雨や風など自然の力によって作られた景色という意味でもある”奇勝”。
日本にも、そんな奇勝が観られる場所はあり、しかも世界三大奇勝でもあるそうなんです。
群馬県の妻恋村にある鬼押出し園は、
自然の力が作りだした、まさにワイルドな景色が拡がっていました。
園内へ入るとすぐに見えてきたのは、たくさんのごつごつした岩が転がっている景色です。
岩の形はどれも鋭く、かなり特徴的なものばかりです。
これらは、1783年に浅間山が噴火し、その際に流れ出た溶岩なのだそうです。
名前にも付けられている”鬼”というイメージから、
地獄をイメージして付けられたのかなと思ったのですが、
名前の由来は、ここを初めて見た人々が、鬼が火山で暴れて岩を押し出したと言い伝えたことから、付けられた名前なんだそうです。
そんなここの鬼のキャラクターは、とっても可愛い。
ちなみに世界三大奇勝って言うけど、他の2つはどこだろうって思って調べると、
アメリカのロッキー山脈、イタリアとオーストリアのアルプス山脈にある土柱、
そしてここなんだそうですけど、
実は、日本国内では、東尋坊や阿波の土柱なども、三大奇勝って言われているそうで、
なんだ、じゃあ三大じゃないじゃんって、ちょっと思う。。。
ちなみに、ここが三大に入るなら、ボリビアの月の谷も入っていいんじゃ。。。
とりあえず、言ったもん勝ちってことですかね。
とは言え、もちろんここもちゃんと見応えがあり、長さは12キロあって、
どこまで歩くかは、自分の体力次第。
でも、ちょっとした散歩をするには、凄く気持ちがいいです。
紅葉が深まる季節も綺麗だし、冬には雪景色も見られるそうです。
晴れていれば、浅間山やこの辺り一帯の景色を一望できると思うのですが、
この日は、ちょっと残念。
でも、岩の間に顔を出す、高山植物や花などを楽しむのもいいですね。
天然のヒカリゴケも見られますよ!
そして、歩いて行くと見えてくるのは、浅間山観音堂。
浅間山噴火当時、犠牲になった人々を供養する目的でここに建てられたそうです。
現在は、厄除けのお堂としてもお参りされているようです。
これは、園内で売られている厄除けだんご。
それから、園内は犬もOKのようで、
愛犬家には嬉しい、ワンちゃん用の給水所も!
ここを訪れた時は、初秋だったんですけど、
連休中でも、まだ観光客もまばらで、穴場スポットって感じで清々しかったです。
行く前は、恐山なんかをイメージして、ちょっと寂しい感じの所かなぁなんて想像してたんですけど、
そんな事もなく、時々現れる朗らかな鬼のキャラクターのおかげか、
明るい雰囲気を感じられました。
鬼押し出し園
営業時間:AM8:00~PM5:00
料金:大人650円
レストランあり。
HP:https://www.princehotels.co.jp/amuse/onioshidashi/
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鬼押し出し園に行ったついでに、こんな場所もおすすめ!(軽井沢)
白糸の滝 *住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉
軽井沢アウトレット
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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