タイの北部にある街チェンマイは、バンコクとは違う感じの程よい都会で、でも自然も結構あって、日本人も結構住んでいるような素敵な街です。
ただ、チェンマイの思い出は、自分の中では”100%だった!”って言うには、ほろ苦いエピソードもあって、旅日記の中では二回目に行った時も”苦手な街”として書いていました。
でも、今思い出すと、たくさんの人に出会えて、一人旅の中でずーーっと孤独を感じさせなかった街でもあります。
ラストは、日本からリアルな友達も合流してくれたし。
なんだかんだで、他の街に行きつつの出入りで3回も行っていた街。
今日はそんな、チェンマイの街のまとめ記事です。
Contents
冒頭にも書いたように、程良く都会ででも郊外もあって、両方を楽しめる街です。
街の中でも大きなショッピングモールのガートスワンケーオ(Kad Suan Kaew)には、滞在中、結構お世話になっていました。
もうちょい郊外方面へ行くと、綺麗なマーケットなんかもあるんだけど、泊まってた宿がここの近くだったので。
現在は閉店してしまったとか?
そして、少し郊外に行くと、結構おしゃれなカフェとかお店もありました。
タイって、北部で行った街の方が、おしゃれで可愛いお店が多かったイメージ。
チェンマイでは、きっかけがあって、こういうお店に何件か行ったのがとても良い思い出です。
こういうのんびりな所で少しの間過ごしたら、疲れ切っている時は、とっても癒されるんだろうなって思う。
そんな中心部から少し離れた郊外にある公園やお寺も、雰囲気がまた違っていい感じでした。
ただ、郊外がチェンマイの良さかって言うと、そんなこともなくて、街の中心部の方にはなんてったって、市場やナイトマーケットがあって、それもまた見るのが楽しいのです。
ナイトマーケットは、平日と週末とで、呼び名も変わって、出ているお店なんかもちょっと変わるのです。
とにかく色んな楽しみ方が詰まっている街と言う感じでした。
これがもう、私の中では大混乱。
バックパッカーデビューして、初めて酷い騙され方をして怖い目にも遭ったし、でも反対に、とっても親切にしてくれた人もいた街。
旅においては、いいことばかりじゃないしと気持ちは切り替えたいけど、やっぱりたったひとつのことがきっかけであれ、悪いイメージは、ずっと拭えないです。
あれがなければ、チェンマイは私の中ですっごくいい街。
でも、悪いことをする人はどこの国にもいて、それに圧倒的に少数派は悪い方の人間で、いつかは自滅するし罰が当たると思うので。
親切にしてくれたソンテウのおばちゃん。
ぼったくりとソンテウに乗る前のドライバー選びだけは、絶対に気をつけた方がいいです。
おかしいなと思ったら断ってOKです!
バンコクよりはもちろん安いけど、チェンマイはド田舎でもないので、タイの中では普通なのかと。
とは言え、タイの物価自体安いし、おみやげを買うにしろ食事にしろ、バックパッカーにとってはありがたい料金です。
北部なので、モン族のお土産が買えます。
おみやげ屋さんもありますが、その中の多くは市場で買えます。
市場の方が安いので、たくさん買うにはおすすめです。
ちなみに物価とは関係ないのですが、タイのスーパーを散策していると良く見かけたのがこれ。
カラフルな卵。
当時はなんでカラフルなんだろうと謎でしたが、どうも調理方法が異なるそうで、色によって中身の調理方法が分けられているそうですよ!
チェンマイにいる間は、ほとんど一人じゃなかったので、本当に色んな物が食べられました。
みんなでシェアしたりすると、安く色んな物が食べられるのがいいんですよね~。
チェンマイに行ったら欠かせない食べ物はこれ!
カオソーイ
基本的には、カレーベースのスープの味に麺が入っていて、上には揚げた麺が乗っています。
あと具材は、お店によって色々違うので、色んなお店で楽しむのがおすすめ。
上:ガイヤーン(タイの焼き鳥)
チェンマイでは、このガイヤーンも名物だそうです。店の入り口には結構ワイルドに、鳥がまるまる一羽焼かれていました。
この何度か行ったお店は、ミシュランも獲得したお店だそうで、同じ宿に泊まっていた人が教えてくれて、みんなで行くことができてラッキーでした。とっても美味しかったのが忘れられません。
左下:市場で食べた麺
名前は覚えていないのですが、内臓系のお肉が入っていて、ちょっと緊張しながら食べたけど、全く臭みもなく美味しかったのを覚えています。
右下:泊まっていた宿そばのローカルなお店のごはん
何度行ったんだろうって思うくらい通ったお店。大盛りで安くて美味しくて、私がチェンマイに住んでたら絶対通ってた!!
