飛行機は20分早く那覇空港に到着しました。
旅行の時のちょっとでも早く現地に着くってボーナスをもらった気分。パイロットの方、ありがとうございます!
なんか、この那覇空港に到着するとき、早速の旅先感情になりました。
島が見えてきた時、ちょっとグッときてしまったのです。
ずっと行ってみたかったけど、なんか後回しにしていた沖縄。何度も行く機会なんてあったんだけど、後回しにしていた理由は、夢破れたような気持ちでもあったから。
実は、20代なりたての頃に沖縄に住んでみたくて、本気で憧れていた時期があったのです。
でも、現実は情熱で行けるほど簡単にはいかなくて、叶えに行けばいいじゃないなんて声もなんの後押しにならなくて、色んな波に飲まれていつしか”いっときの夢”どころか”気の迷いだった”ぐらいに思うことにして、なかったことにしました。
かと言って、うなだれるほどショックだったわけでもないし、諦めきれないならそれこそ一時でも叶えてみたと思うんだけど、それからなんとなく後回しにしていた場所だったのです。
まぁ、普通に悩み事は尽きることなくても自分なりに楽しく生きてきたから、なんの問題もないし誰にでもありそうな”人生の中の選ばなかった選択肢”のひとつに過ぎないんだけど。
なんとなくそんなことを思い出しながらなんかグッときました。涙出るほどじゃなかったけど。
とりあえず、こんな感情も旅っぽくなってきていい感じ。私の旅が始まった感。
島が見え始めた時に嫌な予感はしたけど的中で、天気は曇り。むしろちょっと雨も降っています。
期待していた飛行機からの綺麗な海を見るっていう願いは叶いませんでした。
のちに現地の人が言っていたのは、一年を通して雲一つない晴天ってのは一年で6日くらいしかなくて、本土の人が抱く青い海に青い空ってイメージは、そこまで多いわけじゃないそうです。
でもそれでもなんでも、わくわくする気持ちは変わりません。
そんな気持ちで窓の外を見ていると、隣の席の日本人カップルの男の人が叫びました。
「すげーーー!戦闘機並んでる!マジでかっけー!!」
「あれ、すげー強いんだよ!本気であれが戦いに来たらこの飛行機なんて木っ端みじん」
と、静か—に昔の自分の思いを思い出している私と対照的に凄い興奮ぶりだったのです。
うん。あなたが私と同じ沖縄初旅ってのはよくわかったけど。その、そのさぁ、ちょっとさぁ・・・
まぁ心で思うことすっごいあるよ。
旅に出て、言葉がわかり過ぎちゃうのも問題なのかもなぁーなんて思ったりもしました。
沖縄にももちろん、日本人ならよく知った問題があって、旅に出たらもちろんそれらもしっかり見て考えたいのが私の旅の仕方なので、それらとどんな風な出会いがあるのかそれもまた心待ちにしています。
とにかく、もう旅は始まっています。
一番憂鬱な飛行機タイムを終えたらあとは楽しむだけ!

蘭の花が並ぶ感じも南国に来た感。自生植物を見るのも楽しみ!
今回はバックパック旅ではなくて、最初予定を立てている時に行きたいとこは山ほどあってスケジュールもぱんぱんに詰めてみたけど、なんか慌ただしくするよりのんびり過ごしたいなぁって思いなおして、いつものバックパック旅ではできない買い物三昧も楽しむことに決めました。
UFOキャッチャーもシーサーがたくさん!更にテンション上げてくれるね。

すでに空港内でお土産屋さんがずらーっと並んでいて、買い物しまくりたい衝動に駆られます。でも中には空港価格もあるだろうし、とりあえずがまんがまん。
それにしても、予想をはるかに超えて観光客凄いんですけど。
これでハイシーズンじゃないなんて、本当のハイシーズンにはどんな感じなのか。
ツアーや修学旅行らしき団体客も凄くて、ここんとこ騒がれている日中問題もどこかに行ってしまったかのように中国人観光客も普通にたくさんいます。
やっぱ、沖縄って凄いんだなー。

一通り空港内を歩いたら、早速モノレールでホテルへと向かいます。

空港内は凄く混雑していたけど、モノレールは空港から乗り込む人はそこまでって感じだったので、やっぱり団体客が多いのかな。タイミング的な問題かもしれないけど。
この沖縄のモノレールを見ると思い出す思い出話があります。
昔、バイトの面接を受けた会社が今だとネットに晒されて問題になりそうな圧迫面接、圧迫研修のブラックな会社で、結局みんな研修で辞めちゃう的なやばい会社でした。
3分で何十種類もある商品の個数、値段、特徴を暗記しなさいっていう鬼みたいな内容とか、はちゃなちゃな内容に対するロールプレイとか。
そこで一緒に研修を受けていた一番年上の30歳の男の人が沖縄から来た人でした。
ブラック研修なので、私もかなり苦労していたけど、その人が答えられなかった時に研修担当者が
「あなた30年間何して生きてきたんですか」って言い放ちやがったんです。
私は他人事ながらも、無茶苦茶な超人技を要求されてそれができなかったってことや、たかが暗記できなかったくらいであんたなんかにこの人の人生の何がわかんのって凄い腹が立ったのです。
帰り道、その人と一緒に帰りながら私が憤怒しながら「こんなひどい思いしなきゃいけないなんておかしすぎる」みたく言った時その人は、「いや自分、本当に何して生きてきたのって感じなんですよ。」って穏やかに答えました。
でも、それでもやっとやりたいこと見つかって、地元の沖縄のゆいレールの運転士になりたいから東京で頑張っていつか叶えるつもりなんだって話をしてくれました。
あの人は夢を叶えたのかな。元気でいるといいな。
実は今運転している人だなんて運命的な話、ドラマだったらあるんだろうけど。笑
沖縄のモノレールっていう単語を耳にするたび、テレビなんかで見るたび、必ず思い出す思い出話です。
と、そんな着陸時同様、旅先思慕に耽るのですが、ずーっと聞こえてくる中国語に中国語、またしても中国語、時折ハングル、と心の思いにまで入ってきてかき消されるくらい凄いボリュームでうるさいんですけど。
あれ?私って今回国内旅してるんじゃないのかな?
ゆいレールから見える町並みは、確かに東京都は違うけどちゃんと都会で、でも建物は若干東南アジアっぽさもあるかも。
それにしても暑いです。薄めの上着にしたけど、それでも上着なんて早く脱ぎたいくらいです。
そして予約したホテルのある町、おもろまちに到着しました。

おもろまち、おもろ~って関西弁がどうしても聞こえてきちゃうけど、その”おもろ”ではなくて、沖縄の方言で”思い”とか”歌”とかいう意味なんだそうです。
駅からは徒歩3分くらい。
お世話になるホテル、リブレガーデンホテルに到着しました。

中は部屋のある辺りは吹き抜けになっていて、とても綺麗なホテルです。

とりあえず、まだチェックイン時刻にならないので荷物を預かってもらって、早速初日の散策に出かけることにします。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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