旅日記 国境 ボリビア ビジャソン アルゼンチン

ボリビアからアルゼンチンへ。そしてまた別れ。

投稿日:2017-06-16 更新日:

AM6:00過ぎ、ビジャソンのイミグレへ向けて歩き出しました。

タクシーがやたら声掛けてくるし、乗る人も多そうだけど、

歩いて10分程度で、しかもまっすぐなので迷うこともないので、

タクシーを使わなくても余裕です。





まだまだ朝だから、人もほとんどいないし、静かだけど、

ビジャソンは、こんな町。

ウユニほど、田舎ではないけど、ラパスのちょっとはずれに行った時の景色に近いかな。

 

で、イミグレに近づいた方が、お店なんかもあって、

ネットカフェなんかもありました。

 

え?

何もあの寒いバスターミナルで夜を明かさなくても、良かったんじゃないかって?

 

いやいや。

 

地元の人達とも交流できたし、ボリビア人の日常を体験できたので、120%あれで良かったんだ!うん!

そして、更に進むと、たくさんお土産屋さんが並んでいました。

国境に、お土産屋さんが並んでる国って、初めて見たかも。

どこの国も、陸路イミグレ付近は、何もないイメージだったから。

 

3人、楽しく歩いてたら、あっという間に到着したよ。

 

ボリビア、南の町ビジャソンの陸路イミグレーションです。

ところで、ボリビア~アルゼンチンの陸路イミグレは、悪評が高く、

窓口に一人しかいないから、3時間かかったとか、いや6時間だとか、

良いうわさがないのです。

 

でも、朝一だったからか、10人ほどは並んでたけど、

出入国合わせて、30分もかかりませんでした。

 

窓口は、本当に一人だったけどね。

 

やっぱり私にとって、一番最悪なイミグレは、

カンボジア~タイの陸路イミグレ。

あの暑いのに、更に地獄の3時間は、今も忘れられない。

この旅史上最悪の国境越え

 

そして。。。

 

ボリビアが終わります。

ボリビアとアルゼンチンの国境を意味しているような、

キアカ川が流れています。

 

アルゼンチンの入国審査も終えると。。。

 

ついにアルゼンチン、国境の町、

ラ・キアカに入国しました!!

空が晴れたってのもあるにはあるんだけど。。。

 

振り返れば、すぐそこはボリビアなのに、

アルゼンチンに入った途端、急に雰囲気が変わりました。

なんかなんか、

急に雰囲気が明るくなったというか、

 

建物の感じも、道路も、時代をひとつ、飛び越えた感すらあって、

これぞ陸路イミグレの醍醐味!面白い!!

 

だけど、野良犬はやっぱりいるんですけどね。

 

ワンさん達は、やっぱりルカに魅かれるらしく、

いつしかどんどん増えて、5匹くらいと一緒に歩いていました。

ルカは本当に犬に好かれる人だ。

 

で、このラ・キアカのバスターミナルまでが、結構遠くて、判りにくかったんですよ。

ルカが通りすがりの人達に何回も聞いて、計15分くらいかかったかも。

すぐにあると思ったのに。

 

とりあえず、イミグレを抜けたら、最初の突き当たりは右へ。

ポリスが見えてきたとこでまた曲がります。

ここからなんか結構歩いた。あっちこっちに。

いつもの一人旅だったら、心細さ全快になるやつ。

 

で、やっとバスターミナルに着くなり、いきなりチケット売りのおじちゃんが声をかけてきました。

まず、ここから目指すのは、サルタという町まで。

 

おじちゃん「一人、370ペソ(2545円くらい)」

 

相場わかんないなー。ルカどう思う?

「いや、これは高い。他を探した方がいい。」

 

そして、バスが停まってたところで、また声をかけてきたおっちゃん。

しかも、このバスがそうで、すぐに出発するとのことじゃないですか!

さっきの値段より、一人20ペソ下がったし、とにかく今日のうちに行ける所まで行ってしまいたいので、

妥協して、お願いしました。

ついでにおっちゃんに両替もしてもらった。

なんか完全、流れに身を任せ状態。旅にはそういうのも必要。

 

ラキアカのバスターミナル。

ちょっと、ごちゃごちゃしてる感じ。

サルタまでは、ルカとも一緒のルートなんだけど、その先が別々。

ブエノスアイレスへ向かうルカに対して、私達は、ひたすら東へ向かう。

しかも、ルカは既にチケットを持っていて、彼のバスは、1本遅いバスでした。

 

ルカともっと一緒にいたいけど、この後の私達のルートは、かなりシビアで、

とにかく1時間でも早いバスに乗って急ぎたい。

 

よって、いきなり、ここでお別れになってしまったのです。

この事実に気付いて、かなりショックを受けるゴロー丸。

 

かなりバタバタしたローカルバスで出会って、そこから極寒の国境を共に渡ってきたルカと私達。

過酷な環境を一緒に乗り越えると、人は信頼関係が生まれるって、

吊り橋効果的なものもあり、こんなちょっとしか一緒にいなかったのに、

ルカとは、本当に凄い一緒に居た気がする。

いっぱい、お話もしたからだよね。

 

ゴ「ああ~。ルカ~~~!泣」。゚・(。ノД`)

 

ガシッとルカに抱きつくゴロー丸。

こんな彼を見たのも、初めてかも。

 

「ルカ、色々ありがとね。日本に来る時は、絶対教えてね。ガイドするから。また、会おうね。」

私も、ルカとハグをしてお別れです。

 

そして、このバスに乗り込みます。

そして、乗り込んで間もなく、

AM 8:50、バスは、サルタへと走り出しました。

 

窓の外で、手を振るルカが小さくなっていく。

 

ルカがいたから、寒い国境も楽しい時間になったよ。

優しいルカ、またね!!

 

ゴロー丸、ウユニでのお別れに続き、旅先の別れのオンパレードに、

もう、早くも心折れまくり!

 

 

 

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執筆者:


  1. シズねー より:

    パックのツアーじゃないから
    出会いも別れも 同じ数

    再開の確率は少なくても
    意外なところでの再開が待っていて
    「え?!!」ということもある

    ご縁を感じますね

  2. shadow)^o^( より:

    やっぱり!旅はドラマでした!何が起こるか分からない~~。 クスッと笑ったり?!ジンワリ来ちゃったり?! フレーッフレーッ♪\(^O^)/

comment

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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