旅日記 タイ アユタヤ

パナン・チューン寺 そしてもう一人のサムライとの出会い

投稿日:2014-02-14 更新日:

せっかく、こっちの岸に来たので、行ってみたい気になるところは。。。

日本人跡!

名前の通り、日本人がかつて住んでいた跡地。

歩いて行けるかなぁ。。。うん。行ってみましょう!





乗り物系のおっちゃん達をかわし、歩いていると、高速の下で自転車に乗った欧米系男子に道を聞かれました。

どうやら遺跡のある向こう岸に行きたいようです。

 

「遺跡のある岸には、この上の高速からも行けるけど、危ないからこの道をまっすぐ行って、船に乗って行くといいよ!」

 

たった四日程度いただけなのに、偉そうに説明してる自分がなんだか可笑しかったです。

 

実は、アユタヤでは二日前にも、バックパックを背負ったインド系の男の子から、君、ゲストハウスの通りを知っているかい?って聞かれて、

ここを行くと少しあるよって教えたんだけど、

なぜ私に聞いたの?でした。

 

まさか、日焼けして地元人に見えてる??

って、そんなわけないのですが(たぶん。顔は濃くないと思う)

 

乗り物に頼らず歩いてるので、声かけやすいんでしょうね。

だって、乗り物の交渉とかめんどくさいし、別に歩くの平気だし。

 

しかし、暑いなぁ。。。

 

さっき飲んだばかりなのに、もうシェイク的なものが飲みたくなります。

しかも、こっちの方は、ますます人もあまり歩いてなくて、お店とか食べ物の屋台も少ないんですよ。

 

なぜか、この道は、袋に入った魚を売ってる屋台がたくさん。


見てる分には、魚眺められて面白いけど、この炎天下で水は沸騰していないんだろうか。

 

しかし日本人跡、遠いのかなぁ。

なんて、ふらふら歩いていると、道端のおばちゃんが、お寺はあっちだよ~と教えてくれました。

正直寺は飽きた。。と思いつつ、せっかくなので行ってみましょう!

はるこのお祈りも出来る限りしたいですし!!

 

パナンチューン寺です。

ここ、はずれにあるから、観光客があまりいなくて、凄い、地元人らしき人がたくさんでした。

ここは、チャイナ系のタイ人のお寺なんだそうで、かつては中国からの難民もいたそう。

だから、内部も中国っぽさがあるのです。

そして、この寺にも、巨大な仏像があります。

 

高さ19メートルある仏像です。

船乗りの守護仏なんだそうです。

しかもこの仏像は、かつて戦争でアユタヤが壊滅状態となった時、涙を流したという言い伝えがあるそうで。

ぜひとも、近くで見てみたいですよね!

 

が、中には、人が隙間もないくらいぎゅうぎゅうに座っていて、

入れなかった人たちが、入口に押し寄せていて、凄い人です。

かなり崇拝されているのかな。

 

この日、仏像に作務衣を着せかえていたんですね。

これを見ようと、入口に凄い人が殺到していました。

 

あとは、この作務衣の端を中に座っている人たちに投げているのですが、

これを投げられた辺りにいた人々が、少しでもこれに触れようと手を伸ばしていました。

 

ご利益があるのかな?

 

中へは近付けなさそうなので、他の部屋をうろうろすると、別部屋があり、仏像がここにも置かれていました。

しばし、誰もいない小さな仏間で休憩。

やっぱり、はるこのことをお祈りします。

タイの神様。どうか、どうか、はるこのことをよろしくお願いします。

 

やっぱりまだ、はるこの毛並みを思い出すだけで、可愛くて悲しくて、泣きそうになっちゃって…

こんな部屋で泣いてる外国人なんて、見られたら驚きだよねなんて思ったところで、ちょうど数人の人達が入って来たんで、なんとか堪えました。

 

 

寺を出て、再び日本人跡を目指します。

 

道は、、、

どんどん何もなくなって行きます。

道端の家の人達に、じろじろ見られながら。。。

 

これ、本当にあるのかな。。。

ってか、かなり遠いんじゃないのかなぁ。。。。(´・ω・`)

ちょっと、迷いが出てきた頃。。。

 

ワンワンワンワンワン!!!

 

3匹くらいのチーマー犬集団が、あっちの方から登場し、吠えてきました!

 

くっ。。

でも、ここまで来て、負けないんだから!なんてったって、私には世界一の犬が。。。

 

 

ウー!!ワワワワワワワワン!!!!!!!

