旅日記 ベトナム ホイアン 長距離バス

ホイアンでの宿探し

投稿日:2014-04-28 更新日:

フエを出発したバスは再度、トイレ休憩を兼ねて土産物屋に到着。

ここで40分も休憩するといいます。

観光バスでもないのに、土産物屋かぁ。

 

すると、乗客のヨーロッパ系の女性が、

「誰かここで買い物したい?しないわよね?ドライバー、私達はここで時間を使うよりも、早くホイアンに行きたいの!!」

と、叫びました。

 

いやぁ、すごいなぁ。。。

他の乗客からは、同意の拍手があがります。

確かに、こんな短時間の移動のバスでわざわざ大きな休憩いらない。

しかも、高級土産物屋なんて、なんのために寄るのでしょう感でいっぱいなので、かなり彼女の発言は素晴らしい!!

よって、バスはすぐに出発することとなりました。

 

なんか映画みたいですね。こんな面白エピソードも長距離バスならではですね。





そして、無事ホイアンに到着しました。

フエで、珍しく町のど真ん中にバスが停まってくれたので、今回も。。。

って考えてたら甘かったです。

またしても、町からだいぶ離れてるっぽい、何もないところで降ろされました。

 

しかも、こんな時に限ってGoogle mapが機能しないんですよ!!こいつめー。

 

フエでバスを降りた時、凄い宿の勧誘があったので、

ホイアンでもたくさんいるだろうって思って、久しぶりに宿の予約をせずに来ました。

しかし、ホイアンでは宿の客引きはおらず、期待外れ

 

だけど、どっちにしろ、到着時間は昼なので、宿を探せる時間はたっぷりあります。

ちょうど、バイタクの人が声をかけてきたので、安い宿を聞いてみようかと思いました。

 

すると。。。

 

「ダメダメダメ!!そんなのについてっちゃ!!」

 

同じバスに乗っていた、二人旅の日本人のおじさんでした。

 

「危ないなぁ。一緒に来なさい!」

 

おじさん達は、すでにホテルを予約しているらしく、ホテルの送迎の車が来ていました。

そして、その車に一緒に乗せてもらえることに!

なんてラッキー!!

 

「いやもう、若い子が一人旅なんて大したもんだけど、もしあなたが娘なら心配でたまらないなぁ。ああいう乗り物の男について行くのは、本当に危ないからダメだ」

「大丈夫?そんな危なげで。。。心配しちゃうよ。」

 

軽く説教をされながら(苦笑、でもありがたいことです)

無事、中心地へ到着。

 

で、おじさん達の宿は、30ドル

当然、貧乏旅のバックパッカーにこんな金額は出せないので、私は他に行きますねーと、ホテルを出ます。

 

すると、おじさんの一人が一緒に見に行く、と。

ホテルを出てすぐに、斜め前のホテルの支配人から声をかけられました。

とりあえず、ホテルの中へ入ります。

でも、すでにもうここも綺麗過ぎて、安くはないのはわかります。

 

1泊22ドル

あー。。。

それでも高いです。。。

 

おじさん達は、こっちの方が安いからこっちに移ると決めた様子。

「なんだったら、3人で泊まってもいいんだよ~。」

「いや、さすがにそれは。。。」

「そうだよなー。ははは。」

「私は、もうちょい他のホテル探しますねー。ありがとうございましたー。」

と、一人ホテルを出ていきます。

 

すると出口で、支配人が追いかけてきて、

「そんな小さな体でそんな重い荷物持って、探すのは大変だよ。君はいくらのホテルを探しているの?」

「10ドルくらいだったら、いいんだけど。。。」

「うーん。でもホイアンにはあまり安い宿はないんだよ。」

そうですよねー。

ホテルを予約してこなかった理由のひとつに、安いホテルが見つからなかったってのもありました。

 

すると、支配人が、

「朝食抜きで、フロント横の部屋にはなるけれど、16ドルでどうだい?」

と言ってくれました。

 

あと一声!って言いたいところでしたが、

こんな綺麗なホテル、安くしてもらったうえ、部屋を見せてもらったらバスタブもついている。

 

他のホテルもだいたい、同じくらいの価格だしなー。。。

そもそも、私、朝食は食べないからなくても平気だし、なにより

お風呂に、久しぶりにゆっくり浸かれる!!

この誘惑に勝てませんでした。

 

「May I have stay?」

「Sure !Thanks!!Wellcome Welcome~」

 

ハイ、清水の舞台から飛び降りた~。

 

ホイアンでの滞在は、ここに決定~。

PHUOC AN HOTEL

この支配人の方が凄く面白くて、滞在中、ずっと私を見かけるたびに

「サヨ~!」

と、名前を呼んでくれたり、冗談を言って笑わせてくれたり、写真を撮ってくれたり。

一人旅で名前を呼ばれるっていいなーって本当に思う。

今となっては、ここに決めてほんとに良かったと思います。

 

部屋を掃除するから、少し待っててと言われてロビーで待っている間、

支配人と色々お話をしました。

 

今までどこへ行って来たかとか、この後の旅のスケジュールとか、日本のこと。

そして、どうして旅に来たのかとか。。

 

実はここの支配人、いとこのお兄ちゃんになんとなく顔が似ていたんですね。

なので、勝手に親近感抱いてたんですが、

何より嬉しかったのは、ハルコの写真を見せたら、「可愛い~」って。


「君の犬?可愛い~」って!    

あ、2回言っちゃった。


もうこれだけで、喜んで泊まります!!って感じでした。(笑)

褒められたぜ!相棒!!

 

掃除が終わり、部屋へ案内してくれました。

クオリティー高すぎ。

結局、なんだかんだあって、ここに来ることも決まっていたんだと思います。

楽しい予感しかないです!ホイアン生活!!

 

 

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執筆者:


  1. まだむ。 より:

    わたくしも言っちゃう♪

    いつも更新を楽しみにしておりますヾ(@^▽^@)ノ

    いやー。
    わたくしも支配人さんに輪唱の勢いで言ってしまいます。

    ハルコちゃん、かわいいいいいいい!!!

    一枚目のお洋服なんて小さな背中を抱きしめたくなるぐらいカワイイですね♪

    うちは残念ながらワンちゃんはいないので
    夫婦で作っちゃおうかしら?このパーカー( ´艸`)

    続きの更新も楽しみに待っております♪

  2. 旅ヨネ夫婦 より:

    いいホテルですね!!
    たまには、ちょっろっとお金出して、いい宿に泊まるのもいいと思いますよ~(-^□^-)
    バックパッカーもたまにの贅沢もアリですよ!!

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Sayo

バックパッカー。
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