おいもタイムは絶対ね!
11月といえば、酉の市。江戸時代から続く、秋の収穫を祝うお祭りです。
さつまいもが大好きな愛犬ネギさんこそ、酉の市に行かなくては!ってことで、一緒に酉の市に行ってきました。
今年は3回、酉の日がある年なので、3回、ネギさんと共に酉の市を満喫できました。
ネギさんと家族の健康を祈って。ご利益がありますように。
Contents
浅草 鷲神社
台東区にある鷲神社(おおとりじんじゃ)の酉の市は、関東三大酉の市のひとつです。
なので、街中がお祭りっていうくらい、屋台の規模が大きくて長い時間楽しめると思います。
名前は浅草とついていますが、最寄駅は日比谷線の入谷駅の方が近いです。
関東三大というだけあって、神社に向かう道ではすでに大きな熊手を持った人がちらほら。
何持ってんのー?って、興味深々のうちの子。
営業時間、開催時間
酉の市は、酉の日になった深夜0時から24時間行われますが、神社へのお参りはもちろん何時でも大丈夫のようです。
神社の境内にたくさんある熊手を売っている熊手商さんのお店は、深夜前の21時頃には、まだ始まっていないところもありましたが、だいたいは開けていました。
ただ、食べ物の屋台はその時間はほとんどが準備中。灯りがいっせいについて始まったのは、一時間前の23時からって感じでした。
なので、ちゃんとした開始時間の決まりがあるものと思われます。
正面に着くと煌びやかで豪華な飾りが出迎えてくれます。
一歩入ると、更に圧倒される景観。
左右にはたくさんの熊手を売る露店が並び、見とれてしまうくらいです。
ちなみに夕方近くと夜の両方行きましたが、雰囲気が全然違ってどちらも楽しめます。
明るいうちは、まだ人も少なくて(お店の人が言うには)、それでも活気がある雰囲気ですが、夜は幻想的で本当に綺麗でした。
まぁ、人が少なめと言えども、こんな感じですでに賑わっているので、ワンコは抱っこ必須ですね。
抱っこされたワンコともかなりすれ違いました。
お参りは、真っすぐ進んだところにあるこちらの御社殿です。
この御社殿では、深夜0時の酉の市の始まり時刻になると、太鼓を打ち始めて、それに合わせてお参りをしたい人が長蛇の列となります。
なのでひとまず私達は、深夜前にお参りは済ませました。
↓帰り際に見た、入り口外まで続く開始後の長蛇の列。
熊手の買い方
お参りを済ませたら、せっかくなので縁起の良い熊手を買いたいところです。
お店もたくさんあって、それぞれに置いてある物もかなり違って、見ているだけでも楽しいです。
それこそ、キーホルダータイプの小さな熊手から、普通の家ではなかなか飾れないだろうなってくらいの凄い大きさの熊手まで。
デザインも、七福神などの伝統的な感じの物だけではなく、わんこや猫の人形がついているような思わず可愛いーって言ってしまうような物まで売っているのです。
実は酉の市の熊手を買うのは初めてでした。
でも、せっかくネギさんと一緒に行くんだから、買ってみたいなーと思って、それとなく調べました。
”酉の市の熊手は、値切れば値切るだけ縁起が良いらしい。”
ってのは、わかったんだけど、実は東南アジアなんかでの買い物でも、値切るのってあまり好きじゃないと言うか、苦手。
ましてや、実際日本で買い物する時は値切ることってあまりなくて、同じ日本人相手にどんな感じでやれば良いものなのか、おろおろ・・・
ちょっと、買おうとしている人とかの様子を伺おうかなとも思ったんですけど、なんせ凄い人なんで、ただ立ちつくしてるのもなんか邪魔になりつつある気がして、それは諦めました。
でも、実は初心者でも心配ご無用でした。
結構、見て行ってくださいねーと声をかけてくれるお店も多くて、そこで初めてなんですって言ったら、ちゃんと色々教えてくれました。
まずは、熊手は小さな物から買って、年々大きくして行くのが縁起が良いとされているそうです。
とは言え、家庭用ならそんなに大きい物に買い替えなくても1000円から3000円くらいのものが相場のようです。
もちろん、熊手は一本一本が職人さんの手造りの為、大きければ大きいだけ値段も上がって、10万円とか50万円とかもあるそうですよ。
ってことで、ネギさんも熊手ゲット!イエイ!!
持って帰る時は、高く掲げて持つのが良いそうですよ!
