意外と虚弱体質な私ですが、旅に出ると心はすっごい元気!!
とは言え、やっぱり旅先でも体調を崩した辛い経験は何回かあるのです。
そんな旅先での体調不良と、飲み薬のことについて書きます。
必ず持参する飲み薬
もちろん持病の薬は別として、必ず持参する飲み薬は、日本にいる時も必ずバッグの中に入れて持ち歩いている飲み薬とほぼ一緒です。
まず、欠かせないのは、鎮痛剤と胃薬。これは絶対多めに持っていきます!!
と言うのも、後々書きますが、私にとって鎮痛剤は万能薬です。いくつか種類はあるけど、私は日本に居る時も、イブがとても効くのでそれを新品1箱とあとは薬ポーチに入れている端数分。
胃薬も、私は欠かせないので鎮痛剤と同じ感じの量を持参。
あとは、酔い止めも旅に出る時は欠かせません。
私の旅は途上国での長距離バス移動がメインなんで。
それから、のど飴系と抗生物質、風邪薬は一応持っていきますが、自分で使う事はほぼないです。
ただ、旅先で仲良くなった日本人同士で時折、薬交換的な事もするので、なんとなく持ってます。役にたったこともあったし。
そして、正露丸。
これも、初めての旅に出る時に、友人から絶対に持って行くべしと言われた薬です。正露丸は、かなりの悪い菌も殺すので、衛生面で不安な場所には、お守りとしてでも持っていた方がいいそうです。
あとは、飲み薬じゃないけど、ロキソニンテープなんかも最近は持って行っています。
体調不良の思い出
何度か体調不良には、どうしてもなってしまったけど、特にしんどかったという意味で思い出すのは、2つ。
1つめは、とにかくやばかったカンボジアのシェムリアップ。
ペットロスで、もう死んでしまってもいいやってくらいの気持ちで旅に出て、そこまで旅してきてそれでも、ドミトリーですら、時々ベッドの中で思い出して号泣するくらい心はボロボロでした。
で、チェンマイの悪徳ソンテウに酷い目に遭わされて以来、もう一気にガタガタ来てしまった気がします。
もちろん日本にも悪い人はいるし、ましてやタイにもいるのなんて承知だったけど、いざ自分がそんな目に遭うとショックで、なんだか更に心が病んじゃいました。
その後、日本人宿で結構救われたけど、たぶんそういう悪い人の悪い気みたいなのをすんごいもらっちゃったんでしょうね。あのオヤジ、本気で極悪人だったから。
早く、タイを出たくなって急ぎ足でラオスに向かったんですけど、まずはルアンパバーンで第一波って感じでダウンしました。
で、そこから少し回復はしていたものの、再びベトナムのハノイで第二波、ホイアンで第三派、という具合にダウンしまくってたんです。
その後、ホーチミンで友人と合流してからは、気も張ってたし、しばらく大丈夫そうだったんだけど、それまでの全部の過労が祟ったという感じで、シェムリアップのあの女子刑務所状態の宿で完全にノックダウン。。。
あれはまぁ、ドミの環境も悪かったけど。
思い出してもしんどかったなーってくらい、ずーっと大変で、アンコールワットがもうきつかった思い出しかないくらい。人生の中で一番ってくらい汗もとまんなくて。
写真見返すと、ほとんど座ってるのが多い。
この時は、胃薬やら風邪薬やら鎮痛剤やら正露丸やら、ありとあらゆる薬を飲んでたけど、結局すぐには良くならず、これはその後タイに戻って、パーイに到着して、ようやく町の雰囲気に心から癒されて回復できました。
とは言え、あの大好きな人達がいたから、体調不良でもカンボジアを今でも愛しく思うくらい、乗り越えられたんだなーと心から思います。
で、もうひとつは、南米旅、ラパスからウユニへのバス。
これはもう確実に、現地の高山病の薬を飲んだせい!!
