旅日記 カンボジア シェムリアップ

その後のこと。。。

投稿日:2014-06-14 更新日:

呉さんと言い合った後、

まだ泣いている呉さんを残して、

私はひとり、部屋を出ることにしました。

 

「私は行くね。ゆきさんと一緒にバンコクに戻ることに決めたから。

チケット探しに行くから。」

 

非情だなと思います。

呉さんは、新しい涙をいっぱい浮かべたまま黙っていました。

でも、言いたい事はもう全部話した。

 

 

帰国まであと少し。

だけど、なんだかもういっちょ新しい旅が始まった感じがしました。

たぶん、呉さんと、友情を断つことになる新しい旅なんだろうと思うけど、

今は、進みたいと思いました。

 

共有スペースで待っててくれたゆきさんを見た時、

ちょっとだけ泣きたくなりました。

 

泣かなかったけど。(´・ω・`)

 

ゆ「話、ちゃんとできた?」

さ「うん。思っていることは伝えた。」

ゆ「よし、じゃあ行こう!」

 

ゆきさん、ほんとに巻き込むような形になってしまってごめん。。。

たまたま、偶然ここで仲良くなっただけだったのに。。。

間に挟まれたような形になって、一番の被害者だよね。

でも、ゆきさんと出会えて、私はほんとに救われたよ。

 

よし!行きましょう!!

旅はまだ続くんだし、何があっても止まっていられない。

 

今日のやらなくちゃいけないこと。

次の地、バンコクまでのバスチケットをゲットすること!!

 

いよいよですね。

あの旅立った日から、ほんっとにあっという間だった気がする。

 

我ながら、初々しさでキラッキラしてたバックパッカーデビューを踏んだ地へ。

今や、旅慣れて、こんなにふてぶてしくなりました。(;´▽`A“

 

一周が終わります。

バンコクへ帰ります。

 

って、まだ少しシェムリアップ生活を楽しむので、

感動はとっておきましょう。

 

ベトナムから来たゆきさんは、この後、初バンコクへ行ったのち、

ラオス、インドと行くので、ちょうどバンコクまでは同ルート。

ってことで、一緒にバスチケットを探りに来たのです。

 

さ「ゆきさんはあと何日いるんだっけ?4日間?」

ゆ「そうやねー。」

さ「うーん。。。私もゆきさんと一緒にカンボジア出ようかなー。」

ゆ「そうしようよ!!一緒に行けたら楽しいし心強いし!!」

 

まだ、呉さんに言ってなかったんで、

ゆきさんと一緒に行きたいなと思いつつ、決めることが出来ずにいました。

でも、それももう可能なのです。

ただ、本当に後戻りはできないけれど。

 

まだ、帰国まではしばし時間があるのですが、

実はこの後、タイで再び友人と合流するのです。

あ、懲りないな~なんて言わないでっ(^▽^;)

 

最初の予定では、呉さんを見送ってから発つ約束だったので、

もしかしたら間に合うか間に合わないか、結構ギリギリだったんですよ。

 

友人も忙しいし、私もわがまま言って場所を指定してしまったので、

かなり不安要素満載だったんです。

 

でも、そんな私の自分勝手ぶりに、

”いざとなったら一人でも過ごすからっ”

って言ってくれた友人の心の広さに救われました。

 

でも、呉さんに打ち明けた今、日数を気にする必要がなくなった。

 

で、この後、行きたくて行きたくて仕方のない町があったんですね。

だけど、最初の予定では組み込むのは難しいなと、半ばあきらめていて、

でも、なぜか諦められなかった町。

まさに、私がずっと言っている、呼ばれて呼ばれて仕方のない場所でした。インドには呼ばれなかったけどね。。。

 

行ける!これは、行けるよ!!(*゚ー゚)

 

そこにも行けて、友人とも余裕を持って合流できる!!

 

さ「よし!一緒にバンコク行く!!」

ゆ「よっしゃ!!」

 

それに、タイ⇔カンボジアの国境越えの劣悪さは、

何度も聞いていたので、国境越えは、できるなら誰かと一緒がいい。

そうと決まったら、バスチケットゲットしちゃいましょ。

 

プノンペンにもありますが、

日本人がたくさん行く宿キャピトルゲストハウス

そこの系列だと思いますが、

キャピトルツアーって会社があって、

バスは結構そこを使う人が多いようです。

 

だけど、こないだチケット料金を聞いたら11ドル

ここは、もうちょい下げたいところ。

いつものように、探しましょう!(`・ω・´)ゞ

 

下へ降りると、岡村さんはすでに今日の客を乗せて、

アンコールワットへ行った後でした。

ほんと、人気者だなー。

シェムリアップで一番人気のトゥクトゥクドライバーなんじゃないの。

 

「サヨー、げんきー?どこ行くのー?乗って行きなよ~。」

 

こんな気分の時でも、トゥクトゥクドライバー達は、平和そうで。(´∀`)

ちょっと救われた気持ちになります。

 

「ヘイ!マイシスター!!」(*゜▽゜ノノ゛☆

アリー、今日も客はつかまんないのかい?はいはい。ハグねー。

 

まずは、宿から一番近いコンビニを曲がったとこにあるカウンターに聞いてみます。

 

「バンコクまでのバスチケット、いくら?」

「14ドル」

 

高っ。

 

「VIPバスだよ。」

 

でも、だいたいバンコクまでの乗車時間は10時間くらい。

別にVIPバスなんて必要ないや。

 

2件目、その先にある携帯ショップで、

バスの看板が出てたので聞いてみます。

とっても可愛くて、感じのいいお姉さんが笑顔で答えてくれました。

 

「9ドルよ。朝、8時発よ。」

さ「あ、今までの中で一番安いよ。」

ゆ「決めちゃおうか?」

 

