アーユルヴェーダヘルスホームでマッサージを

白い羽根が空から落ちてきた夢で目が覚めた、ネパール旅、最後の一日。

と言っても、本当にやりたいことは全部してしまったので、

のんびりしながらも、最後の最後にとっておいた事があるので出かけます。

”とっておき”は、だいぶ前から予約していて、楽しみにしていました。

それは、アーユルヴェーダ体験。

シロダーラをずっとやってみたかったのです。

いつかインドでしてみたいなって思ってたけど、

ネパールにもあるんじゃないのって思って調べたら、

やっぱりあったので、今回こそはしっかり、日本に居るうちに予約して備えていたのです。

アーユルヴェーダは、インド誕生説とネパール誕生説があるみたいですね。

予約してあった施設までは、タクシーでしか行けないという情報だったので、

そろそろ出掛けようかと思い、フロントを通り、いつものようにラジュさんに話しかけられました。

「今日はアーユルヴェーダの施設に行くんです。」

「いいですねー。どこの?」

「住所はこれですー。ダパシ地区にあるみたいなんですけど。」

「ああー、ここならバスで行けるよ!

え?

調べた情報では、タクシーじゃないとっていう情報だったのに…

やっぱり、現地の人に聞いてみるもんだ。

とは言え、もう移動はタクシーと決めつけててゆっくりし過ぎて、バスで行く時間はないのです。

せめて昨日にでも、ラジュさんに相談しとけばよかったー。

理由を話すと、ラジュさんはタクシーの相場を教えてくれたので、

腹を括って最初の予定通りタクシーで行く事にしました。

宿を出てすぐにいたタクシーのおっちゃんに聞いてみると、ダパシなら500ルピーと。

ラジュさんの話だと、300ルピーから500ルピーくらいなんだそうで、

とんでもない金額ではないけど、ひとまず次のドライバーを探すことにします。

じゃあいいやー、バーイ。

って去ろうとしたら、背中に「ダパシは本当に500ルピーでも安いよ!」という声が聴こえました。

いやいや、私はラジュさんを信じるぞ。

タクシーなんてわんさかいるんだし。

って思ったけど、乗ろうと決めて探すと、なんでか居ないのがタクシー。

大通りまで歩いてようやく居たので、交渉しました。

おっちゃんと話して、400ルピーでいいよってことになったんで、お願いします。

ただ、施設の名前言ってもおっちゃんわかんなかったようで、

電話番号知ってるか?と言われたので、ちょうど持っていた画面メモを見せると、

電話をかけて行き方を聞いてくれていました。

おっちゃん、よろしくー。

ダパシ地区はもちろん、初めて行くエリアでした。

たぶん、こないだ歩いて帰って来たパタンよりも遠く感じました。

施設の場所は、とにかくわかりにくいらしく、

おっちゃんは近くに着いたらもう一回電話してくれて、

ちゃんと施設の真ん前まで連れて行ってくれました。

ちなみに、楽しみにしていた施術は、このアーユルヴェーダヘルスホームに予約をとりました。


ここは、本当にわかりにくい場所らしくて、

最後にすんごい傾斜の坂を登っていかないと着かないんだけど、

噂によると、やっぱり場所がわかんないドライバーが多数らしくて、

坂の手前で降ろされたとか、近くで降ろされて自分で探せと言われたとか、

そんな話ばかり耳にしていたので、おっちゃんが親切なドライバーで良かった。

ここは絶対、門の前まで連れて行ってもらった方がいいです。

おっちゃんは、どのくらいここにいるんだ?待ってようかって言ってくれたけど、

さすがに2時間以上もかかるんでお断りしました。

でも、いつまでもおっちゃん車停めてたから、

もしかして待ってんのかな?ってしばしドキドキしてたんだけど、

そのうち、施設から出てきた欧米人カップルを乗せて去って行きました。ほっ。

この施設は、名前の通りアーユルヴェーダ体験ができる施設です。

アーユルヴェーダとは、インド(ネパール?)で生まれた医学で、

詳細に説明できるほど、私も勉強してはいないのですが、

体の中から綺麗にしよう的な治療を目指しているそうで。

ここは、かなり本格的な所で、宿泊施設もあり、インドや中国などから、

本気で体を治したい人達が、泊まりがけでたくさん来るそうです。

私は、どっぷり興味があったわけじゃないんですが、一度は体験してみたいなと思っていて、

せっかくなんでネパールでって調べてここを見つけた時に、

人気で予約取れないかもしれないっていう情報があったんで、

駄目もとでメール送ってみたら返事が来たので、

晴れて予約がとれて今日来ることができたのです。

さて。門をはいりましょうか。

門をくぐると、奥に向かってたくさん建物があるので、どこなのかわかりにくいけど、

すぐ左にある建物に入って受付をします。