宿で体調不良になったなら、まだ寝てられるからいいんだけど、これはガタガタ揺れまくる長距離バスの中で具合が悪くなったもんだから、もう最悪でした。
この途中休憩の素晴らしい景色も、しっかり見られなかった事がかなり後悔。
まぁ、後悔と言うよりは失敗です。大失敗。
標高3600メートルの町に行って、高山病にならない自信があったわけではないのですが、何せ高山病ってのを体験したことがなかったので、対策がよくわかりませんでした。
で、日本で市販の高山病の薬はないらしいし、ガイドブックでもくちこみでも、おすすめは現地で気軽に買える高山病の有名薬が推奨されてたんで、その通りに買って飲んだのが大失敗。
私には、あの薬は合わなかったようです。
もう、にっちもさっちもいかない気分の悪さになってしまい、それからかなりの確率でなるらしい副作用の利尿効果のせいで、何度も何度も座席とトイレを往復し、挙句、熱まで出てくるって言う一番最悪な移動でした。
不幸中の幸いで、1錠を半分に割って少なめに飲んでたんで、なんとか体調不良は朝には治まったんだけど、もう現地の薬ってのは怖くて飲めなくなりました。
高山病の頭痛も、私にはイブを飲んだ方が、体調も悪くならずに治まったし。で、この経験から、私にとっては鎮痛剤が万能薬だと感じたというわけです。
そもそも偏頭痛持ちなんで手放せないけど、旅先でも本当にお世話になってます。
って言う事があったんで、これからボリビアに行く方、どうしてもあの高山病の有名薬を飲む時は少なめに!をお勧めします。
あの町のあの食べ物にまつわる苦い思い出
海外に行って、暑さ寒さも体調不良の大きな原因になるけど、やっぱり何と言っても、食べ物の食中毒等々の疑惑も、かなり大きな体調悪化の原因です。
ってことで、今も怪しんでいるあの町のあの食べ物なんかを。
なんか、悪い宣伝になっちゃってすみません。
まずは上にも書いた、ラオスで第一波となった体調悪化の疑惑の食べ物。
屋台のフルーツスムージー。
旅日記にも書きましたが、私、東南アジアの屋台のフルーツのスムージーに感動して、一日一杯は飲んでたんですよ。ここまで。
で、タイのクオリティに比べて、このラオスのスムージーを初めて買ってみた時に、おおぅ。。。ってちょっと思ってしまったんですが、ラオスのはスムージーとはとても言えない、水の上に砕かれた果物が浮いているって感じの飲み物を渡されたんです。
まぁ、タイとラオスでは全く豊かさなんかも変わってくるし、これは仕方ないことなんだけど、その時は、まぁそうかぁ。。。と、それでもせっかく買ったものだしと、全部飲み切りました。
で、発熱とお腹を壊してダウンしたのが、この翌日です。
まぁ、まぎれもなくこれが原因だろうなと思います。それ以降、ラオスでは屋台で飲み物は一切買いませんでした。
で、次がホイアンで嵌ってしまい、食べ過ぎて体調不良になったバナナケーキ。
バナナを切って、生地と共に油で揚げた感じのパンです。
これ、本当に美味しかったんですよ!ベトナム料理って、美味しい物多いけど、これは、ホイアンでしか見かけなくて、食べてみたらあまりの美味しさにハマりまくって、一日1回食べてたんですけど、ある日、ここで再会した旅友と一緒に1日2回食べたら、その夜体調不良で苦しむ事に。
あれも、この美味し過ぎるバナナケーキが原因だったと思います。
こんな感じの屋台で、町のいたるところで売られているんですけど、どれもこれも揚げパンなんですよね。
で、こうなってからやっと予想するのは、どんな油を使っているんだろうってこと。。。
確実に、日本の飲食店みたいに頻度を守って油を捨ててる気はしないし。
このホイアンのバナナケーキもハイパーなカロリーって感じの油ギットギトなので、それを食べ続けてさすがに私の体も悲鳴をあげたっぽい。
その日の夜、突然わき腹が痛み出し、鎮痛剤を飲もうがどんどん激痛になってきて、さすがにここで病院行きか?って思ったくらい激痛でした。
ベッドの上で苦しんでいるうちに、なんとか眠ってしまって、朝になったら治ってたんで助かったけど。
