すぎて、バテて何回も休みました。夫婦で行ってるから「休むー!」と言えば「そうしようー」ってなる自由度がいい。ツアーなんて、ゆっくり写真も撮れないから絶対イヤやし、個人で行っても他人と行くと色々問題も出てくるし、家族とのんびり行きたい所ですですね!
ここは、ある一説があって、この木々たちが遺跡を破壊しているのか、はたまた、この木々たちが遺跡を支えているのかっていう・・・
その答えは、私は研究者でもないけど、単純にこの大きな木々たちがなくなると、一瞬で遺跡が崩れさりそうな気がするのは私だけでしょうか?
というわけで、木々たちが遺跡を支えてるに一票です(-^□^-)