施設内は、本当にここもネパールかって思うくらい、すっごい綺麗ですよ。靴を脱いで上がるし。

受付で、予約してある旨を伝えると、簡単な問診票を書くようにと紙を渡されるので書きます。

すぐにハーブティーを出してくれるので、いただきながら待ちます。

私の他にも受付をしている人が数人いて、

ネパール人、インド人、その誰もが、完全に富裕層ばりばりのような、

高級な服とアクセサリーをつけた、しかも夫婦らしき人達ばかりなので、

やっぱりお金持ちのスパなんだなぁと。

ちょっと場違いな人間が同じ空間に居ますがスイマセン…

その人達はみんな泊まりがけの人達のようで、そのうちにひと組ずつ人が呼びに来て、

小さいおじいちゃん(この人がドクターコイララさんかも)に手厚く迎えられて、

共に外へと消えて行きました。

みんな居なくなって一人取り残されたまま、予約時間を過ぎても待たされたんで、

こんなマッサージがてら体験してみたかっただけの私は、

場違いだった気がしてそわそわしながら待ちました。


そのうちやっと呼ばれて、通されたのはすぐそこの部屋。

おじいちゃんの挨拶も私にはもちろんありませんでした。(笑)

部屋の中には、施術台のベッドがどーんと置かれていて、

服を全部脱ぐように指示されました。

でもストーブがあるー!!私の旅中では、チベットレストラン以外で初めて出会えた。

これ本当に感激。

そしてベッドに上がり、またしても大感動。

ベッドがあったかい!!

ベッド自体があったまるようになってるようで、

あったかい!!

ずーっとずーっと寒い寒いとしか思ってなかったんで、

これがあったかいってやつだったって甦るよ!

もはや、ここで寝たいって思うくらいにあったかい。

これがすでにアーユルヴェーダ医療が始まってるのかもしれないけど、

あったかいって素晴らしい。

ボディマッサージ自体も、ちゃんと力が入っていて、

もうこの贅沢な時間とあったかさに、ネパールの旅、おつかれ!自分!って、

一人打ち上げしてる気分でした。

で、一通りボディマッサージを終えた後、お待ちかねのシロダーラ初体験です。

シロダーラは、眉間のあたりから頭部に向かって、ずーーーっと、

あったかいオイルを垂らされるというやつなんだけど、(説明ががさつですいません)

これがもうほわほわ~って感じで、体の全部の痛みが解放されて行く感じ。

一瞬で睡魔に襲われそうになりましたが、必死で目を覚まし続けました。

アーユルヴェーダでは、眉間が第三の目と言うらしくて、ここにオイルを垂らすのが、

目と脳をマッサージすると言うことらしいです。

至福の時間はあっという間に過ぎ去り、2時間の施術もあっという間でした。

ボディマッサージとシロダーラ、併せて4750ルピー(4580円くらい)安い!!

私の旅では、かなりの贅沢料金だけど、日本じゃこんな値段でとても出来ないから。

ネパールに住んでたら、月1くらいで来たいくらい。

本当にご褒美の時間でした。

が、1つだけ問題があります。

実はこの、日帰りコースだと、もちろん宿泊しないんで、

シャワーとか浴びられないんです。

ってことで、体もオイルまみれだし、それよりも、

シロダーラのオイルが流れたまんまのギットギトの髪のまんま帰されます。

(聞いた話、シャワー借りたいって言ったら、トイレのシャワーでならどうぞって言われたとか。
それ、シャワーじゃなくてウォシュレットじゃんか!!) 

タオルで拭いていいよってタオルくれるんだけど、タオルで拭いた程度じゃ、焼け石に水状態。

もう、腹をくくって、ぎっちりオールバックに決めて、

準備して持って来た大きめのワンピースを着て、

後ろで結んで会計を済ませました。

もはや、歩いて帰ろうとかとてもじゃないけど思えない。

いくらネパールとは言え、さすがにこんなギットギトの髪で外を平然と歩く勇気は私にはない。

一秒でも早くシャワーを浴びたい。

パーカーのフードを深くかぶり、外に出てすぐに出会ったタクシーで、

タメルまで連れて帰ってもらうことにしました。

料金は、500ルピーだけど、もはやそんな取り引きしてる場合じゃない。

途中、馬に乗ったポリスを発見。

インドでも見かけたけど、ネパールでも馬に乗ったポリスがいるんですね。

ちなみにこの道、ありえないくらいの砂ぼこりで、ドライバーのおっちゃんから、

マスク持ってるならした方がいいって言われるくらいのほこりでした。

まぁ、私はそれよりもこのオールバックの姿を一刻も早くどうにかしたい。

タメルについて、適当な所で降ろしてもらい、もう宿目指して早歩きです。

相変わらず、挨拶してくれる人もいるし、どこから来たの?って会話してくる人もいるけど、

ごめんよ。それどころじゃないんだよ。

しかし、あなた達よくこんなフード深くかぶった怪しい女に話しかけるね...

