旅人が旅先で過ごすのに、重要だなと思うのは宿探しです。
ここは短期の旅行と同じだけど、バックパッカーにとっては安さ、安全さが重要。そこに清潔さが加わればかなりラッキー。
今日は、今まで出会った宿やバックパッカーはどんな風に宿探しをしているのか、私の旅スタイルの宿探しについて書きます。
女一人旅だと、身の安全はとにかく心配でもある。しかし、貧乏旅なんで安さもかなり大事。私の旅は陸路移動がメインなので、基本長距離バスで次の町へと移動することが多いです。
夜行バスなどもかなり使うので、朝~昼過ぎ到着予定の時は、宿は予約せずに探すことがあります。
でも、夕方以降到着予定の時は、基本予約を済ませて行きます。海外での夕方到着は、遅れに遅れまくって夜到着ってのがかなり多いんで。
暗くなった初めての町を、重いバックパックを背負って宿探しするのは勘弁。安全面でもちょっと怖いです。
泊まるのは、ゲストハウスだったりドミトリーだったり、時々疲れた時や帰国前に奮発してホテルに泊まったりと、選択肢は色々あります。
旅先で出会った男の子は、寒くなければ寝袋で寝ているなんていう人も。さすがに女一人旅でそれはできないけど。
空港泊は、結構します。
到着した時間が夜中近かったら、一人旅は空港泊が一番快適ですね。
とにかく初めての町では夜中に動くと言うことはしないようにしています。
さて。宿探しへ行きましょう!
まずはどんな風に探しているか。
安くてもなかなかの宿って、ネットに載っていなかったりもするので、アジアなんかでは、乗り物系ドライバーに聞くとばっちりな宿に連れて行ってくれたりもします。これはほんと、当たればすっごくありがたい。
彼らは、宿に客を紹介するとコミッションとして宿からいくらかもらえるみたいなので、時々すんごい強引なドライバーもいるけど、宿自体はちゃんとした宿に連れて行ってくれるんで、旅人としてはうまく利用したいところ。
タイのカンチャナブリーでサムローのおじちゃんに連れて行ってもらった宿。部屋は広いのに安いし、トイレシャワーは室内にあるので、凄く当たりだと思った宿。
でも、この方法はあんまり南米とかでは使えない。悪徳ドライバーと強盗は裏で繋がっていたりするので、歩いて探したか、予約がほとんどでした。
バックパッカーとしては基本ですね。ついでに値段交渉や快適に過ごせそうな宿なのか下見できるんで、気に入らなかったら違う宿に行けばいいので、この方法はほとんどのバックパッカーがとっていると思います。
ベトナムのホイアンで出会った宿。条件付きで宿の支配人さんから安くしてもらって、しかも凄い快適だった。
ちなみにこの方法で行く場合、ガイドブックなどで紹介されている宿でも掲載されている金額より安く泊まることが可能です。
でも、人気観光地や時期などによっては、この予約しないで行ったことでとんだ目に遭うことも。そのエピソードなんかは後で紹介しますが、体力勝負になってしまうくらい苦労する時も結構あるんです。
これが一番楽です。
今は、宿の予約サイトも結構増えたし、お金が引き落とし等で払えるので、旅中の資金が減らずに済むし、お金が足りなくなってもう一回両替なんてこともしなくていいし。
長旅に出て、初日は基本予約していっています。
初日から宿探しをするモチベーションがないのです。(^_^;)旅に出てしまえば、そのうち宿探しは普通になってしまうけど。
でも、この方法も個人的にはかなり落とし穴があると思っていて、これまた後ほど紹介しますが、予約サイトの不手際で予約されていなかったり、写真で見たのと違う!ってのは、ほとんどにせよ、あれこれ理由をつけられて条件が変えられてしまうなんてことも。
しかも、予約サイトって手数料とかとるんで、やっぱり直接行って泊まる方が断然安いのです。
初めて旅に出た頃、どんな風に探したらいいのか、ほんと風任せで、いい事も悪い事にも出会ったし、今となっては良く無事に帰ってきたなって思うくらいなんだけど、
今では、基本予約しないで探す時はネット検索や実際に行った人達の情報なんかから宿の目星はつけるようにはしています。
あとは、町のどの辺に宿が多いのかという把握も。
バスの到着時間が曖昧な時、次の町まで乗り物の乗り換えが必要で情報が不確かな時は、だいたい大きい町や停まる町の名前の目星をつけておくと、安心です。
予約サイトをうまく使って、直接交渉するのもありかもですね。
安い宿って言っても、当たり前だけどピンキリです。
安くても中はとても綺麗で、かなりラッキーって思う宿もあるし、安さにつられたことを後悔する宿もあるし。
一番最新の旅の香港の重慶大厦。着いていきなり待ちぼうけだし、エレベーターは来ないしで参ったけど、一度泊まってみたかったので、まあ問題ないです。
ドミトリーでは、結構それが顕著だったりして、違う国の旅人との出会いが楽しい半面、色々あって良い睡眠がとれないとか、恐ろしい目に遭うとか。
せっかくドミトリーを選んだのに、シーズンオフで自分しかいなくて出会いがなかったりとか。
女性客は私だけだったハンガリーのブダペストのドミ。
とにかく、旅をしている以上、色んな事が起こるんだけど、どんな宿に泊まったかって結構自分では大きいなって思っていて、それはやっぱり、宿のオーナーなどとの出会いもすっごく思い出になるからです。
忘れられないくらい嫌な印象だった宿のオーナーや従業員の人って、ありがたいことに少ないけど、どうせならフレンドリーな人に出会って、地元の人しか知らないような情報を教えてもらったりして、楽しく旅したい。
一人旅は、時には宿の人としか話さないって日もあるし、思いがけずに困ることもかなりあるので。旅人にとって宿の人は、大きな味方。
Iguazu Villa14:
アルゼンチンのプエルトイグアスで泊まった宿の素敵なオーナー夫妻。
トンチャイゲストハウス:
タイのアユタヤでストーカー事件から守ってくれた宿の奥さん。
出会いが楽しくて旅してるとも思うんだけど、その土地の名前を聞くと、宿のオーナーの顔が浮かぶっていう思い出も素敵だと思う。
もちろん、中心地やバスターミナルから近いかとか、他にも考える点はたくさんあるけど、やっぱり宿探しって言うのは、旅の中でかなり重要点だと思います。
次回は、実際に遭遇した、とんでも宿エピソードなんかも紹介します。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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