波の上ビーチの静かな時間

朝起きて、テレビニュースでは「季節外れの暖かさです」って言っていました。

これが沖縄の普通の12月の気温じゃないんだー。

今日は強風の日。空は晴れてるの?曇ってるの?って感じです。

旅先アドレナリンが出ているのを感じていて、寝る前もそこまで疲れたーって感じでもなかったのに、朝起きるとなんか筋肉痛。

昨日の筋トレ自転車のせいかも。

また耳にゴロー丸の言葉がこだまします。

「久しぶりの一人旅は悪い意味で色々違って感じるかもね。」

腹立つ。認めない!

今日はのんびり朝食に行きます。

沖縄朝食バージョンはさすがに凄いボリュームだったので、今日は洋食をチョイス。

普段は朝ごはん抜きがちだし、この種類の多さと美味しさに本当に感謝。

今日も元気に観光できそう!

部屋へ支度をしに戻ると、ドア前にタオルセットが置かれていました。

このホテルのルールでは11時までに掃除の必要性のマグネットをドアに貼ることになっています。

必要じゃない場合は部屋の前にタオルセットが置かれるんだけど、まだ9時なのにすでに置かれているということはそういうこと?

旅中はゆっくりする日も欲しいので、そんなこともありせっかくなので?部屋でのんびり過ごしてから出かけることにしました。

ご当地マンホールではないけど、このデザインも可愛い。

今日もお世話になります。ゆいレール!

今日は、那覇市内でも行けるビーチに歩いて行ってみることに。それから漁師の友達にお守りを送りたくて、海の神様も訪ねてみることに。

とりあえず県庁前駅から歩きます。

結構強めな風が吹いているから涼しくも感じるんだけど、歩くとやっぱり暑く感じる。

湿気のせいかな。

福州園。

友好都市締結10周年を記念して作られた場所のようです。今日は休館。

こういう大きな豆の木があって、気温が高いと東南アジアにいるみたいな感覚にもなります。

やっぱりどうしても植物がついつい気になってしまいます。

沖縄の植物は本当に素敵。

少し歩くと、前方に巨大な龍の像が見えてきました。

最初はなんじゃありゃ?って感じだったけど、近づくほどに正体が判明。

こっちに背中を向けているから、遠くからじゃわかりにくいけど、あれは海の向こうにあるニライカナイを見つめているのだそうです。

高さ15メートル。本当に巨大なんです。

これがお顔です。

シンボルだとか、ニライカナイを見つめているとか聞くとなんだかこの龍の像に想いも巡らせますが、現実的な話で言うと、莫大な資金を投入して建てられたそうで、凄く物議を醸しだしている像であるそうです。

同じ国内にある問題だから、他人事ではないですよね。

癒される観光物ってわけにはいかなそうです。

もう海はすぐそこだけど、龍像の向こう側には巨大なクルーズ船が見えました。

クルーズ船。いつか乗る時は来るのだろうか・・・

憧れのような、そんな日を想像しても夢物語過ぎのような。

とりあえず貧乏旅を卒業する日は来るのかな。でも相変わらずずっとバックパッカーでいるような気もするし。

なんて、自問自答みたいなことを考えながら、それもまた旅の醍醐味のような感じです。

マオリ族のボートみたいなやつがありました。

そしてあっという間に波の上ビーチに到着しました。

沖縄の海の中ではちっとも綺麗じゃないらしいですが、私の地元の海に比べたら十分綺麗なんですけど。

砂浜の貝も綺麗だし。

波打ち際に近づいて座り込みます。

この時タイミングよくなんだろうけど、日本人も外国人もここに来ている他の人たちはなぜかみんな一人旅の様子で、同じように離れたとこに静かに座り込んでいました。

騒がしくしている人もいないし、大声でしゃべっている人もいませんでした。

みんな黙り込んで、静かにこの海を見つめています。

一人だけ欧米系のお兄さんが水着で海に入ってたけど、肌寒いとまではいかなくてもさすがに海に入るにはちょっとって気温なので、それもまたこの静かなタイミングを作り出してくれていたのかもしれません。

国際通りとは全く真逆の空気が流れていて、凄く心地いい時間です。

きっとみんな各々に、色んな事を考えているんだと思うけど、私もまた一人旅恒例の想いに耽る時間です。

一人旅は、前回のタイ、ネパール、ミャンマー旅からは約5年ちょっとくらい。

もちろん良いことも悪いことも、自分で幕を下ろしたことも色んなことがあった。

そして今は、何をしていても愛犬ネギのことを考えます。

大事で大事で、全力の愛情を注げちゃうくらい大好きな愛犬が私の人生にやってきて一緒に生きてくれている。

ネギの存在にこの旅に出ない期間は本当に救われたこと。

旅先で、ネギのいない時間はちょっと寂しいけど、元気で待っていてくれていることが本当に嬉しいってこと。

初めての長い長いペットロスの東南アジア旅もやっぱり思い出します。

私はなんで旅に出るんだろう。

一人旅がやめられないんだろう。

答えはものすごくたくさんあるけど、とりあえず知らない場所を歩いて、知らない人と出会って、

そこにも私がいた時間があったことを、

いっときだけでも、その場所の景色の一部になれたことを、

まだまだ増やしていきたいんだ。だから旅に出るんだな。

少しして、日本人グループの騒がしい人達がやってきて、波の音だけだった空間に騒ぎ声が響きだしてからは、一人、また一人とほんの少しの一人旅同士を過ごした人たちは立ち上がって去っていきました。

たまたま波長が合って、言葉を交わさなくても、静かな時間を一緒に過ごした人達。

一瞬だったけど、良い時間でした。

愛犬ハルコの遺髪が入った小物入れは今も欠かさず持ち歩いています。旅の相棒!

水辺でヤシの実を見つけると、思い出すのはガンジス川。

ヤシの実を頭と見間違えたあの時間。

ふと気になったのは、この大きなテント。

なんか煙がずっと出てたけど、BBQ??

ビーチから出てすぐのところにヤギがつながれていました。

こういう風景、イメージしてた沖縄っぽい。

そしてすぐそばには拝所も。

全部の歴史を辿りたくなります。

ふとした場所でも興味深い沖縄です。やっぱりすっごく旅してる感!

次はあの場所へ!

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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