なんだか悶々と考えるような感じで、スタートしてしまった今回の旅ですが、やっぱり空の上に出て、もう水色と白しか見えない窓の外を見ていると、結局、思いっきり楽しもう!!と気持ちがどんどん膨らんでいくのが自分でわかりました。
隣りの人との密かな闘いも、気がつけば喝を入れる出来事だったのかも。
怒りは元気の源でもありますからね。前向きにいこー!!
で、気がつくとすっかり眠りこけていて、機内に響いたアナウンスで目を覚ましました。
いつの間にか誰かがシェードを降ろしてた様で、外の色は見えませんでしたが、隙間から洩れてる陽射しの色だけで、寒い日本とはすっかり変わって、濃い、熱い、そして暑い世界にやってきたことがわかります。
間もなく到着なので、椅子や窓のシェードを直してくださいってアナウンスが流れると同時に、私の目の前を長い腕が横切り、その手がシェードをサッと開けました。
隣りの黒人さん彼氏の腕でした。
くっ。
そんなアナウンスくらい聴きとってるわ!馬鹿にしないでよね!!
ちょっと寝ぼけてタイミング遅れただけなんだからね!!
ってちょっとどうしようもないことで、心の中で毒づいてみたけど、まぁ、結局は別に悪い人でも意地悪な人なんかでもない、普通のいい人でした。
相変わらず、腕ははみ出して肘がささってるけどな。
なにはともあれ、タイ到着ー!!
バンコクも4年ぶりだよ。
あの長い長いバックパッカーデビューの旅を終えてから、またすぐにでも遊びに行きたい、何度でも行きたいって思ってたタイに、やっと帰って来たよー。
いやもう、テンションあがる!!眠すぎるけど。
なんか、初めましてじゃない国に来ると、すっごい安心するんですよね。
で、今回は初めてのドンムアン空港の方です。(前回はスワンナプームだったので)
新しい旅は、タイを拠点にして何回かのフライトで移動します。
まずは、このバンコクでトランジットです。
実は、今持っているガイドブックは、前回の旅の時に使ってたものなので古いんです。
下調べをしている時にも、バンコクはすっかり便利になったのと同時に変わってしまってもいて、あんまり古いガイドブックは役に立たないかもなって思ってたんですけど、ひとまず今回はこれで乗り切ろうと思って。
初めてじゃないし、なんとかなるでしょう!
入国審査は相変わらずタイ・タイム。
色んな国の入国審査受けてきたけど、いっつもダントツで時間がかかるのはタイ。
審査官は、たくさんあるブースにちらほらしか座っていない上、質問もほぼしないくせに、一人通すのにやたら時間がかかる。
それも何を見てんのか、やたらと手を停めてキョロキョロ見回してばかりいるので、それが原因かと。
結局今回も審査に50分かかりました。いやもう、陸路の時の地獄の国境越え甦るよ。
やっと、預け入れ荷物を受け取りに行くと、すでにコンベアーは止まっていて、荷物は床に並べられてました。
まずはバンコクの町へ出たいのです。
とは言え、今日は空港泊なので、重いバックパックは預けてしまいましょう。
ドンムアン空港の荷物預け場所は、国内線ターミナルと国際線ターミナルをつなぐ通路にあります。
※詳しくはこちら参照 → ドンムアン空港で大きな荷物を預けよう
受け取り時間を聞かれて、今日の夜って答えたけど、預け入れして最初の1日は何時間だろうが24時間の料金になるらしい。
とは言え、重たいバックパックを預けてしまえばもうすっごい身軽です。
さあ行きましょう!!4年ぶりのバンコクの街中へ!!
バンコクの気温は33度です。
いやもう、空港の外に出たら空気がモア~ンってしてて、冬の日本から来ると、ギャグなんじゃないかってくらいにあっつい!
だけどなんか、この感じですら、あの頃を思い出して懐かしくて愛しいのです。
まずはここからバスに乗ります!
