そろそろ帰りの電車の時間になったので、駅へ向かいます。
マチュピチュ村の駅では待合室があるので、そこで電車の到着を待つこともできます。
で、椅子に座ったら、私が好きな、南米の民族楽器のショーが始まり、すっごいラッキー!!
これ、毎日やってるのかな??わかんないけど。
ああー、南米旅が終わっちゃうなー。
ここまで来ることができて、無事行けて、一安心だけど、やっぱりせつない。
この音も遠くなって行っちゃうんだなー。
という、ジャパニーズ女の心のうちなんて、誰も知るわけもなく、すっごい人人人!!
再び、来た時と同じ列車、インカレイルに乗って、帰ります。
でも一人、楽しかったのを思い出してにやけるいつもの帰り道。
その後は、もう発車したのも記憶にないくらい、
すぐに気を失うように眠りこけ、再び凄い揺れで、目を覚ましたら、
この車両の乗客みーんな、爆睡してました。
視界に映る人みんな、誰一人起きていませんでした。笑
来た時は、あんなにも夢中でみんな車窓の景色を写真撮っていたのに。
そんな私もまさにその一人でしたが。
音も電車の音以外の音は何も聞こえなくて。ましてや人の会話も。
なんか、みんな睡眠ガスを吸わされてすっかり眠らされたみたいな、サスペンス映画の1シーンに入り込んだような不思議な感覚でした。
まあ、マチュピチュ帰りは疲れ切ってるよね。
来た時と同じく、帰る時も、ドリンクとスナック菓子のサービスがありました。
激しい揺れで、激しくむせたのが、帰りの列車の唯一の思い出であります。
この通り、すっごい人で、ここからは、自分達の乗るバンを見つけないといけないのですが、
これまた大苦戦。
リンカさんの話だと、紙に名前を書いた人が待っているから大丈夫ってことだったけど、
いないんですけど。。。おろおろ。。。(゜д゜;)
タクシーやコレクティーボ、乗合バンの人は山ほど声をかけてくるし、
その紙を持った人も山ほどいるけど、どれも私の名前は見当たらず。。。
少し歩いてみたけど、やっぱりいなくて、もう一回戻ってみたら、
さっき声をかけてきたおじちゃんが、電話してやるよ!と親切に言ってくれて、
ツアー会社に問い合わせてくれました。
で、ちょうど近くにはいたらしく、なんとか無事に迎えの人に会えて一安心。
けど、どういうわけか、その人がおじちゃんに何かお願いしていて、
私とゴロー丸は、結局おじちゃんのバンでクスコの町まで帰ることになりました。
「じゃあ、私達、助手席乗ってもいい??」
「OK!OK!あと2人くらいで満席になるから、そしたら出発するから、乗って待っていなさい。」
まあ、お金が更に発生するわけじゃないし、車のグレードは下がったけど、
助手席乗っていいよって言ってくれてラッキーだったんで、これは僥倖なんだということにしよう。
これも、パチャクテク王だと思うんだけど、
オリャンタイタンボのパチャクテクさんは、ちょっと何て言うかそのー。。。
コメディ感があるというかー。。。
出発しても、相変わらず雨は弱まってもすぐにまたどしゃ降り状態だったけど、
それでもやっぱり、朝は暗くて見えなかった山間の景色が素晴らしかったです。
山岳地帯に暮らす人達の生活も見られて、
アルパカを連れて歩いている女性、素朴な山のてっぺんの村、何かの儀式的光景、
そして、どしゃ降りに加え、どんどん夜のとばりが落ちてきて、すっかり暗くなって、
窓のフロントガラスも曇りまくってきて、
これ事故らない?大丈夫??と、かなりどきどきする状態になり始め。。。
おじちゃんがおもむろに真ん中に座っているゴロー丸に、
そこにタオルが入っているから、それでフロントガラスを拭いてほしいと言い、
真っ黒に汚れきったタオルに、触るのをひるみながらも、安全には変えられないので、
ゴロー丸は、到着するまで必死でフロントガラスを拭き続けました。
もはや、助手席バイト。笑
おじちゃんは、申し訳なさそうにしてたけど、ゴロー丸は、自分が拭くのをやめたら、
事故る!!と、本気で怖かったらしい。
そのくらい、どしゃ降りも続きました。
そして、PM6:00、バンは無事に、クスコに到着。
結局、クスコに着いてもなお、すぐに雨が凄い勢いで降り出し、
レインコートを取り出して着ました。
マチュピチュ山を降りるまで降らなかったなんて、本当に奇跡みたい。
今日の夜ごはんは、宿の人に教えてもらった大きなスーパーでお持ち帰り。
マヨネーズとケチャップもつけてくれたよ。
でもって、無性に食べたくなったバナナチップスとなんかお菓子。各1ソル。
ここで、安易なミスをした者より、参考になればのバナナチップスについての注意点なのですが、
ペルーのバナナチップスは、サラダ味とドルチェ味が売られています。
サラダ味を選んだら、まんまと知っている味ではなく、塩のポテトチップスみたいな味だったので、
ここ注意です。
あまくなーい!!(´・ω・`)ってなったんで。
おおっと、そんなミスすんのおまえくらいだよって感じっすね。
そして、この後のペルーでのルートは、リマに行くまでは、他の町にも寄らず、
すっかり居心地が良くて好きになったこの町、クスコでゆっくり過ごすことにしました。
イカとかいいよって勧められてたけど、クスコに居たくなったんですよね。
でもって、インカにも行きません。
受付のお姉さんに延泊をお願いしたら、3ドル安くしてくれてラッキー!!
で、ここで、とある小事件が。。。
ゴロー丸さん、なぜか持ち歩きかばんに、シャンプーリンスを入れて歩いていたらしく、
それが、マチュピチュでの気圧のせいか、自ら潰したのか、なんなのか、
中で破裂してたらしくて、あらゆるものがシャンプーまみれになっていて大変でした。
カメラレンズも。イグアスの滝に続いて、まったくカメラハプニング多い。
私の友達は、ケチャップ強盗ならぬ、シャンプー強盗にシャンプーかけられまくったらしいけど、
ゴロー丸は、自分でシャンプーをかばん内にぶちまける男です。
あーあ。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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さすが南米
さすが南米ですね。
景色が全然違いますね。
ゴロー丸さんのシャンプー事件も笑いました。
いろんな出来事が起こるので旅はおろしろいですね。