目的地の月の谷へは、学生広場より乗り合いバンで行くという情報しかありません。
乗り場があるの?
どうやって乗るんだろう??
疑問は尽きないけど、行ってみるしかありません。
学生広場
案の定、乗り場的なのも、何もない。
でも、とにかくバンを捕まえなければ。時間も限られているし。
月の谷のあるマリャサ地区へは、到底歩いて行ける距離ではありません。
そっち方面へ行くバンは、231番と273番。
↓こんな風に車の屋根にナンバーが乗っているので、それを見て呼び止めなければいけません。
バンは、5~10分に1本くらい来たかなー。
でも、やっと来ても満員なことがかなり多いです。
満員じゃ乗れもしないので、次を待つのですが、
待って待って待って。。。待ち続けて、やっと来た空席ありのバンに声をかけたら、あっち側へ行けと言われました。
この広場周辺は、ロータリーっぽいから、止まれないのであっちで乗れという事かな?と思い、素直に指を差された方へ行きました。
でも、言われた場所で立つ私たちの前を、一見もせずそのドライバーは素通りしていきました。
え?乗せてくれないの!?
後ろに乗っていた乗客たちから一斉に注がれた、好奇的な目線がかなり痛かったです。
いきなり、これには本気でちょっと泣きたくなりました。
意味がわからなかったのです。
これ、完全に一人だと心折れるやつだ。。。
かと言って、そんな理由がわからないことに負けるわけにもいかないので、再び来た、同じ番号のバンのおじさんに声をかけました。
おじさんは、行くよ!行くよ!乗りな!乗りな!と大きくジェスチャーしてくれて、一安心。
やっと乗せてくれたよー。やっと行けるよー。今度は嬉しくて涙出そう。
かなりガタンゴトンと揺れながら、街を離れて30分くらい、山を登って行って、入り口で、降ろしてくれました。
慣れて来たラパス中心地の景色とはまた違って、見てるだけで面白かったです。
「そこが入り口だよ。帰る時は、こっちじゃなくて、そっち側の道路から車を捕まえな!」
おじちゃん!本当にグラシアス!!(ノ◇≦。)
二人で、6ボリでお釣りもくれました。ねばって、いいドライバーに出会えて良かった。
海外に来て、行きたい場所へ行けそうにないような、出鼻をくじかれることに遭遇すると、すぐ心折れそうになります。。。
いやまあ、一人旅や個人旅では、だいたいスムーズにいかないことに遭遇するんだけど。
一瞬だけど、もう宿に戻って引きこもってようか、とすら思います。
気持ちはね。。布団被って泣きたい気分。でも、行かずに終わることの方が悔しいからがんばるけど。
いつも、冷静に、行ける他の方法に切り替えられるといいなと思うんだけど、心がささくれ立ちそうになってしまう。
そのあとで、必ずあきらめなくて良かったーってことに出会えてはいるんだけど。
この感覚だけは、慣れない。
入り口に到着しました!アルパカとサボテンが目印です。
チケット 1枚15ボリ=245円くらい
ここは、月の谷(Mallasa)という場所なのですが、
名前の通り、まるで月面にいるかのような景色が広がる場所なんです。
いってみましょうー!!
って、観光客一人もいませんね。
貸し切りってことですね!!
とりあえず、ここを抜けて。。。
って、ボリビアに来ても、荷物をガサゴソしてるゴロー丸。
エントランスを地下から抜けて、再び地上に出ると、
なるほどー!!
ここが月かー!!
って、素直に思っちゃうような、月の谷と言われるだけある場所ですね。
剥き出しの鍾乳洞にも似てるなー。
ここが自然にできた場所だなんて、なんだか凄いですよね。
こっちこっちー!!
この奇岩たちの景色ももちろん絶景なんだけど、ここはラパスのてっぺんでもあるのです。
岩の向こうに広がる、ボリビアの家々とのコラボもまた素敵。
南米は、丘の上に十字架がたくさん見られるんだよねー。
近づいてみたいけど、近づいてはいけないような、いつもそんな気がして、
近くに行く機会がない。
でも、そんな近付けない神聖な場所もいいなと思う。
途中から、15分コースと45分コースに分かれております。
サボテンが、いつしか南米に来たことに慣れた心を、ハッと思い出させる。
ここは、南米。ここは、南米。。。
市場で売られている、サボテンの実を食べてみたい!
とにかくここは、静かすぎる場所で、バスなんかももちろん停まってないし、観光客に全然出会えないし、
一人だったら、若干不安になったのかなぁって場所です。
超有名観光地ほどの溢れる観光客も嫌なんですけどね。
多少は、出会ってこその観光地かなぁーと、生意気にも感じるくらい、貸し切り状態でした。
まあ、穴場観光地って事で。
帰りは、おじちゃんに教えてもらったように待ってはみたものの、行きとは違い、車もほとんど通りません。
タクシーすら、止まってません。
ちなみにラパスのダウンタウンへ帰るには、この前から乗ります。
入場料払わなくても、外からでももうこの辺一帯、十分、月の谷っぽい景色が広がってますね。
そして、月の谷以外は、なーーーんにもない場所です。
受付で、ダウンタウンに戻るバンを聞いたら、親切に紙に書いてくれました!!
902と、273のバンで、PRADO行きと書いてある車を待ちます。
なかなか車が来ないなーと思いつつも、バンはまあまあ来ました。
でも、来た時と同じように、やっと来ても満員ってこともあるので、待ちましょう!
待ちましょう!待ちま。。。
10分くらいで3台見送って、やっと空席があって乗れました。
たぶん、全然焦らなくていいのに、日本に居る時、時間厳守!が当たり前過ぎて、なぜか焦ってしまうのが、よくないんだろうな。
もっと、時間なんてたくさんあるさーって余裕のある人間になりたいです。
ゴロー丸ほどののんびり感覚じゃなくても。
と、感じた、ラパス郊外への束の間の観光でした。
帰りは、ダウンタウンの見覚えのある景色が広がってきたところで、適当に降ろしてもらいました。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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わかるわかる
日本人って愛想の良い人多いけど、海外の人ってお店の人でも ぶっきらぼうな物の言い方する人多いじゃないですかー?!
だから何かわからない事あって聞いてもそんな態度であしらわれると心折れちゃう事よくあります。
ツアーだと予定が組まれて段取り済だから、そんな思いはしなくても済むんでしょうけどね…
そういう時は、誰か愚痴でも聞いてくれる相棒が欲しいな~って思いますね~(^_-)
いいなー
マイペースのゴロー丸(≧▽≦)