まぁ、短期の観光で来て、合計2、3枚とか食べるならいいだろうけど、長旅の途中で毎日毎日食べ続けてたら、ああもなるよなと、今は思います。
ってことで、食中毒とはちょっと違うけど、油にも御注意ってことで。
最後は、シェムリアップで完全ダウンとなった前に、トドメを差したんじゃないかと思われる食べ物。
レストランのフライドライス。
これは屋台でもないし、結構ちゃんとしたレストランで食べたんですけど、備え付けのトマトに疑いが。
この時覚えてるのが、友人とこのトマトだけなんか美味しくないね、って感じの会話をしたこと。
傷んでる!とは、はっきり感じたわけじゃないんですけど、その会話が引っ掛かってたんですよ。
その後宿に戻り、数時間後にもはやグロッキー状態。
あれ以来、海外で備え付けで出てくるトマトには、手を出してません。
っていう食べ物に関する苦い思い出話を書きましたが、まぁ、日本に居る時のように、変だなと思ったらすぐに病院に行っているわけでもないんで、本当の原因はわかんないし、
その上、東南アジア旅は、自分にとっても初めての海外旅で、最長期間のうえ過酷で、上にも書いた通り、ペットロス状態の半ば自暴自棄っぷりで旅してたんで、いつも以上に心労が祟ってた事は、まぎれもない大きな原因だと思うのですが。
ちなみに、こういう時どうしてたかっていうと、持参の薬を飲んだり、たまたま同じ宿になった日本人の子から薦められた薬を飲んでみたりとしたけど、そんなに薬の効き目は感じられませんでした。
これはもう仕方ない。でも、おんなじ日本人がいるってだけでも心強かったです。心配してくれる気持ちも本物だなと思ったし。
とは言え、ダウンするのは、ほとんどは一人の時だったけど。
私の場合、とにかく絶食して水だけで過ごしてみました。
体調悪くなると、無理に食べる事も出来なくなるんですけど、一日、または2、3日くらい、きちんとした食事は摂らずに、お菓子とかつまむ程度で過ごすと、だいぶ早めに普通に動けるくらいには回復しました。
あとは、旅友が実際に旅先で食あたりっぽくなった時は、とにかく現地の薬が一番効いた!との事です。
彼女は、宿の人に事情を話して現地の薬をもらったそうで、そしたらケロッと良くなったそうですよ。
現地の菌には、現地の薬が一番効くのかも。
とは言え、私はボリビアでのしんどい経験もあるので、現地の薬はちょっと怖いけど。
現地の薬を飲む時は、やっぱり少なめに飲む事をおすすめします。
そして、そんな事を繰り返して、今じゃ、絶対に誰もがお腹をこわす!と言われているインドでも全くへっちゃらだったし、今でも屋台やらローカル食堂やらが好きで入ってるんですけど、食べ物で苦しんだ事は、東南アジア旅以来ないんです。
免疫ができたのかな。
とは言え、用心する事に越した事はないし、その辺はもう自己判断するしかないですよね。
もちろん、食べ物だけが原因ではないし、日本に居たらなかなかなることはない病気なんかも、海外に行ったらなってしまう可能性はあるわけで。
自分は健康だ!って思ってても、やっぱり意外とそうでもなかったって事も起きたりするわけで。(東南アジア旅の頃の私がまさにそう)
旅先で体調不良になると、もうこんな最悪な事はないですよね。
観光は出来ないし、せっかくの現地の食事もとれないし。
そして一番は、命あってこその旅。
対策グッズなんかは、万全にはとても持っていけないにせよ、予防できる病気は、しっかり予防接種をして、もしもの時、病院に行けるように海外旅行保険にはちゃんと入って、いざという時に備えて旅に出るべきだと思います。
私は、長距離バスに乗る時、予防のつもりで先に酔い止めを飲んでしまうんですが、それと一緒で備えあれば憂いなしです。
なんだか、最後は老婆心みたいな締めくくり文になってしまいましたが、
みなさんの旅が、健康で活発で心から楽しい旅になり、必ず無事に帰国でいつも締めくくれますように。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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