旅日記 ポーランド クラクフ バックパッカーの旅先あれこれ

空港へ向かうバスでひと悶着してきた私。。。

投稿日:2016-10-18 更新日:

さあー!ついに、日本への帰国の日です!!

 

最後に快適な宿に泊まれたおかげで、

本当に心地よい締めくくりを送れました。

 

この旅ではあんまり、活躍してくれなかった抹茶キャンディーを全部、

お礼の手紙と一緒にテーブルへ置きました。

 

日本へ帰るぞ!ぴーす!! ※赤目、治ってませんであります!!(`・ω・´)ゞ


 

ありがとう。

POKOJE GOSCINNE SUN

 

いきなり雨で出迎えられた初日。

晴れで締めくくれる帰国日。

 

すっかり慣れ親しんだクラクフの街に、さよならです。

 


 

クラクフの空港へは、

この、292番のエアポート行きバスに乗っていきます。

 

いまいちかなぁ、なんて思ってた。

でも、めげずに戻ってきて、花火も観たし、パレードも観たし。

ヴァヴェルのドラゴンも連れて帰るし、

大好きなオーナーには挨拶できたし。

心残りなし!!

なんて、気分よく乗り込んだものの、

この後、この旅一番、気分最悪になる、大喧嘩を繰り広げることとなったのです。

ガラッガラの車内で、なぜか色んな椅子を渡り歩き、

最後にわざわざ私の前の席に座ってきた男、

なにコイツ、と思ったのですが、問題はそのあとでした。

 

途中の乗り場から乗ってきた、そいつの友人の男と、

この最後の最後で、バトルとなったのです。

 

乗り込んできたそいつ、私の前の席の男とがっつり握手をすると、

私に向かって、「どけ!」とジェスチャーをしてきたのです。

 

は?

 

指定席でも優先席でもないし、車内ガラッガラなんですけど。

なんで、私がこの大荷物を持って、移動しなきゃいけないわけ?

あんたがこいつと、違う席に移動すりゃいい話じゃん。

 

思いっきり、いぶかしげな顔をしながら、言いました。

 

「Why?」

 

しかし、ポーランド語でなんか言ってくる。

いいから、あっち行けよ。みたいなジェスチャーしながら。

 

「I don’t know」

 

こんなレベルの低い戦いですが、かなりイライラしていたので、

意地でどきませんでした。

 

するとそいつ、つたない英語で、

「お前、アジア人だろ?チャイニーズか?ジャパニーズか?ポーランド人じゃないなら座るなよ。」

 

はぁぁ!!!???(`Δ´)

 

いったいぜんたい、どこにそんな決まりが!?

そもそも、空港に向かうバスで、ポーランド人だけしか座っちゃダメだ?

そんな馬鹿な決まりあるわけないし、

今時、どこの国だろうが、そんなバカげたこと言われないわ!!

 

「あんた、馬鹿なんじゃないの!?あんたの何が偉いわけ!?私の国では、そんな差別なんて絶対ない!だから、私もどかない!ふざけんな!!」

 

知り合いと顔を見合わせ、

こいつ、クルクルパーだぜ。みたいな、

頭の横で指を回すリアクションするそいつ。

 

まじで、

 

まじで、

 

まじでぇえええーーーー!!!!

 

今んとこ、一番苦手な国、中国でもそんな仕打ちはされなかったし!!

この人種差別の争いの歴史を巡ってきた旅で、

最後の最後でこんなこと言われるなんて思いもしませんでした。

 

奇跡尽くしで締めくくれると思ったのに、

こんなに嫌な気分でポーランドを去ることになるとは。

ムッとしながら、窓の外を眺め続けた、空港までの道のりでした。

 

そいつらは、空港の手前のバス停で降りて行きました。

帰りは、電車にしておけばよかった。

 

そして、見覚えのある景色が広がり、

クラクフ・バリツェ空港に到着したのです。

あの時も、なんだかんだパニックにはなってたけどさ、

結構親切な人達に出会えて、なんとかバスに乗れたんだったなー。

なんか、こう、想いに浸れない帰国となってしまったのが、

残念だよ。。。

 

でもって、今日はそういうハプニングの続く日だったようで、

この後、空港内でも軽いパニック状態となる出来事が起きたのです。。。

 

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

その他の記事

<sponsored link>







-旅日記, ポーランド, クラクフ, バックパッカーの旅先あれこれ

執筆者:


  1. タボ より:

    腹が立ちますね。( *`ω´)
    しかし、それにめげないところが素晴らしい。

  2. なふら より:

    バトルOK!!