そして、まだまだ紹介しますよ!軽食編!
左上:バナナケーキ
ガートスワンケーオのスーパーで売られていたこのバナナケーキも、チェンマイにいる間はよく食べた!
バナナがちゃんとたっぷり使われていて、私にとっては思い出のバナナケーキの味にとっても近かった。ボリュームがあったので、チェンマイの後の長時間の移動では本当に重宝しました。
左下:コーン味のプリン
これもまた、ガートスワンケーオで買って食べてみたら、とうもろこしの味がしてびっくりしたプリン。でも、タイではよくとうもろこし味に出会ったなー。
右上:チェンマイ大学のソフトクリーム
宿に置いてあったノートに誰かがおすすめしていて、ちょうどそっち方面を散策がてら食べたソフトクリーム。農学部が作っているそうです。
とっても美味しかった!顔も知らない誰かの残してくれた情報で得した気分になれた、これまた旅の醍醐味でした。
右下:カットフルーツ
これまた、大好きで何度も買ったカットフルーツ。色んな正体不明のフルーツがあって、いつもどんな味するんだろうってわくわくしながら買っていました。カラフルで冷蔵庫の中が宝石箱みたいなんです。
他にも・・・
カントークの料理
タイの伝統芸能のカントークショーで食べた料理。やっぱり正体が謎な物が多かったけど、どれも美味しかった!これは、日本から来てくれた友人が誘ってくれたイベントで、カントークと言う存在自体も知らなかったので、本当にラッキーでした。
私があの旅の中で、タイで食べた料理の中で一番高価なもので、友人に本当に感謝でした。
チェンマイビール
私はビールが飲めないので飲まなかったんですが、みんな飲んでたこれ。
チェンマイのクラフトビールで、ビール好きな人には欠かせないチェンマイ名産だそうですよ!
チェンマイでは、ここに載せた以外でもたくさん食べまくっていました。
チェンマイ、苦手な街と言いながらも、こうやって毎日食べ物を楽しんでいた事を思い出すと、凄く出会いに恵まれていたなぁと思います。
チェンマイで泊まった宿は一軒。
一回目も二回目に戻ってきた時も、日本人宿にずっといました。
Slow House スローハウス
部屋:男女混合ドミトリー、女子専用ドミトリー、シングルルーム、ツイン、ダブル
泊まった部屋:ドミトリー(女子専用)トイレ・シャワー外
料金:一泊300バーツ
感想
良かった点・なんてったって安心感!
日本人宿だけど、もちろん日本人以外の人も泊まっていましたが、ほとんどが日本人で、経営者も日本の方。
この時宿にいた長老的な人(長く宿泊している人)も凄くいい人だったので、本当に安心感がありました。なんでも教えてもらえたし。
ここに泊まった日本人の方が書き記した情報ノートにも結構助けられました。
この時、日本人宿っていうのが初チャレンジでした。
日本人宿って、時々、長老的な人が意地悪だったとか、自分だけ蚊帳の外状態だったとか聞くし、後々色んな国を旅して行く中で、そんな感じの宿もあったけど、ここが一番アットホームでした。
旅の中では色んな宿に泊まるけど、やっぱり時々は日本人宿で気楽に話せて休めてという時間があるといいものだなって知りました。
あとはやっぱり、オーナーが日本人だったこともあり、清潔でした。
ドミトリーでは、自分のベッドの上とその周囲が自分の生活範囲になるけど、もはや安心し過ぎて、何日か居たら私のベッドの周り散らかりまくってましたが。
あ、もちろんこれはさすがに荷物整理をしていた時に撮ったものです。(笑)
※現在は、スローハウスと言う名前ではなくなっているそうで、オーナーも日本人じゃなくなっているようです。
でも現在のオーナーはフルックだそうです。この時も何度も宿に遊びに来ていた人で日本語ぺらぺらの優しいタイ人でした。
中心部を歩いても、郊外に行っても見所がたくさん。
・ワットプラシン
チェンマイで一番大きな寺院だそうです。
タイでは色んな町でお寺に行ったけど、ここのお寺は自分の中でも縁があったお寺でした。
なんだかんだで3回くらい行った気が。
違う街から3回目にチェンマイに戻ってきた時も、偶然このお寺があったから救われた思い出です。
昼くらいに行くと、ちょうど休憩中のお坊さんがたくさん。
ここは、外国人でも無料でお祈りしてもらえて、ミサンガを巻いてもらえるのがいいんですよ。
チェンマイに行ったら、絶対に訪れて欲しいおすすめのお寺です。
・ワットウモーン
お寺その2。
そして、たぶん一人だったら行けていなかっただろうなって思う森の中の洞窟内にあるお寺です。
カオプーンでも洞窟のお寺に行ったけど(カオプーン洞穴の中にある寺院)、ここはあそことは全然雰囲気が違って、かなり明るかったです。
地元の人に愛されている場所と言う感じで、結構賑わっていました。
この辺りは昼なら歩いたら清々しいし、可愛いカフェなんかもあってまた中心地とはかなり違った雰囲気でおすすめです。
・ワットプラタートドイステープ
チェンマイの市内から山の方を見ると、金ぴかに光る寺院が見えます。
それがこの標高1080メートルの場所にある山の上の寺院です。
ここは山の上にあるのもそうだけど、かなりザ・観光場所って感じ!
