旅日記 カンボジア アンコールワット

ついに来た!アンコール・ワット

投稿日:2014-06-07 更新日:

アンコールワット入口に到着。

さあ、長い一日の始まりですよ!!

 





さっきのチケット売り場も、すんごい人だったけど、

さらにここは人、人、人だらけ。

観光客を乗せてきたトゥクトゥクも、そりゃもう山ほど停まっています。

なんか、これだけ人だらけなんて、想像してた場所とはちょっと違う。

 

オカムラさん「じゃあ、私はあっちの方にいますからね。みなさん、だいたい40分くらいかけて見ています。」

そう言ってオカムラさんはここの軽い説明をしてくれると、私達を入口で下ろしてくれました。

 

さらっと。

アンコールワットとは、ワットと付いている通り寺院です。

歴史に翻弄されてきた建物だけれど、近いものではカンボジア内戦時代にクメールルージュによって、酷く破壊されました。

そして現在は、修復されつつもまだ完全には修復できていない状態です。

それでも美しい寺院は、世界遺産に登録されています。

 

じゃあ、行きましょうか!

念願のアンコールワットへ!!

 

寺院へ向かう道の途中にある足型の石。

阿修羅の足形らしい。観光客に壊されないように、保護されています。

 

ついに、私の旅ラストスパートのカンボジアで、アンコールワットに来ることができた。

私の旅も終わりに近づいてる。

この旅で出会った色んな人が、一足先に来た場所。

色々な人の書いた本で読んだ、色んな歴史背景の詰められた場所。

 

そのむかし、私が初めてカンボジアに興味を抱いたきっかけとなった本、

有名な”地雷を踏んだらさようなら”の一之瀬泰造さんが目指した場所。

私も今日、辿り着きました!!(ノ◇≦。)

 

あ、はるこ!

はるこ、一緒にここまで来たなー!

いつもは、ほとんどバッグの中にしまっているはるこ(はるこの遺毛を入れた犬のケース)を、

今日はバッグから取り出しました。

そしたら、いつもみたいに一緒に散歩してるみたいで、ちょっとじーんとしました。

アンコールワットに、はるこ降り立つ!!

 

しかし、肝心のところは工事中。

またしても、世界遺産、工事中です。ほんっと工事ばっかりだな。。。


ま、、、まあまあ、とりあえず、この最初の門を抜けましょう。

 

上にも書いたけど、やっぱり、宿で出会った先にここに来てた女の子達みんな言ってたけど、すっごい人多過ぎで、イメージとちょっと違う。

もうちょい神聖で厳粛そうな場所かなって、私も思ってたけど、これじゃディズニーみたいだな。

やっぱ、観光地です。

しかもね、遺跡ってだけあって、もんのすんごくあっちいです。。(´д`;)

 

だんだん日差しが強くなってきて、どんどん気温が上がっているのがわかるし、

もう、大して歩いてないのに、滝のような汗が自然に出てきます。

持っている水もあっという間にお湯になります。

 

特に、胃腸炎が治りきっていない身にはかなりこたえます。。

みなさん、アンコールワットに行く時は、体調を整えて行きましょう!!(`・ω・´)当たり前だ。。。

 

最初、行けるなら自転車で行こうかななんて考えてた自分に言いたい。

馬鹿か?!おぬし

アンタなんて、きっと倒れてたわ。。。

 

ま、とりあえず、中央祠堂の中へ入りましょう。

中へ入って、最初に驚いたのは壁に彫られている彫刻の素晴らしさ!

 

こういう絵が、この長い回廊にずーーーーっと続いているんです。

 

元気じゃないけど、元気です。

呉さん「ねー、なんでいつもその犬のキーホルダー、一緒に写してるのー?」

「あー、亡くなった愛犬の遺毛を入れてあるからね。私のお守り。」

呉「ふーん、へんなのー。あはははー。」

 

放っておいてくれ。。。(-_-;)

 

しかし、すっごいなぁ。

これ、彫るのも大変だっただろうなぁ。

外見だけでも凄いのに、中のいたるところまで凝り尽くされていて、

これを昔のカンボジア人が造ったんですね。

芸術家じゃなくても、私淑してしまいます。

 

それらは天井までも!

