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ただのマンション、されど益昌大厦

見上げれば、無数の窓、窓、窓。こんなモンスターマンションが香港にあるなんて。



 

香港島の東の方、太古という駅に来ました。

太古の駅のフォントはこんな感じ。

真っ赤っかで、太古!!って感じですね!!感想が薄っぺらい

でも、太古感を伝えようとする感覚は、びしびしと伝わる。

 

ここには、モンスターマンションが存在するのです。

モンスター??怖いの??って感じですよね。

行ってみましょう!!

 

駅のB出口を出て、この英皇道をひたすら矢印の方へ(出口を背にして左へ)まっすぐ歩きます。

特に何もない駅なのですが、ここはやたらとマンションがたくさんある街なのです。

 

そして、徒歩7分くらい歩いたところにそのモンスターマンションは、ありました。

 

すでにもうお目見えしていますが、階段を登ると凄い景色なのです。

ここは、映画のトランスフォーマーの撮影になった場所で、そりゃもう、かなり圧倒される迫力なのです。

 

 

益昌大厦

 

別にスラム街とかそんなわけではなく、香港の人達が暮らすただのまんしょんですけど、もう密度が凄過ぎて、The香港って感じなのです。

初めて香港に来て、バスの窓から眺めた前衛的なビルとはアンバランスな古いマンションの外観。

 

映画については、観てないのでよくわかんないけど、ここが香港の縮図みたいにすら感じる。

観光地ってわけではないんだけど、ここを見に来ている人達が結構いて、私もその中に入って、黙って見上げて圧倒されていました。

迫りくるような感覚すら覚える、凄いマンションです。

でも、やっぱりここは生活の場で、下では、遊ぶ子供達やおじいちゃんおばあちゃん達が麻雀をしていたりと、かなり都会じゃない香港の日常を感じられる場所なのです。

 

ここの歴史を思うと、このマンションって凄いなぁと思う。

有名な九龍城は、こんなもんじゃなかったと思うけど、やっぱり思いを馳せてしまう。

 

古い日本の町並みでさえ、写真を見るだけで面白いのに、世界には、もっともっと教科書には載らないような歴史を感じられる場所が、山ほどあるんだから。

タイムマシーンで、時間旅なんてできたらなんてことは、大人になっても考えるロマンだけど。

 

やっぱり旅するなら、都会じゃないその国こそが見たいなぁ。

飾られていない方がいい。

だってビルだらけじゃ、隠れちゃって何にも見えないよ。

 

そんな事を改めて思った太古でした。

この旅、何度目かの”来て良かったなぁ”と思えた場所でした。

 

 

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sayo

一人旅が大好き。特に長距離バスを乗り継いでの移動が多く、現地の人との交流がとても好きです。 読んでくれた方が、旅気分になってもらえるようなサイト作りを心がけています。

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