なので、個人で行くには若干苦労しました。ってのも、ソンテウの交渉に。
かなりふっかけてくるんですよ。
で、この時は山の下まで行って、そこからまた料金別で違うソンテウに乗り変えるようになっていました。たぶん、ソンテウ同士の暗黙の了解的な。
料金ふっかけてくるしめんどくさいから歩いて行こう!って思ったりもしたんですけど、行った感想、歩ける距離ではなかったです。(トレッキング全然OKって人ならいいかも)
なので、しっかり相場を調べてから交渉して行くのをお勧めします。
ガネーシャ様。
苦労して行ったのもあったけど、それでも山の上の寺院だし、綺麗で一見の価値はありました!
・ターペー門
チェンマイの旧市街は、そもそもは城壁で囲まれていました。
電車やバスで来たら、おのずと見ることとなるとは思いますが、ここもチェンマイを代表する観光場所の一つなのでお見逃しなく。
・ワローロット市場
なかなか見どころ満載の市場です。日本ではあまり市場では目にしないなって物もたくさん売られているし、お土産を買うならここで買うのが安いと思います。
・チェンマイ大学
中心部から郊外へちょっと足を延ばすなら寄ってみるのがおすすめ。
まぁ、大学なんですけど、タイの大学の雰囲気を見ることができるし、花畑がとっても綺麗です。
上の食べ物欄で紹介したソフトクリームも絶品なのでお忘れなく!
・中心部外の町並み
たまたま泊まっていたスローハウスが、旧市街からはずれたところにあったので中心地とは違う雰囲気を散策できたんですけど、
かなりおしゃれな建物なんかもあって、街歩きもとっても楽しめました。
日本語表記のお店(日本人経営?)なんかも結構あったので、それも見つけてみるのも楽しいかもしれません。
・ナイトマーケット
タイのナイトマーケットは、どの街のも楽しかったけど、ここは北部の都会なのでなかなかおしゃれな物も売られていました。
食べ物の屋台もとにかくたくさんあるし、平日と土曜そして日曜でそれぞれ異なるので、毎日行っても楽しめますよ!