ちなみにネットで調べた値切って買うものという説ですが、小さな熊手だったので、そんな立場にないかなとか勝手に思って値切りませんでした。
でも、値切っても結局値切った分のお金はご祝儀として渡す物らしいし、近年は神様を値切るなんて失礼だとかいう考えもあるそうですね・・・
とりあえず、ネギさんの神様が無事できたので、ちょっとテンション上がりました。
鷲神社、酉の市の屋台
最初にも書きましたが、街全体が酉の市のお祭りって思うくらい、屋台の規模と数が凄くて本当に楽しかったです。
有名らしいベビーカステラのお店や、多かったのは大盛りのやきそばの屋台。
もちろん他にも縁日らしいたくさんの種類の屋台や、シャーピンやチャプチェなんかの屋台も。
最近の夏祭りとか花火大会なんかでも、こんなにたくさんの屋台って見てなかったかも。
屋台を見て歩くのも、本当に楽しかったです。
普段の鷲神社
浅草鷲神社には、ネギさん小さかった頃来てます。
お正月明けにふと思いついて、深夜の七福神巡りをしたのですが、その時に来ていました。
夜中なのもあるけど、普段は静かながらに明るい空気がここにはあるのがわかるような雰囲気の神社です。
これは、この神社のキャラクターの鷲の絵馬。
可愛いですね!
ちなみに、鷲神社はもちろん、ワンコOKの神社。
酉の市以外でも訪れたい神社ですね。
鷲神社に行ったついでにここもおすすめ!
吉原神社
歩いてすぐ。
ここも七福神巡りのひとつの神社です。
吉原遊郭の守り神として昔は多くの遊女達に信仰されていたそうです。
女性のお願い事を叶えてくれる神様と言われているそうですよ。
吉原弁財天
吉原神社の向かいにあります。
ここは一見、外観からして、華やかな雰囲気ですね。
中も社殿だけでなく、見どころがあります。
ただ、ここには悲しい歴史があって、関東大震災でたくさんの犠牲者が水を求めてここにあった池に折り重なる様にして亡くなったそうです。
そんな悲しみを優しい明かりで祀っている場所でもあるのですね。
長國寺
鷲神社のすぐ隣にあり、御社殿のすぐ脇の道からも行けます。
こちらも酉の市では、鷲神社と一体になっているくらい熊手を売る露店が並んでいます。
こちらも酉の市ならではの華やかさなので、一緒に見ておくのがおススメです。
裏口の方からは、屋台がたくさん並んでいる通りに出られます。
巣鴨大鳥神社
酉の市と言えば、浅草だけではありません。
発祥の地とされている足立区の大鷲神社や新宿の花園神社も有名だし、府中の大國魂神社も関東三大のひとつです。
でも、今年の酉の市の最後に選んだのは、ここ。
巣鴨大鳥神社の酉の市です。
こちらは、浅草鷲神社と比べると、本当に小さな規模ではありますが、その分人混みもあまりないし、落ち着いていてのんびりした良い雰囲気でした。
個人的には、ワンコ連れで行くには巣鴨って結構おすすめの街だと思います。
店内ワンコOKのお店はどれくらいあるかはわからないけど、ワンコ連れでも窓カウンターで何かを買って食べ歩き出来る感じのお店もあるし、何よりおじいちゃんおばあちゃんが結構ワンコに話しかけてくれるんですよね。
それはお店の方もしかりで。
なのでいつも巣鴨に行くと、うちのネギさんはご機嫌でテンション上がりまくっちゃいます。
ベロも出っぱなしになっちゃう。
あなたに会えたおかげで長生きできそうだわ、体の痛いとこが治ったわ。なんて、いつも行くたびに、とげぬき地蔵張りに言ってもらえるんですけど、そんな言葉、言ってもらうとワンコ連れとしては、こちらも嬉しくなりますよね。
この日も、おばあちゃんトリオに3回も会って、その度に、また会ったわねー、縁起いいわーって言ってもらえてご機嫌でした。
話を酉の市に戻して。
小規模だけど、屋台はちゃんと出ています。
屋台を見ながら歩くとすぐに鳥居に到着しました。
ここでも熊手商の露店がありました!
そして、この奥に見えるのが巣鴨大鳥神社の拝殿です。
巣鴨の酉の市は24時間は行われていなくて、今年は9時から23時まで。
なので、その点は注意です。
巣鴨大鳥神社に行ったついでにここもおすすめ!
巣鴨地蔵通商店街
巣鴨に来たからには、ここは欠かせない!
神社からは徒歩5分ちょっとって感じです。
上にも書きましたが、おじいちゃんおばあちゃんがたくさんワンコに話しかけてくれると思いますよ!
商店街を食べ歩きするのもよし、とげぬき地蔵も欠かせないですね。
とげぬき地蔵のすぐそばにはベンチの広場があるので、そこでワンコと休憩もできると思います。
巣鴨商店街は、4の付く日は縁日で、屋台も出ていて楽しいですよー。
巣鴨のキャラクター、すがもんのおしりと一緒に写真を撮れば、可愛さ倍増間違いなし!
一年の無事と幸福を祝う酉の市。それならもちろん、大事な家族でもある愛犬と行きたいものですよね。
来年は、都内や関東の他の酉の市にも行ってみたいです。もちろんネギさんも一緒に!
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浅草鷲神社
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吉原神社・吉原弁財天
HP:http://www.yoshiwarajinja.tokyo-jinjacho.or.jp
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長國寺
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巣鴨大鳥神社
住所:文京区千石4-25-15
最寄駅:都営地下鉄三田線「巣鴨」駅または「千石」駅、どちらも徒歩5分ちょっと
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あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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