楽しかった大阪のみんぱくの続きです。
民族博物館その1の記事 → こちらから
まずは、インスタントラーメンから。これは、ヨーロッパへの移民が営業しているお店のインスタントラーメンらしい。こういうのも、知ってるーって見るのが楽しいですね。
イースターエッグに、こんなに国民性が出ているとは知らなかった!
どれも綺麗だなー。行った国のイースターエッグのコレクションとかするのも、楽しそうですね。
これは、ルーマニアの陽気な墓と呼ばれている墓標だそうです。
生前の故人の姿を絵で紹介しているらしいです。
入口にあったガーナ共和国のこだわりの強い棺桶もだけど、西洋の墓とひとくくりにできない個性があるんですね。
さて、コーナーは、濃いアフリカへ。
アフリカは、民族衣装なんかも凄く濃いと思うけど、今もなお続く内戦、奴隷の歴史などなど、このみんぱくでも見どころが豊富でした。
まずは、これ。
赤茶けた鉄で造られているのは、一目瞭然のこのオブジェですが、とてもとても深く大切な意味が込められているこのオブジェ。
よーく見てみると、
錠があったり、たくさんの瓦礫によって形が造られているのがわかります。
更にこちらには、
明らかに、ピストルや分解された銃口など、それはそれはたくさんの武器で造られていることがわかります。
これは、TAEプロジェクトで、かつて内戦が激しく起こっていたモザンビークで使われていた武器を、農具や自転車と交換して、その武器でアートを作ったものです。
そして、アフリカと言えば、避けて通れない奴隷貿易の歴史。
実際に使われていた手枷や鎖なども展示されています。
もちろん、そんなアフリカのダークなイメージなものばかり展示されているわけではありません。
街中にある床屋の掘っ建て小屋。
アフリカの女性の民族衣装。
カンガと呼ばれる、とても個性溢れる模様で造られています。
細やかで凄いけど、ちょっと怖い。
で、別の意味でダークな面に戻って来ちゃったけど、
呪術用の人形、コンゴ共和国のミンキシ。
ひぃぃ~!無数の釘が!!
でも、この人形はいわば日本の藁人形とかとは違って、誰かを呪い殺したりするためではなく、病気平癒などの願いを込めての釘だそうです。
だけど、色んなパワーも強そうなんで、ガラスケースからは取り出さないでほしいですね。
やっぱりアフリカのこういう民芸品などは、素直になんだか凄い!って思えるんだけど、正直な感想、ちょっと異質な感じもする。
勝手に抱いている、紛争のイメージや奴隷の歴史、アフリカの人々の一生とここまでの史などが、他の国にはないくらい、なんだか負のパワーで満ち溢れているイメージがあるからなのか、
例えば、この死者の霊とか精霊とか言われているお祭り用の衣装だって、ちょっと怖さすらある気がする。
個人的すぎる印象ではあるけれど、他の国の物に対して思った綺麗とか可愛いとか、そういう印象とはとにかく違って、なんだか末恐ろしい、魂が宿ってるみたいに感じちゃう。
いやー、アフリカの土もいつかきっとこの足で踏みしめたい。
スイカの種の呼び名一覧だそうです。
スイカもこーんなに種類があるんですね。
そして、イスラムの世界へ。
1875年に日本で出版されたアラビアの本がありました。
暴れる夜と書いて、アラビヤかぁ。いったい、なんでこんな漢字を振りあてたんだろう。
そしてここでまた、とっても怖いものが!!
ハラケと呼ばれる女性用の衣装なんだけど、すっごい長い。
3メートルあるそうで、なんだかすっごい怖い!!
こういう服を着た巨大な何者かが出てきそう。
実際は、これを縮めたり折ったりして着るそうなんだけど、でもなんかやっぱり不気味に感じて凄く怖かったです。
次の旅の予定は、イスラムなどの中東地方なんで、こんなんで怖い怖い言ってたら、無事に行けんのかって話だけれども。
可愛い可愛い言いまくってた南米から、今回は怖い怖いばっか言ってるアフリカ、イスラムコーナーでした。
ふぅー。ひとまず、みんぱく、ほんっとうに広いです。
前回記事、今日の記事併せて、まだ半分!
そりゃ、世界一周分ですからね。まだまだみんぱく記事続きますよ!
その3へ続く。
万博記念公園駅から徒歩15分。
※土日などは駅から無料シャトルバスも出ています。
観覧料:420円 開館時間:10時~17時 水曜休館
中は見どころ満載なので、とても1時間くらいじゃ見終わりません。
HP:http://www.liberflyer.com/
どうせ旅に出るなら、使いやすいセキュリポがおすすめ。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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