花屋の並ぶ道を過ぎ、小さな水上に浮かぶコテージで休憩。
私はなんだか、悲しいやら、なんとも言えない感情やらで、しょぼーんとしてしまいました。
遺跡の中では、係員のおじさんが笑顔で話しかけてくれて、
花屋では、店員さんが「サワディカー」と、挨拶してくれる。
屋台の前を歩けば、おじちゃんが”おいしいよー”と、笑いかけてくれ。。。
初日のレストランのおじいちゃんだってそう。
アユタヤも人が優しい。
何より、こんな世界遺産で有名な町に今いる。
こんなに、かっこよくて、綺麗な場所に今、居ることができている。
遺跡もそうだし、象が普通に道をあるいているなんて、東京じゃ見られない景色。
歴史のにおいを感じながら、アユタヤ生活を楽しみたかった。
なのに、私がしていることと言えば、実質ビンから逃げ回ることばっかり。
ビンのことさえなければ、私はここアユタヤも、優しくて親切なタイ人に囲まれ、好きになっただろう。
私は今まで、外国人に慣れていたつもりでした。
でも、そんなのとんだ奢りでした。
交わした「Hello」の一言が、友達のつもりで一緒にいった束の間のナイトマーケットの時間が、こんなことになったりもする。
損をするのも、怖い思いをするのも自分だし、
関係のない宿の人にまで迷惑をかけて。。。
ひとこと、はっきり言えばいいんだけど、逆上が怖くて何も言わずにいる。。。
しかし、奴だって何やってんだか。
世界遺産を見に来たんだろうに、やっていることと言えば、
違う国の女性を追いかけまわして、ひたすら探して待っていること。
クレイジーすぎる。
悲しい気持でもなんでも、夜まで宿には帰れないので、
お店でジュースを買いました。
ぼられました。(iДi)
30バーツって言われて、高いなって思ったんですけど、
後でコンビニで見たら、同じジュースが20バーツで売られていました。
もう、泣きっ面に蜂。
どっかの店にいたレトリバーの子犬がなつっこくて癒されました。
たぶんこの町で、こんなさえない顔してるの私だけ。
みんな観光で、楽しそうに笑ってるのにさ。
まじで、ブルーな気持ちで樹の下に佇んでいたら、
なんとリスがいました。
アユタヤの公園、結構色んな動物いるんです。
おまえ、まじで暗いんだよーって言われてるみたい。
暗いやつなんか、相手にしてやんねーって去っていきました。
時間を有り余して、向かうは今日もエレファント・キャンプです。
ちょうど、象乗りタイムも終了したらしく、地元のおばちゃんがごはんをあげに来ていて、
ごはんタイムでした。
たぶんスムージーとかに使った、余った果物部分だと思う。
とうもろこしとかも食べるんだね。
いや。ちょっと!象のごはんタイム見られるなんて貴重~!
毎日エレファントキャンプに通ってる甲斐があるよ。
一人で象に乗る勇気とかないから、眺めてるだけだけど。
にたにたして眺めてたら、なんと象遣いと象がこっちに向かって曲芸を見せてくれました!
鼻をあげて、笑う顔をしたり、
体をのけぞって見せたり。
またしても見とれてしまって、写真、全然撮れませんでした。
でも、これ、わかりますか?真ん中の子、前脚上げて頑張ってるんです!
素直に感動したし、一生懸命人間のために働いてて偉いな~って思ったし、
でも、象遣いのおじさん、あんまり棒で叩かないであげて~(´_`。)
っていう、どうしようもない感情でした。
でも、凄く癒された。
アユタヤにて、動物だけが友達の私です。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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そうかな?
動物以外にも、宿屋のご夫婦をはじめ、
親切にしてくださった方々、み~んな友達だと思うんですが、
いかが?