村人のおじいちゃんのおかげで、すっかりこうして再び村の中へ戻ってきました。
ダムサイドまではあと少しです。
はああー、人が歩いている。
それだけでこんなに落ち着くとは!!
空にはポカラ空港から飛び立った飛行機が。
って、
お気付きですか!?
すっかり晴れてます。
私が、必死に山を下っている間にいつしかすっかり晴れ渡っています。
てっぺんでは雲しか見えないってくらいだったのに。
そんなに私の行いダメですか!?そうですかー。
ネパールに来てから、ずーっと思ってるんですけど。
まぁ、宿のオーナーも、なんか今年は天気おかしいって言ってたし。
気がつけば、来た時に可愛らしい姉妹が洗濯をしていた辺りまで戻ってきました。
あの子達はもう居なかったけど、この景色がなんか好きです。
こんな風に洗濯物がたくさん干してある海外の景色が、なんか好きなんです。
この辺りの他の見どころと言えば、積み上げてある藁が、
なんか動物の姿みたいに耳を作ってあるのが可愛らしい。
しかし、ほんとのどかだなー。
こんな風に、村の女性達が歩いて居たり、座り込んでお喋りして居たり。
これが、チョーレパタンの日常なんだなー。
って、私なんか必死にこの辺の景色を見て、心平穏に装っているけど、
さっきまでの山下りのダメージがかなりでかくて、心も体も、かなりボロボロになってます。
いやほんと、怖かった。。。
二度とごめんってくらい。
それに、行きはほんとに子供達や村人に癒されてニコニコで歩けていたのに、
なんか、なんだかなーってことばかり帰りは起こっているのです。
行きに出会った笑顔溢れる子達とは、正反対の子達。
笑顔がなくて、キャンディーをあげても、これじゃないって言ってるみたいだった。
やっぱり途上国には、いつも出くわす課題がある。
それから、チベット系の可愛らしい兄妹に出会った橋でも、イマイチな出来事が。
橋の少し手前の辺りから、挨拶して来てずーっとついてきた男の子がいました。
なんか言ってるんだけど、英語じゃないからわかんない。
で、橋のところで、僕を撮ってくれよとポーズ。
こいつ。
裏ピースしてる奴見ると、意味わかってやってんのかってイラッとするんだけど、
まあ、こいつがわかってんのかは私にはわからないけれど、
なーんか、可愛げのない子供だなって思ってました。
橋を渡ってもなお、ずーーーっとついてきて、何か言ってる。
そのうち、相手をするのもめんどくさくなってきて無視することにしました。
そしたらなんと、私の肩に手をまわして来て並ぶと、
なんかすっごい馴れ馴れしい感じで再び話し始めたのです!
なんなの、こいつ。
顔を見ても子供にしか見えないけど、
身長は私より少し低いくらいなので、 肩に手は届きますが、
それにしてもなんかこいつ気持ち悪い。
話してる言葉も、何言ってんのかわかんないけど、
なんか卑猥な事とかいっちょまえなこととか言ってる気がする。
むしろ、私が言葉わかんないと思って、更に調子乗って言ってるのがわかる。
あんた、ネパール人だろ?そんな風に簡単に女性に触っていいのかよー。
イライラするので、肩の手を振り払いました。
でも、めげずに再び肩に手を置いて来る。そしてこっちを向いてなんか言ってる。
もはや、カップルなのか?ってくらいの馴れ馴れしさです。
いや、町で声をかけてきた大人のネパール人ですら、こんなのいなかったけど。
その辺で立っているネパール人も、なんかびっくりしたような顔して見てくるし、
なんか相当恥ずかしい言葉言ってんだろう。こいつ。
で、頭おかしい子供に出会っちゃったよ。私。なんでネパールに来てまで出会うかな。
もはや、奴の方は一切見ないようにし、早歩きで、4度目くらいで手を振り払ったところで、
奴はさすがについてくるのを諦めました。
ああもう、行きに出会った可愛い子供達は、どこですかー?
気がつくと、やっとダムの辺りまで戻ってきていました。
もう、変なガキンチョは居なくなったし、ここまで来れば、レイクサイドまであと一息。
道もまっすぐで迷わないはずだし、やっと安心だー。
っていう、気の緩みがいけなかったのか、
ここから更に遠回りすることになります。
前を歩く民族衣装の女性が素敵で写真を撮りました。
まぁ、日本も、ではあるけれど、
民族衣装問題に関しては、南米で良く知ったけど、
やっぱり外国人からすると、民族衣装で町を歩く人が素敵だなって思うんですよね。
ネパールは男性のダカ・トピ帽子もそうだけど、まだ民族衣装の人がたくさんいるから、
こんな変わらない景色が、まだまだ見られるといいのになぁーって思います。
あ、この写真左のおじさんがかぶってるのがダカ・トピですよ。
あれ?
