旅日記 ニュージーランド オークランド 留学

留学エージェントの選び方、そして留学生活は刻一刻と

投稿日:2025-01-17 更新日:

ニュージーランド留学 の頃の記事を古いブログから移行します。

*日付は留学時のものではありません*

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今朝はとにかく冷え込みました。ベッドから出るのが辛かったー。

季節はすっかり冬です。日本では夏の月なのに。真逆であることが不思議。

ただ寒いと言っても日本みたいに寒くなくて、昼はTシャツを着ているひともたくさんいるし、マフラーなんていらないくらいにはなるのです。

それでも朝晩は、寒過ぎてしっかりした上着も防寒対策も必要なので、お気に入りのウール100%の手袋をしっかりつけました。

 

そして、部屋には電気毛布はあるけど、暖房器具はないのです。

ホームスティの家にいるほとんどは、みんなリビングで一緒に過ごすからなんだけど、”一人だけで部屋に籠ってのんびり”がないのも、時折しんどいなぁと感じることもありました。

とは言え、寒い部屋で勉強するのも辛くて。

そんな時間がないってのも、生まれて初めてだったような。

ホームスティで、自分の当たり前のように育った環境とは違う家族と暮らして生活する。

その”しんどい”もまた、貴重な経験だなーとつくづく思います。

 

外の景色だけ見ると、なんだかまだまだ秋の続きって感じです。

ってのも、ニュージーランドでは落葉する木が少ないので、まだまだ緑も多くて、昼頃気温が上がってくると時々混乱しそうになります。

ニュージーランドの木々は、そのほとんどが他国から持ち込まれた木なんだそうです。

今日は体験入学で、台湾人の女の人が来ました。

台湾人の人は初めてです。

でも明らかに、彼女はアウェー感を感じているのがわかる。

ミシェルが優しく自己紹介して、私も話しかけたけど、他は誰も話しかけないから、果たして彼女はこの学校を選ぶのだろうか。

 

ただ、自分が入学した当時を思い出します。

私は日本で学校を決めてしまったし、体験入学はしなかったから、雰囲気もわからず飛び込む形になって、ちょっと後悔したりもしました。

クラスはすでにできあがっていて、唯一の日本人には無視され、うざがられ(笑)

ぜんっぜん溶け込めませんでした。

そこから歩いてきたなーと思う。

今は、当たり前のように居場所があって、毎日笑っていられるんだけど。

 

そんな私でもなんとか大丈夫だったんだから!って言いたいけど、実はそんな事でもない気がする。

それは、自分の辛抱だけで成り立ったわけじゃないからと思うのです。

絶対に、さなえさんとミッシェルを始め、出会う人と環境に恵まれたから。

自分の日本での学生生活を思い出しても、まだまだ幼いながらも苦悩する時も多々あったけど、いくつになっても、1から人間関係を築き上げるのって、器用にはいかない。

 

今日は、休み時間にクラスメイトにベビースターラーメンを配りました。あえての味噌味!

どうかなーって思ったけど、サウジアラビアの人達にもかなり好評でした。

ちなみにベビースターラーメンは韓国にもあるそうで、名前はラーミョンタン。

少しして受付のミランから、「サヨ、ラーミョンタン持ってるんだって?」と聞かれて、たまたまカバンの中にひとつ入っていたのであげました。

「これ、日本語ではなんて言うの?」

「ベビースターって名前だよ。」

「なんで英語なのよ・・・」

なんででしょうー・・・

正しくは、英語ではなくカタカナなんだけど。

 

ヨンホからお返しにもらった韓国のお菓子。

イチゴジャムの入ったパイ菓子でした。美味しかったー!

メールチェックをすると、エージェントの方からメールが届いていました。

”学校もあと少しですね”

そんな言葉に、またまた入学して間もない頃を思い出します。

上にも書いた通り、溶け込めなくて、授業も全く分かんなくて、担任の先生は早口英語だし、散々弱音を吐きまくりました。

ぜんっぜん、楽しめてません。と。

でもそのたび、本当に親身になってくれたし、学校にも来てくれたり、ホームスティ先に電話までくれて。

もし学校をどうしても移りたいなら、支払ってしまった授業料の返還も交渉するからとまで言ってくれました。

本当にとんだ問題児ですね、私。

そんな劣等生もさじを投げずにいてくれて、本当に感謝しきれないです。

 

私の留学のスタートって、エージェント探しでした。

何も知らない最初は、当たり前のように、大手会社とか広告で出てくるような会社に問い合わせて、窓口に行ったこともありました。

でも感じた事は、話を聞きに行くと、HPに書いてあったこととかなりイメージが違うなぁってこと。

全てが手数料の上に成り立っていて、安心すらも手数料で買わないといけなくて、その金額は、そのお金でその分長くいられるじゃんっていうバカ高い金額でした。

無理だなって思っても、月々このくらいならどうですかとか、正直しつこいなーと感じたこともあるくらいで。

何より、こんなにお金かかるなら私には無理だっていったんあきらめたこと。それが大きいかな。

でもあきらめないで、探り続けて良かった。

今こうして笑っていられるのは、エージェントとの出会いもかなり大きかったです。

 

今日はリスニングのテストでした。

歌を聞いて歌詞を書き起こすというものでした。

お題はサイモン&ガーファンクルの”明日に架ける橋”で、なんとこれ歌詞知ってたんで、助かりました。(笑)

ある意味びっくりする点数で返ってくることでしょう。

 

午後から、さなえさんとランチに行きました。

合流して間もなく、さなえさんの学校のクラスメイトの男の人に偶然会ったので、その人の行きたいと言うイタリアンのお店へ行きました。

彼は本業はイタリアンのシェフなんだそうで、これまた私にとっては未知過ぎる料理に関してのあれこれ話を聞けて楽しい時間です。

日本を離れている、それだけで同じ国の人とも海外の人とも毎日のように色々な出会いがあるのがやっぱり楽しいですね。

乾燥トマトとクリームのパスタ。

かなり味が濃厚でとっても美味しかったです。

 

その後服を見に行ったり、カフェに行ったりして今日もまた素敵な時間を過ごしました。

注文したホットチョコレートには、ニュージーランドのシンボルマークのシダのラテアートが。

週に一度の楽しみのさなえさんとのランチもあと会えるのは一回のみ。

この日本語環境にどんなに助けられたことか。

ニュージーランドに来てできた、年上の頼れる友達。

でもまた日本で会えるから、その時も楽しみ。まずは私の方が先に帰国ですね。

 

夕飯は、ポークとかぼちゃと野菜のスープ。

パンを浸して食べます。

デザートは、再びパパ特製のケーキとチョコクッキー。

ケーキはいつものごとく、とーっても甘めの味付けだけど、クッキーはナッツとコーンフレークがたっぷり入っておもしろい食感でとっても美味しかった!

 

 

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Sayo

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一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
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