ってことで。

 

無事、バンコクまでのバスチケットゲットしましたー!!!(^▽^)

 

て、この次の地までのバスチケット、

いつもはあんなにゲットした時わくわくして心躍るのに、

この時は、いつもと気持ちが違いました。

 

それはもちろん、もうすぐ旅が終わってしまうっていう寂しさと、

何よりも、呉さんのことがあったから。

 

そんな微妙な気持ちを、

ゆきさんは何も言わずとも理解してくれているようで、

この人と一緒でほんとに良かったなと切実に感じていました。

 

でもやっぱり、独りになってしまった呉さんを思うと、

私だけが気持ちが軽くなるのは、なんだか卑怯な気もしました。

旅先で喧嘩別れするって、こんなにも気分が落ち込むものなんだな。

 

今日はもう、のんびりです。

宿へ帰ると、呉さんはいませんでした。

どこに行ったんだろうって思ったけど、そんな心配するのすら、

もはや資格がないような気がしました。

 

ついついやっぱり呉さんのこと考えてしまいます。

切り替えなくちゃ。

 

ヤマトのレストランの2階でくつろぎます。

ここからは、シェムリアップの日常がのぞき見できて、

なかなかいいスポットでした。

 

道路を渡って向かいに小学校もあるので、

下校時間になると、子供達がたくさん。

 

少しすると、岡村さんが帰って来ました。

 

おっ、今日も日本語の書かれたTシャツを着てるねぇ~。

たぶん、日本人の学生とかから贈られたとみられるTシャツを、

岡村さんはいつも着ています。

そこには、ナイナイの岡村にまつわる言葉はもちろん、

感謝の言葉なんかも書いてあって、

岡村さんがどれだけここを訪れた日本人から愛されているかがわかります。

 

ほんっと、最初に”岡村さん”とつけた日本人は凄いなぁ。

たぶん岡村さんの人生変えたよね。

 

なんて話をゆきさんとしていると、私達を見つけた岡村さんが、

投げキッス!!(*^ ・^)ノ⌒☆ 

 

岡村さん「サヨ~!!」

ゆ「岡村さん!私の名前は覚えてる!?」

お「うきゃきゃ」(`▽´) ←岡村さんの笑い方、いつもこう

ゆ「うわっ。感じ悪!!(笑)」

 

なおもゆきさんと、話をしていると。。。

聴こえてくる岡村さんの声。

 

岡村さん「サヨ~こっちおいで~!!」

 

手招きする岡村さん。

 

ゆ「あたしー?呼んだー?」

 

お・ま・え・は、来るなっ!!\(`Δ´)ノ

ジェスチャーで、ゆきさんを投げ捨てる岡村さん。

 

ゆ「うわー。やな奴~!(笑)」

お「うきゃきゃっっ!!」(`∀´)

 

ヤマトでの滞在中、私はこのゆきさんと岡村さんの、

漫才みたいなやりとりがすっごく好きでした。(笑)

もう私、岡村さんのこと、本物のナイナイの岡村にしか見えません!!

 

夜は、呉さんを待っていましたが、

戻って来なかったのでゆきさんと二人で、ごはんへ。

ゆきさん行きつけのお店へ行きました。

この料理、アユタヤでも食べたヌードルと同じだと思うんだけど、

名前はわかりません。

でも、これほんっとにおいしい。

 

お店もかなりローカルなお店で、好きな感じ!!

 

ただ、このお店、人間の宿敵、ゴ○さんが足元をチョロチョロしていて、

二人できゃーきゃー言ってたら、

お客さんのカンボジア人の大きなおじさんが、

のっしのっしとやって来て、

 

バンッ!!

 

きゅ~###

 

ひと踏みで仕留めてくれました。ぺっちゃんこ。(;´▽`A“

すんませんねぇ。ひ弱なジャパニーズで。

 

でも、こういうとこ、やっぱりカンボジア人好き~。

ちなみにどうでもいい話ですが、実家で、私の宿敵、手のひらサイズのどでかい蜘蛛が出た時、母が素手で叩き潰してくれます。

 

宿へ帰り、遅くなっても呉さんは戻って来ませんでした。

呉さん。。。だいぶ言い合っちゃったし。。。大丈夫かな。

 

そんな私の気持ちに気付いて、

ゆきさんは「大丈夫だよ。お互い大人なんだし!」と声をかけてくれます。

ほんっと、人の気持ちを汲み取るのがうまくて、優しい人だ。

私が男だったら、確実に惚れてたよ。。。

 

11時半過ぎ、やっと呉さんが帰って来ました。

 

あー、良かったー!!って心配していた私の気持ちとは真逆に、

すんごいご機嫌でした。

 

呉「実はねー、昨日アンコールワットで台湾人のグループと出会ったんだー。で、歩いてたら奇跡的に出会えて~、一緒に素敵なレストラン行ってたの~!楽しかったぁ~!!!」o(^▽^)o

 

あ、そ、そうなんだ。。。でも、良かった。。。ね?(^_^;)

 

身勝手なことを言っているのかもしれないけど、

なんかなるようになり始めた気がします。

 

明日はもう一度、3人でアンコール遺跡に行きます。

 

これが本当にラスト。

何か、変わるかな。

 

 

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執筆者:


  1. くまさんのともだち より:

    開いてますね~(ノ´∀`*)♪

    いっぱい傷ついたと思いますが、なんかますます良い風吹いてる感じ( ^-^)ノ∠※。.:*:・’°☆

    次の「お呼ばれ」いいですねo(^o^)o。わたしはタンザニアに呼ばれてる気がするのですが、日程が合わず、呼ばれてんだか呼ばれてないんだか(笑)。

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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