来る時、こんな大きな木あったっけ???
まだ、朝だったから気付かなかっただけ?
ダムサイドはレイクサイドより静かだけど、さすがにこんなのどかなんだっけ??
っていうか、まだレイクサイドに着かないの?
かばんからスマホを取り出し、地図起動。
なんですとーーー!!
なんか途中から、まっすぐ違う道に来ちゃってたよ。
来た時は、まっすぐに感じてたけど、分かれ道あったんですねー。
この時、間違えた道からはすでに30分くらい歩いてしまっていて、
戻るくらいなら、なんとかしてレイクサイドに行ける道を探した方がいい気がする。
ってことで、ほんとローカルな道を歩いて歩いて、
とりあえずこっちかなって方に曲がって曲がって、
ようやく、欧米人観光客の姿なんかが見え始めた時は、歓喜の声をあげたくらいです。
まぁ、山道に比べたら人がいるだけマシなんですけど、
このおんなじ観光客がいるってことが、結構な安心感でして。
もはや山道を歩いている時以上に、私の足はもうギシギシで、
普段、2駅くらい歩くのは平気だけど、もはや足の裏まで痛くなってる始末でして。
ほんとにやっと、やーーーっとフェワ湖が見えた時はもう、
自分の家に帰って来た時くらい、安心しました。
いや、初トレッキング、軽い登山、達成感はなかったわけじゃないけど、
今はまたしたいと思わないです。
登山してる人達、ほんと尊敬します。
素直な感想は、辛かったー!!
この日の歩数。これ。
これ、友人に送ったらハーフマラソンだなって言われたんですけど、
ほんと、私の人生の中で一番歩いた日だと思います。
あの道を、先輩バックパッカーの人達は行ったんだなー。
いやほんと凄い。特に、女一人旅で行った先輩。
怖くなかったのかなー。私はもう、一人で山道トレッキングは無理ですー。
早朝、宿を出発し、全部で7時間ちょっと歩き続けてやっと帰ってきました。
最後にロスがあったから時間かかっちゃったけど、
某ガイドブックには、日本山妙法寺までは、レイクサイドから歩いて片道1時間半って載ってるんですけど、
絶対無理ー!!
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こんにちは✨
南米で良く知った民族衣装問題って、どういうことですか?私も民族衣装大好きなので気になりました。
一日三万歩超えはすごいですね!しかも山道だし。お疲れ様でした~
こんにちは。
山道ハーフマラソン、お疲れさまでした。
独りで見ず知らずの土地でトレッキング。。。不安以外の何物も無かったお気持ちが痛いほど伝わってきました。もう、ハラハラしながらここ何回かの記事を読ませて頂きました。
体も心もボロボロだったでしょうが、変な事件等に巻き込まれずに無事に帰りつけて良かったですね。
ビックリ
歩数と距離に驚きました
15000歩の時でも目一杯だったので…
ただただ目を丸くしました
帰りたい一心のなせる技ですね
さすがと言うか、無謀と言うか(笑)
>サヨさん
あーそういうことですね!
何かもっと深刻な問題が潜んでいるのかと思いました(笑)
どこの国もどんどん若い人の民族衣装離れが進んでいて残念ですね。私だって着物持ってないので人の事言えないですが。インドも私が行き始めた20年前はサルワールカミーズとサリーばかりだった気がしますが、今は都会の若い女の子は全然着てませんもんね・・・
こんばんは
お疲れ様!!
てか帰りは災難続きだね
まぁ~行きもそれなりにだけど (^▽^;)
この人が少ない所でしつこく付きまとわれるとチョット怖いですよね
何言ってるか分かんないし
とにかく何も無くて良かった!!
見た事のある景色を見るとホッとしますよね
知らない土地だと尚更
それにしても20㎞弱
7時間も歩いたんだ!!
しかも山道
本当お疲れ様
本当に本当におつかれさまでした(^^;;
大変なトレッキングでしたね…山道込みの30,000歩以上は凄すぎです(´Д` 😉
(自分も地元の男体山て山を仲間と登り5時間の下り2時間半でも19,000歩位でした…)
レイクサイドの宿でゆっくり休めたことを願ってます(^-^)