旅日記 ボリビア ラパス

旅スタイルを注意され、ぶーたれる。そしてウユニへ!

投稿日:2017-05-26 更新日:

街に帰ってきました。

そういえば、チョリータさんの長ーい三つ編みって、背中の下の方で二つを結んでるんです。

 

日本にはないスタイル!

これもこういう結び方だけじゃなくてね、色んな結び方があるし、リボンもこだわってるし、

ちゃんと個性があっていい!!

チョリータさんの観察は、いつも楽しいです。





サガルナガ・ストリートなんかをふらふら歩いて、お土産なんかを買ったりしていると、

結構な雨が降り出しました。

とりあえずレストランに入って、遅めのランチにすることにします。

 

これは、魔女市場の一角ね。

あ、魔女市場には、黒魔術なんかをする用の薬草やら、

お馴染みのアルパカやらリャマやらのミイラやら骨やらが売られています。

 

でもよく、なんかのサイトなんかであおられているように、不気味な場所なんかではないです。

いや、不気味に感じない私がおかしいのかな???

 

わざわざホラースポットなんかにされなくても、ふつうーの日常だと思います。

 

とりあえず、雨宿りでカフェへ。

かなり多国籍な感じのカフェで、色んな国の言語で書かれた紙や色んな国の人の写真、

各国のお金なんかも飾られているカフェです。

 

で、ここで、出発前夜以来の再びのケンカ勃発となりました!


理由は、ウユニ後のスケジュール決めを私が曖昧だったからです。

 

いつも私は旅先では、どっち周りにルートを進むのか、2つ目の街、くらいは決めていくんだけど、

後は、現地の雰囲気とか、出会った人にもらう情報とか、そういうので次へと進んでいます。

がっちりしたスケジュールは組んでいかないのです。

 

胸を張って言えることでは決してないけど、そうやって旅するのが好きだから仕方ないし。

そしたら、ゴロー丸からすんごい文句言われました。

 

さ「いや、だいたいのルートは調べてはあるけどさ。。。それにちゃんとどのルートに進みたいか聞いたよね!?」 逆ギレ

ゴ「いや聞いてたのは、チリに抜けるとかなんとかそれだけだよ。」

さ「いや。それは行けたらだし、別に違うルートだって山ほどあるし。行ってみないとわかんなかったりするし。。。」

ゴ「なんでいつもそんなテキトーなの!?そうやって自分は旅慣れてるかもしれないけど がみがみがみ

 

そもそも、ゴロー丸だって調べてないじゃん!


調べてもないくせに人の旅スタイルに口出ししないでよね!!


それでも私は、これで行くから!!これが私の生きる道

 

超ぶーたれる。写真撮られてるし。

 

あ、でも、

ぶーたれながらも食べた、サルティーニャとSopa(麺入りスープ)は、

とってもおいしかったです。

 

ここのサルティーニャは、中にチーズが入ってます。

でもボリビアのチーズって、なんか不思議な食感。

なんだか歯が乾いてしまうというか、うまく説明できないんだけど、

とろとろチーズではないです。

新チーズって感じ。

 

これはおなじみSOPAね。

雨も止まないので、時間はあるけど宿へ帰り、

しぶしぶウユニ後のルートをこっそり調べつつ、日本と世界情勢についてのニュースもチェック。

日本にいないからって、色んな情勢やニュース、問題を知らない人間にはなりたくないんで、

長旅に出ていても、これは毎日空き時間にチェックするようにはしています。

世界情勢の動きは、バックパッカーには大重要でもありますし。

 

いやいや、素直にルート調べろですね。(;´▽`)

 


そしたら、なんと偶然同じ宿に泊まってた、女性二人組の日本人に出会えました。

かなり、彼女達の友人や知り合いは、ラパスで怖い目に遭ったらしく、

ある人は、友達みたいに仲良くなったチリ人と一緒にラパスに来たら、突然ニセ警官がやってきて、

色々騙し取られてしまい、しかもチリ人もグルだったという話、

路地裏に連れて行かれて、カードまでとられた話。

 

特に震えたのは、

ドミで寝てたら、急に目隠しされてナイフをつけつけられたって話。

(((゜д゜;)))

いやもう、これ聞いたのせめて最終日で良かったよ。。。

こんな話聞いたらもう、ラパス怖い。。。

 

この後は、彼女たちもウユニに行くそうで、バスは違うけど、

現地でまた会えるねーとお別れ。

このバックパッカー同士の、確約もしないままの「次の町で会おうねー」がとても好きです。

 

