色即是空の言葉を選んだのは何でなんだろう。
前記事(微笑むたくさんの石像に会える愛宕念仏寺)で、京都の愛宕念仏寺について書きましたが、今回はそんな愛宕念仏寺で出会った、可愛らしい羅漢像の写真をたくさん載せたいと思います。
あまりにも可愛すぎて写真を撮り過ぎるくらい、パシャパシャ撮ってしまいました。
行こうと思った方も、行けない方もぜひぜひ、癒されてください。
千二百羅漢像に出会えるお寺ですが、ここは本当に笑顔にさせられる石像ばかり。
地面にも寝転がっているので、間違えて踏まないように注意!
ここでも寝てる。
草のお布団をかぶってるみたいで、なんだか可愛らしいのです。
涅槃仏の姿なのかなぁ。
でも、ぐっすりって感じで、とても入滅する前だとは、あまり思いたくないくらい可愛い。
これもこれも。
これ、狙ったわけじゃないだろうけど、本当に草とのバランスがいい感じで、これまた草の布団にもたれかかってるかのように見えるのです。
この石像さんは、食べてる!
食べてる姿の石像なんて初めて見た。
お祈りする石像達の中に、二人仲良く並んでいる石像が可愛い。
ここにも、仲良しの石像発見。
大黒様の隣には、茶目っけたっぷりの顔の石像が。
鬼のような顔をしていても、実はお面なんだよって言ってるみたい。
メガネをかけた羅漢像。
手に持っているのは、きっと宝物だね。
ダブルピース!!
これは、まるで人それぞれの生き方、在り方を現しているみたいです。
二人仲良く抱き合う石像、空を仰ぐ石像、大きな口をあけて楽しそうな石像。
でも、みんな穏やかで幸せそう。
みんな穏やかな顔をしている中で、一人だけ目立ったのは怒ったような石像。
閻魔大王なのかな?
そしてそして、
一番目を奪われたのは、この羅漢像です。
誰よりも楽しそうで、手を叩いて大笑いしているようなこの姿がまるですっごく力をくれるような感じさえしたのです。
この羅漢像にだけ、小銭が乗せられていたのは、おんなじように感じた人がたくさんいるのかもしれませんね。
ここに紹介した意外にも、本当に色んな表情をした羅漢像がいて、きっと誰でもお気に入りを見つけられるはずです。
みんな表情が豊かで、これを彫った人達は、誰を想って彫ったのかな。
もしかしたら大切な誰かだったのかもしれないし、何か願いが込められているのかもしれないし。
だけど、みんな穏やかに、時に楽しそうに笑っていて、
それはたくさんの人同士で笑顔の石像を造ろうって話して造ったなら、凄く素敵なことだなと思う。
こんな風に、仏様の世界も笑い声溢れていてほしいなと本当に思うのです。
残された者は悲しくても、この石像達を見たら、なんだか少し救われるような気がするのです。
愛宕念仏寺、ちょっと遠いけど、頑張って来た甲斐があったなー。
まだ紅葉には早いけど、紅葉の季節は、それはそれは綺麗な景色と共に、ますます嬉しそうに笑う千二百羅漢像が見られると思うのです。
そして、雪の季節もきっと、それはそれは幸せそうに雪景色を見ているのでしょう。
愛宕念仏寺への行き方
バスはいくつかの駅から出ていますが、阪急嵐山駅の前からのバスに乗ると30分もかからず行けます。
*阪急嵐山駅より清滝行きバスで「おたぎ寺前」で下車。すぐ目の前。
バス運賃は230円
バスは一時間に一本しかないので、要注意です。
*これはおたぎ寺前からの帰りのバス時刻表。
近くには何もないので、飲み物などは持参した方が良いです。
拝観料:300円
時間:8:00~17:00
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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