これらを見ていると、造り上げた人々は、どれだけ宗教を研鑽し、

王を崇めていたかが、その想いが伝わってくるようです。

 

石積みって、どこでもやるんですね。

 

 

中には、ナーガなど、いくつか仏像も置かれています。

この仏像もそのむかし、クメール・ルージュに頭を破壊されたのでしょうか。

さぁ!さらにお堂の上まで登れるので、登ってみましょう。

きっと、景色が綺麗に見えるでしょう。

 

こ、、、この階段を。。。。。。。


ぜいぜい。。。。

ぜいぜい。。。。。。。(´д`lll)

 

くぅぅ~

相変わらず、私の胃腸を握りつぶしているのは、誰だ!!

 

ほんっと、こんな肝心な場所に来ると体調を崩すっていう、

遠足前夜ではしゃぎすぎて熱を出しちゃう子供みたいな自分をのろいます。。。

ルアンパバーンも、ハロン湾も、楽しみにしてたとこ全部で寝込んでやがるな。私。

 

でも。

頑張って登ると、こんな綺麗な景色を見渡せちゃいます。

 

ここでもやっぱり寝仏さん。

そして、中庭。

かつてここから、大昔のクメール人が空を見上げたのかな。

どんな事を想いながら、この場所に立ってたんだろう。

歴史的な遺跡では、やっぱりそんな気持ちがよぎります。

 

で。

日本人として、許せないもの発見!(`Δ´)

 

あの落書きだらけだったアユタヤのワット・プー・カオトーンでは日本語は見つからなくて、

日本人素敵!って思ったのに。

ただ、あの場所がマイナーだったから、日本人来てないだけだったんですね。

よその国の世界遺産=その国の宝物にこんなことするなんて、がっかりです。

 

気を取り直して。

 

裏から見るアンコールワットも素敵です。

 

そして、裏には小さな離れみたいな遺跡もあります。

 

なんか、撮影してました。

カンボジア版、ゼクシィとかですかね。素敵。


ウエディングドレス、いいなぁー。笑

 

ここは、とっても小さな遺跡なので、中も狭いです。

うーん。

お付きの人達が暮らしてた場所なんだよって言われると納得かも。

↑この中からの写真を撮りたいのに、ここに立ってる人がぜんっぜんどいてくれなくて、

めんどくさいから、撮っちゃったけど。ちょっと絵になってますね。

 

で、さらに抜けていくと、

ロードオブザリングでとうもろこし畑を抜けて、

踊る子馬亭に向かう途中、フロド達が隠れた場所そっくりな、

ナズグールが今にも出てきそうな木々が広がります。あ、またしてもマニアックすぎてすいません。

表面や中では、すっごい人だったけど、裏には人がほとんどいないんですよ。

ここ、アンコールワットの穴場です。

 

そして、両脇には池があります。

 暑すぎなので、ここでちょっと休憩。

 

佇むゆきさん。これまた絵になるなー。

この池、もんんんのすごい大量のあめんぼが浮いていて、ちょっと気持ち悪かったです。

よく見てもらうとわかりますが、雨が降ってるみたいに、小さな水紋が広がっているのは全部あめんぼです!

 

まだまだ、今日のアンコール遺跡をめぐる旅は続きますよ!!

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

<sponsored link>







-旅日記, カンボジア, アンコールワット

執筆者:


  1. poko より:

    写真で見ても、彫刻など凄いと感じるので・・

    実際に見ている・・サヨちゃんは感動したと思うな~。

    それに、写真でも判りますよ。

    蒸し暑さの中を・・かなり歩くみたいですね・・

    写真見事に撮れています・・サヨちゃんに感謝してますよ。

  2. ☆まりりん より:

    ん!?