すっかり、ラパスを歩くのは慣れたと思ってたけど、

やっぱり重いバックパックを背負って歩くのは、きつかったです。

さっき聞いた話を胸に、再び安全第一を心がけて、ちょっとだけ早足で歩き、予約したTodoトラベルのオフィスへ到着しました。

 

そこでまた、嬉しい出会いがありました。

一気に日本人4人と出会え、私とゴロー丸を併せて、バスには日本人が6人。他は全員外国人。

まぁ、ぺらぺらぺら~と、私のシークレット話を出会って間もない人達に平然と話すゴロー丸に、

かなりイラッとしたけれども。

再びケンカ勃発となりそうになったけれども。

 

私、大人なんで!!(・∀・)

お前が言うな代表 ただみんながいたから遠慮しただけ。

はっ!いつもキレられてる仕返しされたのかな。ゴロー丸め。

 

PM8:30を過ぎると、先に荷物だけ預けに、下へと降りるように言われます。

そして、再びオフィスへ戻って30分後、PM9:00いよいよバスが到着しました。

座席指定があるって、いい!

席取り合戦は嫌い。

 

中は、噂通り、綺麗だし、椅子は180度近く倒れるし、快適!!

出発してすぐに、アテンダントの男性から、夕食が配られました。

米は、いまいちだけど、コロッケみたいなのがついていて、野菜もあって、おいしい。

 

しかし、かなり道がガタガタで、写真が全く撮れず!

これ!渾身の一枚!!

いちばんましだったやつ!笑

 

これで、どれだけ揺れてたか、伝わりましたでしょうか?

とりあえず、まだまだ標高が高い場所の旅は続くので、

昼に買った高山病用の薬も一緒に飲んで、眠りにつく準備をしました。

 

初めて、海外長旅で一人でバスに乗って次の町へ向かう時、私は凄く感慨深い気持ちに満ち溢れていました。

→ カンチャナブリーまで初のバス移動

 

あれから、色んな国でバスに乗ったけど、いつも車窓の向こうを見ながら思い出すのは、あの時の景色と空気です。

たぶん、一生思い出すあの空気です。

 

きっと、ゴロー丸にとっては、この景色なんだよね。そんな気持ちできっと見つめて。。。。

 

ゴ「ごーごーごー」

 

( ̄ー ̄;)。。。寝てるし。

 

 

とりあえず、消灯もされ、私もさっさと眠りにつくことにしました。

 

が!!自分史上、最悪のバス移動となりました。

 

夜中、急に気分が悪くなって目が覚めました。

にっちもさっちもいかないような、気持ちの悪さです。

 

正直、ガタゴト道の長距離バスなんて慣れっこだし、それでも一度もここまで具合悪くなったことなんてない。

そして、高山病の薬は、利尿作用が凄いとも聞いてたのですが、もう、何度トイレ行ったことやら。

 

一応、気にして薬は1錠ではなく半分だけにしといたのですが、たぶん具合が悪くなったのも、あの薬のせいだと思います。

私には、逆に強すぎたのです。

 

ちなみに後々わかったけど、一緒に飲んだゴロー丸も、似たような症状だったようです。

朝方には、かなり熱が出てきたのが自分でもわかったので、

せっかく仲良くなったみんなと一緒にウユニに行けないんじゃないかということが頭をよぎりました。

とりあえず、どうしようもないので、手持ちの解熱剤を飲んで、なんとか眠りにつきました。

 

予防にもしても、なってしまっても、現地の高山病の薬を飲むことは、推奨されてるけど、

こんな風になってしまうパターンもあるので、簡単に飲むのは注意かもしれません。

かと言っても、かなりひどい、高山病になってしまっては、どっちも選べないんだけど。

 

とりあえず、私は手持ちのイブと頭痛の塗り薬、いつも日本で使っているのがだいぶ効いたので、それを飲んで様子見することをお勧めします。

 

いやもう、このバス移動は、長距離バス好きの私にしても辛かったー。

 

 

 

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  1. うしおクローバー* より:

    コロッケ弁当の、
    ライブ感♪いいね!笑

  2. ヒーリングタイム より:

    偉い
    おはようございます。
    いつも楽しく拝見しております。

    私は、旅は、いつも一人旅。
    友人などからも旅を誘われますが、決して一緒には行きません。

    誰であれ、誰かと一緒の旅は疲れます。

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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