    あったよ
    もっとひどいこと(^m^)

    そうなったら意地でも自分を通す!!
    ばっちりだよ サヨちゃん


    ヒースローでで
    ソ連(今のロシア)の飛行機に乗ろうとしたら
    ツァー客なのに
    日本人のチケットを8時間後の便にして
    他の国の人を優先して乗せていた

    私はノーと言ってその飛行機に乗ったけれど
    2人ほど
    チケットの乗る時間を書き換えられて
    8時間飛行場で次の便を待ったヨ

    空港で働いていたその女性
    飛行機に乗るバスのまで
    ヨーロッパ系の人を2人連れて
    私達に降りろと迫って来たよ
    それは無視
    チケット持っているのになぜ譲るのぉ~
    凸(▽▽メ)

    ツァーの日本人の男の子の分も
    次の便になるのを私がノーと言い切ったので
    その便に乗れたのに
    そのアホな日本の男の子
    「僕は君が怖い!」と別のシートに移って行った(笑)
    アホな日本人の男の子!

    モスクワに着いた時
    モスクワで働いていた日本の方が
    私は「I will go!!」といったと言ったら
    「I shall go!!」と言うべきだと言っていた

    日本国内では
    日本人として対応するけれど

    よその国では
    その国対応あたりまえだよ!!(^▽^)/

  3. ヤマナ より:

    こんな異国で、しかも女性一人で筋を通されるサヨさんの姿勢は立派ですね。
    ただ、どこにでもこのような低俗な人間はいるのかもしれませんね。
    我が愛するこの日本でもこういう類の人物がいるのかもしれません。

  4. かみぞー より:

    ☆ まぁまぁ ☆

    外国に行って何か不快な事を言われた事がありますが、
    語学力の無さも相まってか、何を言われているのか
    分からないのが幸いしております(^_^;)
    なので、喧嘩にならないで済んじゃってますねぇ(^^ゞ

    それにしても、眼鏡姿…萌えぇ~ですね♥
    可愛いから、そういう事を言われるのかもしれませんよん。

  5. 百地三太夫 より:

    ムカつく奴らですね。

    それにしてもサヨさんは英語で言い返せるのが凄い!
    俺ならきっと、日本語で喧嘩してたと思いますw

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
旅のおまけがついてきた。
NEXT
クラクフ空港で、この期に及んでアタフタ

関連記事

ビルケナウ強制収容所ラスト そして生まれた感情

中谷さんのガイドは、ラスト、 このユダヤ人達が生活をさせられていたバラックの中へと、続きました。 ここも少し前まで、もっとたくさん入れるようなバラックがあったそうです。   でも今現在、立ち入りが認め…

続きを読む

次の国、マカオへ行こう!

香港を離れ、マカオへ向かいます!尖沙咀の朝が気持ちいいほど、新しい国へ行くと言うのはテンションが高まるのです。フェリーターミナルもすいすい進んで、あっという間に船の中。束の間の船旅です。

メコンデルタ 島に生えるフルーツの木々

そしてまた、船に乗り込み、ちょっと走ったら、小さな島でランチです。 ここでもまた、例のわがままスペイン人軍団が、ランチより先に島を散策したいとか言い出しました。 ハンサムスリムに却下されていましたが。…

続きを読む

いよいよカオサンへ

パヤータイに到着です。 ふと、下をのぞきこむと、こんなに素敵な景色が。 なんだか、ミニチュア模型みたいな不思議な組み合わせ。 ここからカオサンまでバスで行くか、タクシーにするか迷ったけど、 どうやらバ…

続きを読む

世界は同じ時間を生きていた

夕方18:00頃、だんだん見覚えのある景色が広がり、カオサンへ到着しました。 ああ。。。帰って来たんだ。。。 ほんとに素直な感想でした。     しかし、バンコク、夜だからってのも…

続きを読む

タージマハルの周りを歩きながら歴史を想う

さて、タージマハルその2です。   眩いばかりのこの大理石の建物は、たった一人の女性のために造られた大きなお墓でした。    横から見てみた姿。 向きが変わっても完璧に左右対称。 …

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

旅ワン:ネギ

Sayoの愛犬。日本全国を一緒に旅したいワンコ。お芋持参で国内の犬OKスポットに出没中。

愛犬と行く国内の旅

sponsored link