長い旅の途中や、短期のパッケージツアーの自由旅行の間で、
お得に参加できちゃう現地ツアー。
現地で作られているツアーだからこそ、
ガイドブックには載っていない場所を周ったり、
現地の人おすすめの食べ物などが食べられて楽しめたりもします。
もちろん、プラス点とマイナス点があると思うのですが、
個人的には、長い旅の間には何度かは参加したい楽しみでもあります。
今日は、そんな現地ツアーの体験談やどんな感じなのかってのを紹介!
どうやって探すの?
現地ツアーとは、その名の通り、現地から出発して現地で終わるツアーの事です。
現地の会社が催行しているものもあれば、
日本の会社が現地で催行しているものも、日系の会社が現地でってのも、
色んなツアー会社があります。
特に日本の会社のものなら、詳細がよくわかり、
インターネットから気軽に予約出来たりもするんだけど、
現地の会社のものは、そうもいきません。
そんな、現地の会社が行っている現地ツアーは、
いつも現地についてから探しています。
だいたいの有名観光地なら、街を歩けば、
何件ものツアーオフィスやツアーデスクがあり、
行きたい場所に行くツアーの、
料金と内容を聞いて回って比較するのもよし、
はたまた泊まっている宿で紹介してくれたりと、
その場合は、予約までしてくれるので、そのままそこに決めるのもよし。
特に、ツアー競争の激しいような町だと、
交渉次第ではディスカウントしてくれることもあり、
凄くお得な料金で、人気ツアーに行けちゃうこともあるのです。
そんな現地で申し込むツアーは、よっぽどのハイシーズンではない限り、(※中国の旧正月時期には本気で注意!)
ちょうどいい時間のものがあれば、即日でも参加出来ちゃいます。
なので、現地で探すのもおすすめ!
ツアー当日の流れ
基本、もちろんツアーなので、送迎がついています。
宿まで迎えに来てくれるものもあれば、集合場所を指定されるものもあるので、
予約をする時に、そこはしっかり確認しておきます。
この”お迎え”が、ありがたくはあるんだけど、一人旅の時は毎回そわそわしちゃって。
日本と違って、もちろん時間通りには来ないし、
本当に来るんだろうか、ってのが本当に心配しちゃうところです。
後で書きますが、大遅刻事件もあったので凄いトラウマではあります。
なので本当は、宿でツアーの予約しちゃえば、ちょっと心配になったら、
宿の人に進行状況を電話をしてもらうなりできていいんだけど、
もちろん、内容や料金の違いなどでそうもいかない時もあるし、
もうここは、腹をくくってそわそわしながら迎えを待ちます。
まあ大事件はあったけど、来なかった事は幸いにも一度もありません。今のところ。。。
無事、お迎えが来て、車に乗り込んじゃえば、
後はもう、ツアーガイドに従って動くだけなんで、目一杯楽しみます。
そして、ツアーが終われば、お迎えの時とおんなじように、
宿の前まで送り届けてくれるものもあれば、
どこか街の大きなところで降ろされるものもあるので、
これは予約時でも、当日にガイドさんにでも確認してもいいと思います。
まぁ、長距離バスとは違って、
ツアーバスで、辺鄙なところに降ろされた事は今までなかったので、
基本は、ここはどこ?みたいな場所でBye!は、ないとは思います。
ひとつ注意なのは、日系の会社でもない限り、
現地ツアーは英語で進みます。ガイドももちろん英語です。
そこだけ注意ですね。
現地ツアーのかたち
日本でも、ツアーと言っても色んな種類のツアーがありますが、
現地でもおんなじ感じです。
例えば、
スケジュールがもう決まっていて、申し込んだ人全員で行くツアー。
こういうのは、人気ツアーだから毎日催行しているようです。
なので、申し込めない、催行されないってことはないようです。
そして、個人旅行のように、自分で行きたい場所を組み立てられるツアー。
この場合、プライベートツアーになるので、
チャーターのような形ですね。
そして、日本人に人気の観光場所だと、
現地のツアーオフィスや宿なんかで、
参加者募集をしていて、他の日本人達と行けるツアーもあります。
そういうのは、だいたい車をチャーターしていて、
参加者で割り勘っていう感じですね。
なので座席分、参加者が集まるほど、一人分が安く済むって言う。
その場合、自分の行きたい場所に行くのかしっかり確認しておくといいです。
もちろん、行きたい場所が入っていなかった場合は、
自分が参加者を募るのもありだと思いますよ!
ウユニ塩湖は人気なんで、ハイシーズンじゃなくても、
日本人が参加者募集してるツアーが何件かありました。
あとは、ツアーという名前だけど、ほぼ自力で行くような、
乗り継いで行く乗り物の乗車料と入場料だけのマチュピチュツアーとか。
一人じゃなかったから良かったけど、
一人だったら、かなりおろおろしちゃってたかも。
でも、最後の最後まで、すっごく楽しかったけど。
もちろん、どれも離団可能のようなので、
うまくツアーを使って、片道利用で行きたい街とかに行くのもありですね。
あ、そう言えば、タイからラオスへ国境越えを兼ねた、
片道ツアーってのもありましたよ!
