桜がちょうど綺麗なこの季節、愛犬ネギと一緒に二人旅に出たくなりました。
と言っても、日帰り旅できる場所で、ちょっと観光気分になれる場所を・・・と思い、思い付きました。
そうだ!小江戸の風景が残る川越に行こう。
そうと決めたら、下調べもそこそこに愛犬と電車に乗って川越の街を目指しました。
今日は、そんな愛犬と行く川越の女二人旅です。
川越駅からまずは大正の街並みへ
川越と言えば、江戸時代の風景が残る町並みが観光場所として有名ですが、その場所へ行くためのアクセスは、電車だと3通りあります。
まずは、JRと東武線の降車駅:川越駅、東武線のみの川越市駅、そして西武鉄道の本川越駅です。
以前、川越に行った時には本川越駅を利用しました。
観光の中心部に行くにも、本川越駅が一番近いので便利であると思いますが、今回はあえて前回とは違う駅の川越駅から行くことにしました。
古い町並みまでは、川越駅を出て商店街をまっすぐ行けばよいだけなのでわかりやすいです。
なのに、いきなりちょっと予定外の出来事に遭遇。
天気予報では雨が降らないはずなのに、ちょっと歩くの嫌だなと思うくらいの雨に・・・
急遽、ビルの屋根の下に雨宿りをさせてもらいました。
やっと歩ける!はずなのに、停まったままだから訝しく思うネギさん。
でも、幸い10分程度で雨もかなり弱まったので、観光再開!
このクレアモール商店街は、結構距離も長くて、色々なお店もたくさんありました。
そんな中をぐんぐんと歩いて行きます。
そして商店街が終わり、江戸の街並みへと入る前にまずは大正の街並みへタイムスリップ。
その名も大正浪漫夢通りです。
晴れ女っぷり発揮で、あっという間に晴れました!
鯉のぼり美味しそう~。
今の季節は、子供の日に向けての鯉のぼりがたくさん飾られていて、凄くいい感じです。
この短い大正浪漫夢通りを抜けるともう、小江戸の町並みが目に飛び込んできます。
蔵造りの町並みの川越一番街
あっという間に観光気分に浸れます。
ここらの町並みは、明治時代に大火災で焼けてしまい、その時に残った家屋と共に江戸の町並みが再建されたそうです。
その頃には、100軒近くあったそうです。
現在では、観光場所としてある程度限られてしまっているとは思いますが、こんな貴重な景色は、ずっと残って行ってほしいですね。
愛犬とこの辺りを旅するにあたって、要注意だなと思ったのは、大通り沿いにもたくさん店が並んでいますが、凄く交通量が多く、観光客も平日でも結構いたので、歩かせるには安全確保が第一ですね!
それぞれの道に、色んなお店と景色が広がり、とても楽しめると思います。
その道の奥に、稲荷神社など小さな神社が登場するのもまた、風情があります。
小江戸の町並みとミッフィーのコラボがまたいい感じですね。
街のシンボル時の鐘
一番街を半分ほど行くと、小路の向こう側にひときわ目立つ櫓が見えてきます。
それが、この川越の街のシンボルでもある時の鐘です。
江戸時代の頭からこの場所にあるそうで、何度か焼失もしているそうですが、その都度建て変えられてきたそうです。
今見られる物は、明治時代に再建された物だそうで、その名の通り、街の人々に時刻を知らせるために、鳴り響かせてきたそうです。
これは今でも、一日4回、決まった時刻にその音を聞くことができるそうですよ。
この道は、もう一つの菓子屋横丁の道と並んで川越観光には欠かせない場所で、観光客もかなり多く賑わっています。
ここで出会った旅ワン達。
よそのワンちゃんとの交流に、ひとり、嬉し過ぎてはしゃいでしまったうちの子。
柴さんとチワワちゃんの冷静な視線が面白い!
食べ歩きが楽しい菓子屋横丁
さて。もう一つの賑わっている道、菓子屋横丁へ行ってみましょう。
かなり個性的で面白い外観のお店発見。
うなぎ屋さん?
指先にカメレオン。
これって、ちょっと前にマダガスカルで見つかったと言う新種の奴かな??
鯉のオブジェもありますが、本物の鯉も泳いでいて綺麗でした。
この小路にもお店がいくつかあり、お土産を買えるお店や食べ歩きできる食べ物を売っているお店などがあり、とても賑わっています。
こちらの道では、テラスに食べ物やお土産などが置いてあるお店が多くて、わんこと一対一でお店の中に入れないペット連れにとっては、買い物をしやすい様式なのがかなり良かったです。
それに、ここら辺のお店の方たち、かなりネギに声をかけてくれたのが嬉しかったなー。
以前来た時は、週末で、この道はかなりの観光客で埋め尽くされていました。平日は程良い感じですね。
新河岸川沿いの遊歩道は愛犬の息抜きにピッタリ
さて。
中心部の観光客のエリアも楽しいけれど、せっかく愛犬と来たなら、のんびりした道を歩く時間を作ってあげたいところです。
ちょうど、桜も綺麗に見られるらしいので足を伸ばしてみました。
まずは、菓子屋横丁を抜けて、すぐ裏手にある新河岸川を目指します。
川越のカラスさんハロー!
この川沿いには、木工教室的な?木を使って何かを作るのを楽しむ敵なお店がいくつかありました。
一気に人っ子ひとり歩いて居なくはなりましたが、清々しくていい雰囲気ですね。
ちょっと、故郷の近くの佐原にも似てるかも。
この川沿いは、下の道に降りられるようになっています。そして、水が結構綺麗。
見事な桜スポットがあるって見たけど、ここかなー。
まぁ、綺麗だけど、終わりかけなのもあり、豪華ってほどではないような・・・
なんてひっそり思いながら、ネギさんのランチタイムをして、ここを後にしましたが、実は!スポットは、ここじゃなかったんです。
この川沿いってのは合っているのですが、この菓子屋横丁の裏の辺りじゃなくて、もっと歩いたところにあったようです。
そりゃそうだよね。桜の木一本を見事なスポットとまでは言わないよね・・・
海外一人旅の時に続いて、相変わらず下調べ不足のバックパッカーです。
まぁ、見たい場所はひとつくらい残しておけば、また来る時のたのしみになるからねーっていつもの言い訳をしつつ、次の場所に向かいましょう。
後編へ続く。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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