・ニューハーフショー
ナイトマーケットのはずれにお店があって、綺麗なお姉さま達が呼び込みしてくれました。
ショー、とにかく楽しかったなー。
ただ、夜のお店での上手な楽しみ方ってどうしたら良いのかわからなかったけど。(笑)
・カントークショー
同じショーでもこちらは伝統芸能を楽しむショーです。
これも夜空の下って言う雰囲気もとっても良かったし、料理はとっても美味しかったし、幻想的なあの空気が忘れられません。
もちろん一人じゃなくて気の置けない友人と一緒だったから、その分楽しい気持ちも大きかったし。
色んな民族の出てくるショーが、ショーとは言えないくらいとっても緩かったのが、それもそれで面白い思い出です。
初めての夜行列車で、新しい出会いもありつつ電車酔いで悪夢を見ながら到着した新しい街チェンマイ
一生忘れられない出来事。いきなり怖い目に遭遇してしまい気持ちはどん底
初めての日本人宿。癒される空気感にまたちょっと元気を取り戻して街へ散策に
仲良くなった子と宿に出入りしているタイ人アートと共に可愛いカフェへ
更にローカルな場所へ。こののんびり時間が凄く心地いいのです
心はもう次の街への準備です。そしてローカルな食堂を楽しみつつ、タイの選挙事情なんかも
久々に一人で散策。チェンマイ名物カオソーイと初めまして。そして更に散策は続く
綺麗な花畑に癒されながら、美味しいソフトクリームで一休み。タイの大学の雰囲気を垣間見る
・ルアンパバーンへのルート決定!そしてチェンマイの焼鳥屋さん
ついに次の国ラオスへの切符をゲット。そしてみんなで行った焼鳥屋さんの美味しさに感動
さよならと出会いを繰り返して、旧市街の散策へ。ワットプラシンでお祈りを
タイのローカル市場の雰囲気を楽しみました
チェンマイ最終日の夜になりました。たくさんの人に仲良くしてもらって楽しく過ごせたことを噛みしめつつ最後の夜は過ぎて行きます
遂にスローハウスを出発です。新しい街へ心を躍らせつつもやっぱり寂しさもあって・・・
東南アジア旅一周して二回目のチェンマイへと。バンコクからのバス移動での出来事
二回目の街だけど、やっぱり乗り物系のうだうだに振り回されつつ、バスターミナルでも四苦八苦
大好きになった街を出てこの旅三回目のチェンマイへ。ワットプラシンのおかげで今回はすんなり
再び戻ってきたスローハウス。再会に次ぐ再会に喜び、またナイトマーケットへ
また旅友とお別れ。そしてスローハウスのそばのランベルツアーにも本当に親切にしてもらいました。お金がないのに予約してしまった小事件
お別れの後は出会い・・ではなくなんと日本から友人が到着!気心知れた友人との時間は、旅に出てから初めてってくらいの安心感を与えてくれるのです
友人と一緒に再び旧市街へ。日本じゃない場所でいつものように彼女と過ごしている時間がとっても不思議で心地いい感覚でした
ナイトマーケットに行きながら、ずっと行きたかったけど行けずじまいだったニューハーフショーへ。心は躍る!
楽しくてあっという間の時間でした。ショーの余韻に浸りながらの帰り道がある意味恐怖でした
こんなに親切にしてくれて、本当にありがたかった思い出です。宝物みたいな出来事
ワットドイステープへ出発。でもソンテウには今度は絶対に騙されないぞ!そんな中で女ソンテウのおばちゃんに出会えて、本当にラッキーでした
山の上の金ぴかの寺院の雰囲気は、ここまで来た甲斐があったと思えるような素敵なところでした
チェンマイの中でも結構都会なモールの雰囲気。変な日本語食材を見るのが楽しいのです
始まりました。カントークショー。夜の雰囲気と美味しい料理にわくわく
後編は色んな民族が出てくるショー。ゆるーいつっこみどころ満載の雰囲気が良かった
楽しかった友人との時間も終わり、私もチェンマイにバイバイする時間が迫って来ました
色々合った街、バイバイチェンマイ。バンコクへと戻るバスの雰囲気は・・・
・・・・・
旅をしていると決して楽しいことばかりじゃないけど、それでも誰かが一緒にいる旅は波長が合えば凄く楽しい。
自分の旅は、結構食がおろそかになりがちなので、こうして食べまくっていた街は、良い街で良い旅をしていたと言えます。
一期一会の旅で、本当に一日違っただけで出会えなかったかもしれない旅人達、現地の人。それは悪い人間もそうなんだけど。
それでも、出会いに溢れた旅はやっぱりいいなぁーと。
もちろん、気心知れた友人と日本を離れて過ごす時間も。
悪い人はどうしてもいるけど、こうやって色んな人に助けられて、一人旅は続くんだって事を、凄く凄く実感した町でした。
チェンマイには思い出がいっぱい。
この初っ端の最悪だった経験があったからこそ、この後カンボジアで出会った、涙のお別れをするくらい大好きになったあの人達が、余計に素晴らしく思えました。
あの経験から教えてもらったのは、悪を許さない、流されないってことかな。
とにかく素敵な街なので、悪いことをする人は撲滅することを願います。
めげずにまた行きたいです。もう地図もある程度、頭の中に入っているし!
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。
こちらも更新中↓
アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている