カオプーンの洞穴の中にある寺院

今日もカンチャナブリー情報をお届けします。

洞窟の中に作られた寺院、Wat Tham Khao Poonです。



 

中心街から離れた場所にあるこの寺院は、たくさんあるタイのお寺の中でもちょっと変わっていて、その名前の通り、洞穴があってその中にある寺院なのです。

それも、進んで行くと鍾乳洞の間に様々な仏像が置かれているという、一風変わった寺院です。

以前も紹介したカンチャナブリー一番の名所、クウェー川鉄橋、

関連記事→カンチャナブリーのクウェー川鉄橋は歩いて渡るのがおススメ

それとは打って変わって、結構マイナーな観光場所です。

 

しかし、またしても日本人とは繋がりがあるのです。

世界大戦中、なんとこのカオプーン洞穴を、日本軍が病院や倉庫として使っていた場所なんだそうです。

 

受付で、僧侶の方に20バーツを払うと、

「歩いて全部で20分くらいだよ。」と案内してくれました。

いよいよ洞穴の中へと入っていきます。

いきなり、洞窟の中へと潜っていくので、足元に気を付けて階段を降りていきます。

そして、洞窟内に到着すると共に、金色に輝く涅槃仏があり、ここもお寺なんだなとひしひしと感じます。

地下に降りたから、タイの地上の暑さがすっかり消え果て、中はすごくひんやりとしていて気持ちがいいです。

そして更に奥へと入っていくと、ただの洞窟と言うより鍾乳洞。

 

ところどころ、道は凄く狭くて、横にならないと通れない道なんかもあって、ちょっとだけ怖いかも。

しかも、私が行った時は、完全に貸し切り状態で、お客は私のみ。

涅槃仏のエリアに、お花を売るおばあちゃんがひとり座っていただけなんで、奥へ進んで行くに従って、湧き出てくる心細さとか、恐怖心とかを考えないように、とりあえず進みました。

ところどころに、仏像が置かれていて、仏像の間なんかもあり、今もお寺なんだけど、”日本軍””戦争時代の病院”というキーワードは、考えたくなくても頭に浮かんできそうになります。

だけど、あっという間にゴール地点へと着き、受付で僧侶の方が教えてくれた通り、本当に20分という距離でした。

 

出口付近には、大きなブッダ像があります。

ここを過ぎるとまた階段があり、出口となっています。

 

この出口を出たところに、小さな休憩場所と、すぐそばに小屋があり、そこには、第二次世界大戦の頃の写真などが並んでいます。

この写真展まで見て、ワットカオプーンの見学がおしまい、という感じです。

でも、ここにせっかく来たなら、心からもう1つおススメしたいものがあるのです。

 

それは、ここ!

お寺を出てすぐの所に、屋台風の食堂があるのです。

で、ここのおばちゃんが作るパッタイがとにかく美味しい!!

タイでは、あらゆるところでパッタイを食べまくりましたが、ここのおばちゃんのパッタイが一番美味しかったんです。

本当、これを食べにもう一回カオプーンに行きたいくらい。

なので、カオプーン洞穴に行く方は、いっぱい歩いて、最後におばちゃんのパッタイも食べてというセット観光をおススメします。

 

そんな穴場的なカオプーン洞穴ですが、実はちょっと行くのがやっかい。

カンチャナブリーの中心街から、結構離れた所にあるからです。

断然レンタルサイクリングがおすすめ。

徒歩はとにかくおススメできないなぁ。

 

ちなみに、カンチャナブリー在住の人に、カオプーン洞穴に行ったって話すと、よく自転車でもあんなところ行くねぇって驚かれるので、タイ人の感覚としては、なかなかの距離みたいです。

まあ、でも旅人なら余裕!(たぶん)

 

 

カオプーン洞穴への行き方

カンチャナブリーの中心街からは、自転車で30分~40分くらいでした。

道は、ひたすらまっすぐなんでわかりやすいです。

※ただし、この時の地球の歩き方の地図がめちゃくちゃ省略地図で、行きは道を間違えまくりましたが。

どこから出発するかによってもちろん違いますが、とりあえずこの看板があったらひたすら道沿いです。

とにかくまっすぐ。

そしたら、カオプーン駅が見えてくるので、すぐに踏切を渡ります。

最後はかなりの傾斜の坂をのぼってゴールです。

 

料金:お寺へのお布施として20バーツ

 

 

 カンチャナブリー旅行記はこちら

 

 

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sayo

一人旅が大好き。特に長距離バスを乗り継いでの移動が多く、現地の人との交流がとても好きです。 読んでくれた方が、旅気分になってもらえるようなサイト作りを心がけています。