    いつの間にやら手すり付きの階段ができてる!!??
    昔、あの恐怖の急勾配石段を手をつきながらせっせっと上ったよ。
    簡単にのぼれないからか、上は人も少なく静かで落ち着いた場所だったんだけどな・・・

    私もアンコールワット行ったときはお腹が絶不調だったから、自分とダブリ読んでて色々思い出してきた(^_^)

  3. シズねーさん より:

    観光地なんだね

    しかし落書きはいかんぜよ!

    ウユニ塩湖もそんなふうかな
    憧れの地なんだけどな
    人がいっぱいかな
    なんて思ってしまった

  4. ラオウ より:

    おはようございます!

    アンコールワット
    1度は行って見たい所です(°∀°)b
    なんか行った気分になれて楽しいです。
    道中お気をつけて
    旅をつづけてください(^-^)/
    では(^-^)ノ~~

  5. なふら より:

    観光

    ここは午前中に行った方が良いそうです
    午後は暑くて・・干乾しになるって言ってました

    あの階段が付いていない時に
    石段を登って
    アプサラの女神像を見ました

    降りる時 案内の早稲田の先生に
    「ここに捨てて行ってくれ 私は降りない」って言ってしまいました(^^;A

    前の年「彦根城の天守閣の階段を上から落ちた」のでトラウマが(^^;A

    懐かしいです
    そのころ観光客はそんなに多くなかったです
    右の平らな石畳はフランスが費用すべて持ちで修復した石畳です

    いろいろ思い出せてうれしいです!

    良い旅を(^^)/

  6. 旅ヨネ夫婦 より:

    アンコールワット、ホント暑いですよね~ヽ(;´Д`)ノ
    私は、ずっと自転車だったんですが、まじで痩せたと思う!(笑)

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
引き続きアンコール遺跡巡り~パプーオン
NEXT
凛々しいお顔のアンコール・トム

関連記事

メコン川ツアー散策と恐怖のドリアンのチェー

ホテルで朝食をとったら、外へ散策に出かけましょう! まずは、あさって行くつもりのメコン川ツアーの散策、 後は、できれば次の町へのバスチケットもゲットしてしまいたい。   しかし、ホーチミン …

続きを読む

そこはもうウユニの町でした!

朝方、バスが停まった気配に目を覚ましました。 高山病の薬のせいで、(前回の記事、参照)初めて、長距離バスに苦しみましたが、 必死に飲んだ、解熱剤のおかげで、なんとか体調は回復してました。 毎朝、起きる…

続きを読む

Aライン作戦でラパス市内を歩く

新しい町で宿にチェックインしたらまず、やっておかないといけないことがあります。 次の町への足の確保です。 次、どこの町へ行くのか決まっていない時以外は、なるべく早めに確保するようにしています。 特に、…

続きを読む

オシフィエンチム アウシュヴィッツ強制収容所2

すぐに、この第一収容所の中でも、 特別な展示物のある部屋が登場しました。   そもそも当時、すでに先進国だったドイツ。   しかし、第一次大戦で敗北したドイツは、 戦争によって膨ら…

続きを読む

ルアンパバーンへのルート決定!そしてチェンマイの焼鳥屋さん

さらに、時間があるので、散策を続けましょう! チェンマイの大きめの病院がある通りの向かい側に、モン族のグッズを売っているお店を発見。 私、モン族好きなんです!(´∀`)   店内のグッズもと…

続きを読む

クトナー・ホラ・ムニュストの旧市街を歩こう

聖バルバラ教会を出て、旧市街を歩きます。 来た時は、裏道を来たので、今度はBarborska通りを歩いて、ふらふらすることにしました。   旧市街は、石でできた町って感じですね。 古そうな石…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

旅ワン:ネギ

Sayoの愛犬。日本全国を一緒に旅したいワンコ。お芋持参で国内の犬OKスポットに出没中。

愛犬と行く国内の旅

sponsored link