偶然、滞在することになり、でも凄く親切にしてもらい、
予想外に大好きになったサルタの町も、そろそろ去らなくてはいけない時間が近づいてきました。
サルタの町は、表参道、原宿的な若者おしゃれ通りもあれば、
中心からちょっと離れると、ロープウェイ、大きな池のある広い公園なんかの憩いの場もあり、
小さな町なんで、それらも歩けるし、凄くバランスのいい町だと思います。
近くに来たら。。。って、なかなかこのルートを使う人は少ないと思いますが、
もしボリビアから南下して、東へ向かう時には、ちょっと息抜きに寄りたい町です。
あ、西方面へ、チリへと向かう途中でもいいけど。
とにかくおススメ!大好きサルタ。
そんなサルタを2回に渡って紹介し、次の町へ進みたいと思います。
サルタの中心地は、7月9日広場ですが、
先日、私の宝物を捨てずにとっておいてくれた、ディップソースが絶品なお店、
ドーニャ・サルタの向かいにある教会、
サンフランシスコ教会は、内装も落ち着いていて、居心地のいい教会です。
この目立つ建物と大きなザビエル像が目印。
夜はライトアップされていてとても綺麗です。
大きくて、綺麗な教会だけど、観光地ではないから、人もそんなにいないし。
そんなサンフランシスコ教会を出て、右手側の道路を渡るとショップがあります。
ここは、サンフランシスコ教会のお店なのかなぁ?
入り口にあるこの馬に乗ったザビエル像が凄く印象的なお店です。
この時は、たまたまなのかセールをやっていて、
お菓子やお土産の小物類なんかも、少し安く売っていました。
と言っても、やっぱりアルゼンチンの物価は高めなんですけどね。。。
でも、アルゼンチンお菓子はとてもおいしくて好き。
ここで、いくつかのアルゼンチン土産と、我が家の守り神に認定した、
アルパカの毛でできた人形、命名サルタくんを購入。
まだこの先長いのに、こんなところで、そんなかさばる人形買っちゃって、どうするのさっていう
声もありますが、私は各国で気に行った人形をコレクションしてるのです。
名前はたいてい忘れないように、町をもじった名前。
彼は、そのまんま、サルタ君じゃんっっ!!
そして、このお店を出て、7月9日広場の方へ歩いて行くと、
可愛いアルゼンチンキャラクターのお店があります。
Caschyって言うキャラクター店と、almandinaも可愛いキャラクター。
これ、どっちも本当に可愛い。
お値段は、ちっとも可愛くないんだけど。(^▽^;)
アルゼンチンの他の町では見つけることができなかったのと、サイトを見てみるとサルタ出身のようなので、
もしかすると、他の町ではないのかも。
サルタに来た記念用で、自分に何かお土産ってのにちょうどいいかも。
メイドインチャイナって思いっきりシール貼ってあるのが、残念ではあったんだけど。
お店の外にあった顔だしパネルで、ゴロー丸、リャマの真似して記念撮影してたら、
後ろから歩いてきたお兄さん達、大爆笑。(お兄さんも写ってる)
そして、みんなで顔見合せて大爆笑。
おかしいアジア人がいるぜ!
やっぱりサルタの町の人達も、フレンドリーで好きだ~。
フロリダ通りのはじっこにあったお菓子のスタンドは、色とりどりのお菓子があって、
お土産にいいなーと思う。
ここで、石鹸みたいな、角砂糖みたいな、不思議なお菓子が気になりました。
お店の人に名前おしえてもらったけど、速攻で忘れました。。。
でも甘いベルベッドファッジで、これはアルヘンティーナの大好きなお菓子なんだって。
すっごくおいしいよって。
じゃあ、買う!!
って、お菓子1個、書いてある10ペソかと思ったら、そんなことなくて、
お菓子一個が、まあー、高かったけど。
アルゼンチン、いい感じで好きなのに、やっぱり物価が高くてバックパッカー泣かせ。
かっこいいトラ模様のワンさん。
すっかり慣れ親しんだ、7月9日広場に面したお店で、サンドイッチを買って、
このお店は人気店。
7月9日広場は、いつも人がたくさんいて、家族も多くて、笑い声もよく聞こえてきて、
旅人だからって疎外感を感じさせない、そんな穏やかな雰囲気で、
まさにサルタの町の象徴って言う感じで、居心地抜群で大好きでした。
でも、こんな町だけど、悲しい子供は、やっぱりちらほらいて、何か頂戴とやって来ました。
いつもそんな時、私は日本から持ってきたお菓子を差し出すしかないんだけど、
そんな女の子の忘れられない1シーンがありました。
お父さんと一緒にハトにエサやりをしていた男の子がいました。
その男の子は、幸せそうに、大声で笑いながら駈け出していきます。
それをまた、幸せそうな笑顔を浮かべ追いかけるお父さん。
女の子と、笑顔の2人がすれ違います。
そして、その2人を女の子が振り返り、しばらく見つめていました。
こんなに優しい人がたくさんいて、幸せのたくさんある町だと思うけど、
あの女の子が幸せな親子を見つめていた姿は、また忘れられないこの町の1シーンになるなと。
あの同じ歳くらいの子達を分けたものは、なんなんだろう。
どうしてそんな分けるものが存在するんだろう。
決して、その男の子側ではなかったと思う自分は、だけどもその女の子でもなく、
今は、旅人として、この瞬間に居合わせてる。
日本を飛び出すと、日本での見えないものにたくさん気付かされる。
それは、たぶん知っているのに、便利な日本で、いつしか忘れていたことなんだなと、
気付かされるようです。
まだまだ未熟な人間だけど。
ただ、悲しみの子達にも決して驕りを見せない、馬鹿にする行為なんてしない旅人でいたいなとは思うのです。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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ヌエべ・デ・フーリオ、7月9日
アルゼンチン独立記念日で、そういう名の曲が
ありますね。
ふと、西語を勉強していた時を思い出しました。
さて、次の街も楽しみです。
守り神のサルタくん…♪やっぱり出会いですね!雑貨や土産店にはすぐに飛び込む私ですが?!どれにしようかと見ていると、迷いすぎて逆に疲労するってゆーのも、しばしば(笑) いゃいゃ♪旅の恥はナントカと言うから思い出はいっぱい作らねばY(^^ )。。。憂いも悲しみも 戸惑いも、日没の寂しさも朝の光もみんなにあって…ふとした喜びもあって…それもこれもホントの事で。???長くなってしまいました これからも 気をつけて、素敵な旅を♪