こんなことがありました!現地ツアーのプラスとマイナス
現地ツアーに参加するにあたって、いい事と言えば、
一人旅で、ぷらーっと行くよりも、
一緒の車に乗っている他の参加者と仲良くなれるって事です。
実は、一人でツアーに参加するのに、
ちょっとだけ気にしていたことがあったのです。
日本でも、一人でツアー参加した事はなかったのですが、
ある時、パッケージツアーで彼と行ったグアムで、
オプショナルツアーに参加していた時の事です。
乗客はもちろん全員同じツアーの日本人。
ガイドも日本語を話す現地人ガイドさんでした。
そんな中、1人だけ、女性一人で参加していた方がいたのです。
周りはみんな、2人以上参加だったので、結構目立っている気がしました。
当時、一人旅に憧れながらもまだまだ踏み出せずに居た頃だったので、
そんなその人の姿がかっこいいなーと思っていました。
でも、近くにいたおばちゃん達は、
「女性一人旅なんて、珍しいわね。」「失恋でもしたのかしら?」
「ちょっと変わっている人なのよ。」「気持ち悪いわね。」
と、そんな一人旅女性の事をひそひそ。
もしかしたら、そんな陰口が聴こえていたかもしれないけど、
その人は、ショッピング時間も観光時間も、食事時間も、
一人で凄く楽しそうで、現地の時間をとにかく吸い込んでいるという感じで、
ずっと凛としていました。
その日から、その人のそんなかっこいい姿も、
私がその後、一人旅をするきっかけの一部となってくれた事は、
紛れもない事実なのですが、
記憶の中にはすっかりあのおばちゃん達の陰口がのこっており、
団体ツアーに一人で参加すると、
そんな風に見られているのかなっていう気持ちが、
どうしてもあったのは、事実です。
そんな私も、長い東南アジア一周旅で、
ついに一人ツアー参加デビューする時がやってきました。
まんまと、その日の参加者で、一人参加をしている人はいなくて、
みんなカップル、家族と賑やかな集まりでした。
でも、そんな私に好奇な視線を投げかけてくる人は一人もいなくて、
もちろん、陰口のような言葉も聴こえて来ず。
(もしかしたら、言語がわからなかっただけかもしれませんが(笑))
むしろ、気を遣ってくれる人が何人もいて、
隣の席になったドイツ人の男の子とか、マレーシア人カップルとか、
その他にも何度も。
凄く、一人でも楽しい初一人参加現地ツアーになったのです。
なので、やっぱりプラス点は出会いってこと。
現地ツアーで、ほとんどがみんな違う国の外国人だからこそ、
思いも寄らない出会いや、発見があって楽しい。
観光場所に行く以外の楽しさがあるなんて嬉しいですよね。
だけどまあ、そんな環境だからこそ、
最悪のメンバーに当たってしまう事ももちろんあって、
同じくベトナムの別の町で参加したツアーでは、
一人ではなかったのに、かなり嫌な思い出となってしまったツアーとなってしまいました。
その内容は、時間にとんでもなくルーズな人がいたり、
かなり自己中な人がいたり、平気で酷い事を言ってくる人がいたりと、
そんなメンバーだったからです。
出会いは本当に、笑うか泣くか、
その後を左右されてしまいますね。
まぁ、友人関係とか、職場とかでもそうですけど。
その他にプラス点をあげるとすれば、
冒頭にも書いたように、現地の人の組み立てたツアーだからこそ、
ガイドブックに載っていない場所に行けたりとか、
日本人ツアー客向けではない、現地ならではのものを食べられたりとか。
あとは、普通に団体ツアーのつもりで申し込んだら、
閑散期だった為、参加者が私一人で、
貸切ツアー状態で、のびのび出来たってこともありました。
つい最近のミャンマー旅、ポッパ山ツアー
一人占め状態なんで、写真が思うように撮れたのが良かったです。
団体ツアーだと基本、誰かしら写りこんでくるし。(笑)
他には、圧倒的に、現地で申し込むツアーは安い!ってことだと思います。
ただ、その安いってことを素直に喜べないこともあって、
安いから喜んでいると、いざツアーの観光先に着いたら、
ここから先は、アクティビティに参加するなら別料金、とか、
出された食事が、とんでもなくしょぼくて、
物足りないなら、別料金で何か注文してねってことも。。。
あとは、高速に乗るためのカンパを集められたなんて言う、
日本じゃ考えられないツアーもあったな。
まぁ、何をしてもプラスとマイナスはあるけれど、
それでもやっぱり、時々は現地ツアーに参加して、楽しく旅したいです。
願わくは、できるだけ優しい人達との出会いがたくさんありますように。
大遅刻事件の話は、長くなっちゃうんで、
また次の記事に書きますので、よろしければぜひ!
上記のツアー話はこちらから
楽しかったハロン湾ツアーはこちら → ハロン湾現地ツアースタート
悲しみの・・・メコン川ツアーはこちら → メコン川ツアーの始まり
ウユニ塩湖ツアーはこちら → ウユニ塩湖ツアー
ほぼ自力状態マチュピチュツアーはこちら → マチュピチュへ出発
タイからラオスへの片道ツアーはこちら → また新しい旅へ出る
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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