 

 

わ、、、、

わかったよ!わかったよ!!!ヽ(`Д´)ノ

引き返せばいいんでしょ!!!

 

しっぽ巻いて退散しました。。。。

 

だって、チーマー犬集団ですよ。

走ってくるし、でかくて超怖いんですよ!

 

ガイドブックにも、アユタヤの野犬には、特に注意って書いてあるけど、

正直、かなりムカつくんですよね。

野犬のせいで、行きたい場所に行けないってどういうこと???

 

でも、後ほど、日本人跡に行った人から話を聞くと、

ほんっとうに行かなくていい場所だそうです。

小さくて、ぽつんとした資料館があるだけらしく、そんな苦労してまで行かなくてよし!と。

日本人だし!って使命を感じて行くまでもないそうです。

だから、あの野犬達は私を留めたのかもなぁ~。都合いい切り替え。

 

再び宿へ帰ります。

 

宿には、もう一人の日本人サムライ男子が帰ってきていました。

カツさんとの出会いです。

 

カツさんは、昨日ここのゲストハウスへ来たらしく、

北海道で漁師をしているという、バリバリの日本人男子!

 

漁が休みになるこの時期に、色んな国を旅しているという。

 

一押しは、インド

 

もう、インドの話になると止まりません。(笑)

 

でも、とっても優しくて硬派な人で、早速色んな話を聞かせてもらいました。

 

そして、ヒロシさんとカツさん、

日本人男子ふたりとともに、この旅始まって以来の

最高に楽しくて素敵な夜が、走りだしました。

 

この夜、みんなが言ってた言葉は、”アリガト!シンシ!”

 

カツさん!いつも、ブログ見てくれて、コメントまでくれてありがとー!

やっと、登場だよ!

 

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

 

 

<sponsored link>







-旅日記, タイ, アユタヤ

執筆者:


  1. どすこいガール より:

    どーも(-^□^-)
    ブログ読ませて頂きました(*^_^*)ブログ見ると色々刺激になります☆お互い更新頑張りましょう♪読者登録しても大丈夫ですか?

  2. どすこいガール より:

    また拝見させてもらってます♪私も、もっと見やすいブログにしていこうと思いました!頑張って頻繁に更新していきましょう!笑汗

comment

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

PREV
待ちに待った日本人との出会い
NEXT
アユタヤ最後の夜は素敵な時間でした。

関連記事

ごめんね。もう一緒に歩けない。

久しぶりに爆睡しました。 すっかり疲れ切っていたので、 夜中一度も目が覚めないってのはほんとに久々でした。   今日は、次の地バンコクへの足確保の日。 で、朝支度をしようとしたら、が~ん。。…

続きを読む

かつてない旅先での大波乱

いよいよ今日は、この旅2番目の大イベントとも言える、イグアスの滝へ行く日です。 6:00起床。 さすがにこの宿はちょっと高いので、今日は宿を移動するのです。 なので、パッキングもしなければなりません。…

続きを読む

最終日の朝、様々な民族衣装のパレードが始まる

クスコ最終日。   今日の午後には、再びバスに乗ってクスコを離れます。 すっかり親しんだ、朝ごはんを食べに宿の屋上へ。   ちょうど、別の部屋に日本人の方が泊まっていたようで、 ここで遭遇し…

続きを読む

束の間ブエノスアイレスを怪しい人間になって歩く

今思えば、なんであんなにビビっていたのか、謎!!   バスは予定時刻を大幅に遅れて、アルゼンチン首都のブエノスアイレスのバスターミナルに到着しました。 さあ、ここから再び気を引き締めなくちゃ…

続きを読む

リマ市内移動はメトロポリターノに乗って

リマは、大都会です。 いくら、市内観光は、乗り物に頼らず、なるべく歩く! と心がけていても、歩くには、バカ広いんです。     タクシーやミクロなんかもあるけど、 正直、値段確認もめんどくさ…

続きを読む

瑞芳駅から九份への行き方

すっかり夕方になってしまったので、次なる場所へと向かいましょう! 再び、平渓線で瑞芳駅へと戻ります。 次なる場所は、台北に行った日本人はここも行くというくらいの人気な町、 九份です。   前…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

旅ワン:ネギ

Sayoの愛犬。日本全国を一緒に旅したいワンコ。お芋持参で国内の犬OKスポットに出没中。

愛犬と行く国内の旅

sponsored link