オリャンタイタンボ駅から列車に乗り込み、マチュピチュ村を目指します。
念願の列車に無事に乗ることができて、ウキウキなゴロー丸さん。
駅に来るまでのミニバンでの岐阜事件(前記事参照)にもめげずに、
テンションあがりまくりのゴロー丸さんは、近くに来た旅人に声を掛けまくっていました。
例えば、隣のボックス席の、ドイツから来た4人組。
彼らも、そんなゴロー丸に、好意的に返してくれていました。
ゴロー丸を見ていると、旅の中で傲慢になってしまった自分を省みなきゃなあと思うこともしばしば。
挨拶って大事ですよね。ほんと。
仏頂面で文句を言って、よその国を旅することほど、つまらないことはないなと思う。
で、列車はボックス席になっていますが、全指定席です。
チケットを買った時点で、座席が表示されています。
そして、私とゴロー丸のボックス席にも、ひとり知らない旅人がやってきました。
いつものごとく、ゴロー丸が元気いっぱいに「オラ!」と挨拶したにも関わらず、
その男性は、イヤホンもはずさずに、ゴロー丸を思いっきり無視したので、
私は思わず日本語で、「いやな奴」と言ってしまったのですが、
後々、電車が動き出し、車窓の景色に周り同様はしゃいでいると、
「あの山はかっこいい」とか、「電車、凄い揺れるね」とか、おもむろに話しだしてくれたので、
更にお話しすると、普段の私と一緒で、単なる一匹狼タイプと言うことがわかり、
前言撤回。は、したくてももうできないけど、第一印象で人を判断しちゃ、本当にだめだなと反省。
ウルグアイ出身の彼は、グリズリーみたいな強そうな見た目で、一人旅が好きなんだって。
でも、まだ南米を周るのに精いっぱいで、他の島には行けていないらしい。
途中で彼は、「髪型を変えたんだ」と言って、帽子を脱ぐと、緑色の髪を見せてくれたので、
思わずゴロー丸と、「おおー、かっこいいー。」「素敵だね。」と口々に言うと、
照れ臭そうに、可愛らしい笑顔を浮かべたので、
人間、やっぱりギャップ萌え大事だな。と、思いました。
ウルグアイと言えば、世界一貧しい大統領のホセ・ムヒカさんが有名ですが、
こんな小さな出会いで、私はたまらなくウルグアイに行ってみたくなりました。
そんなことを考えながら、いつしか第一印象最悪だった彼と、
最終的には仲良く並んで居眠りにつきました。
そして、すごくどうでもいい余談ですが、
アルゼンチンで蚊に刺されまくって、かゆみが消えないので、
普通のビニールテープ貼ってます。
日本で蚊に刺された時も、セロテープ作戦が一番効きますよ!!
海外に出ると、セロテープ忘れて、ガムテープやらマスキングテープやらを貼っているので、
時々、それ何してるの?と話しかけられることがあります。
外国の人にとってみれば、怪しいまじない?はたまた、
よくわかんないお洒落のつもりかよ日本人、って思われてるのかな。
でもって、ゴロー丸も、何の儀式してるのかと気になり撮ったそうです。
日焼けしまくった足首に、赤いビニールテープ。っていう、おしゃれ。笑
そんな足元はさておき。
窓の外には、雄大なアンデス山脈。
雲が、積雪が、緑が、隠れている村が、
やっぱり、これがここの人達にとっては日常だなんて、
凄く不思議で神秘的すぎると思う。
そんな山から、降りてきた水がたくさんあって、
クスコの町も素敵だけど、ますます時が止まったような感じにすらなる、
インカレイルからの景色が素敵過ぎます。
こんな景色を、充分に見せながら、列車はゆーっくり走ります。
そして、しばらくすると、ドリンクとお茶のサービスがあります。
ドリンクは何種類かある中から選べて、アテンダントが注いでくれます。
そして、チョコレートとスナック菓子のおまけつき。
ちなみに、このスナック菓子がすっごい美味しいです。
ほんのり甘い味。
乗車時間は、1時間半くらいなのですが、
車窓の景色を楽しませるため、ゆっくり走るので、
距離的には物凄く遠いってわけではないと思います。
なので、線路をひたすら歩くスタンドバイミーコースもまあ、ありっちゃありかなぁと。
直に、村を歩けるのは、いいのかもしれませんね。
時間が欲しい!!時間さえあれば。。。あと、体力
そして、あっという間に、マチュピチュ駅に到着しました。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする
この旅をスタートしてもう4ヶ月になるんですねえ…
確認して思わずびっくりです。
人生最大の思いで旅になるんでしょうか。
いやいや、上限はないんでしょうね。
帰国する前から次の旅の企画も始まっているのかも。
まだ今の旅の途中なのに失礼しました。
いよいよ
いよいよマチュピチュですね。
楽しみです。
ウルグアイの彼との話もおもしろかったです。
仲良く一緒に並んでいる様子が思わず笑いました。