ここは国際線ターミナル(ターミナル1)の6番出口を出てすぐのところ。
この乗り場から、市内各所とドンムアン空港を結ぶエアポートバスが出ているのです。
バスは、A1、A2、A3、A4とあるのですが、それぞれ行き先によって乗るバスも料金も異なります。
料金はバスによって異なりますが、同じバスだったらどこで降りても均一料金なので、これもわかりやすい。
例えば、A1、A2バスは一律30バーツ、A3、A4バスは一律50バーツです。
安いのも嬉しいですね。
ルートの案内も乗り場に表示されているので、わかりやすいです!
今回、私が向かうのはルンピニ公園。なので、A3バスに乗り込むのです。
バスは、AM7:00~PM23:00まで走っていて、だいたい30分に1本くらい運行しているらしいのですが、しばらく待って、A1バスは大量に来るのに、A3とA4がなかなか来ませんでした。
乗り場もずらーっと奥の方まで少し広いので、来るバスを注意して見ていた方がいいです。
やっと来たバスに乗り込みます。
車内ではちゃんと車掌のおばちゃんが居て、料金を回収して切符をくれるのと同時に、どこまで行く?って聞いてくれるので、外国人にとっては間違えなくていいですね。
おばちゃん、にこにこしてくれて嬉しいなぁ~。やっぱりタイ好き!!
相変わらず、どんどんどんどん都会になってしまっているバンコクだけど、やっぱりタイ人優しいし、タイ語は相変わらずさっぱりわかんないけど、なんかタイ語の耳触り好きだし、ほんっとなんだか楽しくて、気がつくと顔がにやけてます。怪しいジャパニーズ
夕方前という中途半端な時間だったからか、A3バスの車内はガラガラ。
しかしエアコンちゃんと効いてますよ。涼しい!
バスは、いくつものバス停に停まって客を拾っては降ろしていくんだけど、車掌のおばちゃんはその度に大きな声で、ここは○○よ、あなたは降りなさい!と降りる人に教えていました。
空港から乗って来た外国人には、バスを途中で降りるのって結構ハードル高いですからね。
親切。おもてなしってこういうことだよねぇ。
外国人にとって、いきなり来た国で道や場所に迷うほど心細いことはありませんからね。
そして私も1時間くらい乗って、ルンピニ公園に着いたことを教えてもらい、バスを降りました。
実は初めてのルンピニ公園です。
4年前来た時は、ちょうど反政府デモが活発になってしまっている時で、街中で挨拶したタイ人からも、ルンピニパークには危ないから近づくなよと、何度も注意をもらったので、来ることができませんでした。
初日も通りすがりで、暴動によってボロボロにされたバスとか停まってたのを見て、びっくりしたのを思い出します。
とは言え、当時なぜかデモに参加したとかって言う旅人に、その後違う町で会ったりもしたんですけど。漁師のあのお方です。(笑)
ルンピニ公園は屋台とかもたくさん出てて楽しいから、絶対おすすめだよって言われて、じゃあ、バンコク戻ったらデモも鎮静化してるだろうし行こうかな―なんて言ってたけど、結局タイミング逃して、行かずに帰国してしまったのです。
でも、旅中で仲良くなった旅人におすすめされた場所は、絶対行ってみたいし、それにルンピニ公園に来たいって思った一番の理由があるのです!
それは、ルンピニ公園にはオオトカゲがいるんだよ!っていう話。
オオトカゲ!
あのバンコク初めての朝の、宿の近くのチャオプラヤー川で見て、奇跡的にも最終日にもおんなじ場所で見たあの子です!
あの頃はよくわかんなくて、ワニ?とかって思ってたけど、後から思えばかなりラッキーだったんだなと。
そのオオトカゲが普通に公園内にいるっていうから、そりゃもう会いたいなと、わざわざ来たのです。
いつも宿はカオサンにとっちゃうから、この辺りなんて来る機会もなかなかないし。いいタイミング。
と、前置きは長くなりましたが、行ってみましょう!!