早口状態で、宿のフロントの男の子達に挨拶し、部屋に入ります。

記念で、オイルギットギトの写真を一枚撮りました。我ながら、ひどい恰好です。

まぁ、そのまま帰されることは知っていたんで、覚悟は決めてましたが、

やっぱりそんな自分は嫌です。(笑)

で、この後、なんだか災難な事が起こるのです。

オイルでポマードがっちりって感じではありますが、

まぁ、旅に出ると水シャワーやらなんやらで髪もぱっさぱさになってくんで、


久々にしっとりした感じになるでしょうと思いながら、シャワーをひねりました。

が、いつまで経っても水のまま。

あれ?ここのシャワーは、時々熱湯ってくらいの熱々なのに、なんで!?

そう思いながらも、一時も早く流したかったんで、気合いを入れて髪を洗いました。

が、オイルは予想以上にがっつりこびりついて沁みついていて、水ってこともあって、

なかなか取れて行く感じがしないのです。

しかも、こんなこと言ったら台無しなんだけど、オイルあんまりいい匂いじゃなくて、

私の実家のある田舎でよく匂ってた匂い。いとこのおにいちゃんいわく”田舎の香水”。

濁さないで言うと、肥やしみたいな匂いがするんです。

あー。せっかくスパなんてちょっとお洒落なとこに行ったのに、

そこのオイルをそんな風に言うなんて、私女性失格ですー。

いやでもほんと、私にはそんな匂いに感じたんです…

せっかくあったまったのに、水シャワーのせいですっかり冷え切ってしまい、

さすがに寒すぎて、シャワーを浴び終わり、ドライヤーを使おうと思ったら風が出て来ない!

他のコンセントに挿しても電気が流れなくて、どうやら停電のようでした。

ううう、寒い。

しかもタオルドライしても、オイルの強力さはあんまり取れてなくて、

しっとりどころか、ぎっとり状態でした。二回シャンプーしてもこれ。

もう一回、水シャワーを浴びる気力はない…

ネパール最後の一日は、そんな感じで日が暮れて行きました…

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コメント

  1. をだまき より:

    アーユルヴェーダ/シロダーラ
    こんにちは
    もう感動ものです!
    憧れのネパール(行けませんが)
    体を張ってのレポートありがとうございました。
    TVの旅番組よりも、リアルで詳細で、かつ目線が同じで
    毎回楽しみにしていました。
    最後の「いやし」は、貨幣価値から考えますと高価ですが、「サヨさん」のご自身へのプレゼントですね。
    本当にありがとうございました。
    南米編に続いて感動いたしました。

  2. lunablanca より:

    ちょっと笑ってしまいましたー(笑)
    私も5月にインドに行った際、額にオイルタラーっ
    のアーユルヴェーダ体験しようと思いましたが
    結局時間が合わずやめたんです。
    まぁ、ホテルのスパだったんでシャワーは
    すぐ浴びる事は出来たはずなんですけどね。
    やっぱり、油ギトギトの髪でタクシーに乗るのは
    ヤダなぁー。しかも匂いが、アレなんて(笑)
    お気の毒でした。でも私的には笑えたから
    有り難かったです。ごめんなさい。

  3. tekutekubunbun より:

    こんばんは
    最後の目的がこれだったのですね!
    てかタクシーのシートカバーやフロントガラスの上が派手派手ですね(笑)
    でも親切なドライバーさんで良かった!!

    オイルを垂らしてっていうのテレビで見た事あるなぁ~
    気持ちいいみたいですね
    でも頭洗わせてくれないの??
    さすがに油べっとりはないなぁ~
    ここは親切ではないんだ (≧▽≦)
    しかも寒いのにシャワー水しか出なかったなんてかなり悲惨!
    しかも停電??
    最後の最後で良くないことが (^▽^;)

  4. reggae-punch-19901108 より:

    こんにちは
    reggae-punchです。いつも、いいね、ありがとうございます。いつも異国の旅ブログを拝見してます。今回は絵に書いたようなドタバタ劇でしたね。reggae-punchは日本から出た事ないから、うらやましいです。お気をつけて旅を楽しんでください。

  5. Lucky より:

    こんにちは!

    シャハンシヤ行きのバスに乗り
    帰りはタメル行きのバスに乗り


    よく通いました!

    お湯のシャワー
    浴びれますよ

    暖かいお茶も出します

    今は変わってしまったのかな

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