とんだハプニング続きだったプエルト・イグアスも、
とうとう最後の夜になりました。
すっごい大変だったけど、アルゼンチン北部の町は、本当に親切でフレンドリーな人が多くて、
このプエルト・イグアスもサルタ同様、いつかまた来たい町になりました。
のんびり、この町で過ごしてみたい。
去る時間なんて気にしないで。
ただ、アルゼンチンのインフレの物価上昇は、旅人にとっては、もうちょっと落ち着いてほしいところだけど。
プエルト・イグアス最後の晩餐へ出かけます!!
この、海外ならではの標識がたまらなく好きです。
やっぱり最後の夜は、いつもの居心地のいいお店、
レストラン「a Piecere」へ。
そもそも、アジア人がいないので、レストランの店員さんは、
私達を一目見るなり、すぐにわかってくれて、歓迎してくれました。
居心地のいい町は、たった短い期間居ただけでも、なんだかもっと長く居たかのように馴染んでる。
そして、「最後の夜」という雰囲気を纏った景色も、ちょっと切なくて、凄く綺麗に見えるのです。
アルゼンチンと言えば、お肉!!ってのは、こないだ書きましたが、
今日も最後の晩餐なので、お肉を。
で、もうこの後は、アルゼンチンを出てしまうので、
ちょっと奮発。
今日、注文したのは、アルゼンチンの代表的な肉料理、
パリジャータです。
これ、見てわかる通り、色んなお肉の乗ったミックスグリル。
チキン、ポーク、ビーフ、ラム、あとはレバーや南米名物の血のソーセージまで(右側)。
いやもう。。。
アルゼンチンの主食は、お肉です。
その国に行ったら、その国の食事を食べる!って言ったって、
いくら、これがザ・アルゼンチンなんだよって言われたって、
これ私は、かなり食べにくかったです。
内臓系のBBQですし。
まあ、張り切って注文したゴロー丸さんが、嬉しそうに食べてましたけど。
で、そんな私が喜んで食べたのは、これ。
何か、ドルチェをくださいって店員さんにお願いしたら、出してくれた!
バナナチーズケーキのアイスとフォンダンショコラのバニラアイス添え。
余談ですが、おととしの冬は、手術の合併症が酷くて、発作が起きて食べられず、
去年から今年の冬にかけては、どうしても痩せなきゃっていう大イベントで食べられず、
で、冬が終わる前に絶対食べてやるって思って、まんまと食べられなかった、
念願のフォンダンショコラに、ここで出会えて感激でした。笑
一人旅の時は、なかなかできなかった贅沢。
まあ、お肉のパリジャータは、完全ゴロー丸のための料理でしたが。
ちなみに、このパリジャータを頼むのに、名前が出て来なくて、
店員さんに聞いたのですが、
ゴロー丸がスペイン語の指さし会話帳で、聞こうと思って、これこれって見せたら、
会話帳を指さして、店員さん大笑いしてた。
指さし会話帳ってのは、奇妙なものなのかな???
アルゼンチン最後の晩餐を終えて、居心地のいい宿へ帰ります。
途中途中の家で、クラブなどでもないのに、大きな音で音楽が流れてきたり、
みんな楽しんでいたり、やっぱり隠れリゾート的な雰囲気が心地いい。
夜歩いても安全な町。
やっぱりこの町を離れるの寂しいな。
宿に到着すると、オーナーもナディアももう自分の家に帰ったらしく、
代わりに、マルコと言う男性がいました。
「日本語は、リトルビットなんだ。僕のお母さんは、日本語話せるんだけどね。”コニチハ!”」
サンパウロ出身なんだと自己紹介してくれた彼は、日本に憧れてるんだと言い、
色々と自分のお話をしてくれました。
それから、サンパウロには、日本人街があるんだよと言って、写真も見せてくれました。
「いつか遊びにおいでよ!ブラジルもとてもいいところなんだ。」
素敵なオーナー夫婦の宿は、他の従業員も素敵でした。
この町を出たら、また国境を越え、次の国へ。
次の国の下調べもしたいのに、睡魔に勝てない。。。
東京じゃ、不眠症気味なのに、旅先では、数秒で気持ち良くぐっすり。
そして、同じく東京の朝は、いつもたいして疲れてなくても疲労感が凄いのに、
旅に出ていると、どんなに疲れてても、全くと言っていいほど疲労感を感じないのです。
これほんとに不思議。
人って、ほんとに心で体が動いてんだなと思う。
旅先で、すっごく怒ったり、悲しいなと思う景色を見たり、
重いバックパックを背負って、たくさん歩いても、
心が元気だから、体も伴っているんだなと思う。
これは、実は蓋然的な仕組みなのかな?
そんな風に心も体も元気でいつも居られたらいいんだけどなー。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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