まあ、ふつうーの綺麗な広い公園ですよね。
実は、もうこの辺りにあった屋台などは、朝晩しか営業を許されなくなってしまったらしく、日中に来ても特に何もないってのは、情報として知ってたんですけど。
予想以上に、ふっつーの公園。そりゃもう、プレーン!
もうちょい、汚い感じの公園で、夕方には東南アジアにありがちな、人々がわんさか集まって、何か面白い体操しているっていうイメージを勝手にいだいてたんですけど。
それもない、東京にありそうな綺麗な公園。
うん。キレイ過ぎて、つまらん!
たぶん、朝晩は、あのテント辺りに屋台が並ぶのかもしれないけど、今は、お腹がすいても、なんにもない!!
ジョギングとかしてる人は、ちらほらいるものの・・・
ねぇ!!東南アジア名物、面白い体操集団は!?
陽気な音楽は!??
ひとまず、変なオブジェとか、
誰かがインスタとかに載せるためとかに作ったんであろう、綺麗なプルメリアの花で作った絵文字とか、
綺麗な、ねこトラさんとか、
そんなので自分の心を誤魔化して、写真を撮ってはしゃいでみたりしてみたけど、ほんっと、はるばる来たけど特に面白いものなんにもない!!
都会になってくって、先進国になろうとするってこういうことかーと、ちょっと寂しく思いました。
あ、また出会いましたね、ねこ助さん。
旅始まって、初日がいきなりこんな失敗感かもし出してて大丈夫なのかな。私は。
ってか、オオトカゲはどこ!? わざわざ来た意味
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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ご無沙汰してます。インスタも見ていますよ!
タイ国は、3回も行きながら、通り越して、トランジットして、サムイ島がお目当でしたから、タイに降りたことはありませんでした。タイ本国と、サムイ島とでは、随分違うのですね。サムイ島は、本国との交流は、未だ50年ほどの歴史しかなく、急に観光地となって、年間100万人以上訪れる中、白人(オーストラリア人、フランス人が主だとか)ばかりに媚びて、日本人は、3万人くらいなので、黄色人種には、心情的に、差別的でした。生まれて初めて人種差別されて、すっかり意気消沈!レストランでも、ウエイトレスは、私たち夫婦を見て、テーブルに頰杖ついたまま、顎で、向こうの席(奥の暗いところ)へ行け、とばかりに仏頂面で、声も出さず。白人が、来たら、ビーチのテーブルに、いそいそと案内して!!
フランスで、あのGACKTさんが、同じ事をされたそうです。街中で(ビーチではなく、)テラスの明るい席に座ったら、わざわざ、ウエイターがやって来て、向こうへ行け、と。
酷いものですよね。同じ代金取るのに、肌の色が違う、と言うだけで、人の価値も見ずに、肌の色だけで差別する!!
タイの、車掌さん、親切ですね!
タイ人は、親日国と聞きます。
今度、本国に行ってみます。
これからの、旅紀行、楽しみにしています。
空気がもわ~ん
これ、日本がまだ寒いときに亜熱帯に行くと感じますね。空気に独特の香りも。。で、汗線が一気に開いて汗だくに。。
僕は昔から、仕事でしか海外行ったことないんですが(米英台中。一番長期でも1か月間程度まで)、それでも、こうして実感を感じる記事見ると自分も感じた感触が時折交差して、ライブ感を感じます(*^ー^)ノ
こんばんは
今回はタイに行ったんだ!!
暖かい所だから冬の日本とは大違い (≧▽≦)
なんだかタイって言うだけで安心できる感じ(笑)
でもタイのバスって車掌さんがいるんだね!
これは間違えなくていいなぁ~
それにしても普通に町並みがきれいですね