旅日記 ネパール ポカラ

フェワ湖でボートに乗ってみよう

投稿日:2019-05-20 更新日:

通りすがりに挨拶してくれたおばあちゃん。

おばあちゃんは、荷物が入った袋をおでこに掛けて運んでいました。

こういう山岳民族の人達の日常風景が、とても好きです。

 

さて、今日はポカラで行きたかった場所に行ってみることにします。

相変わらず今日も曇っているし、映える写真は撮れなさそうだけど、

行ってみましょう!!

まずは、ずっと眺めるだけだった、フェワ湖のボートに乗ります。

乗り場のある道に入って行くと、ボートトリップから帰ってくる団体客と遭遇。 

フェワ湖はやっぱり、こっちの人達にとっても人気の観光場所のようです。

 

乗り場の手前には、露店も出ています。 

単なる貧乏バックパッカーの愚痴なんですけど・・・

こういうところで、買い物するの好きなんですけど、

ネパール、インド人、バングラを始めとした、この辺りの観光客には、

きっとこの人達ふっかけてないんだろうなー。

だとしたら、いつも私が言われる金額のいくらぐらいを彼らは言われているんだろう。

10円、100円くらいが凄く重要な長旅バックパッカーには、ほんと手ごわい露店のおばちゃん達。

結局、本当の値段とか相場がわからないまま終わる。

外国人は、自分の納得価格が相場ってことなんですかね。

 

はい。

乗り場に到着しました!

今日も相変わらず、ポカラには中国人、韓国人の観光客が多くて、

しかも一人旅してそうな人には全く出会えないので、

一人寂しくボートに乗る事にします。

 

とは言え、ボートトリップも、どうせならいつか誰かと来た時にとっておきたいんで、

ひとまず私が目指すのは、フェワ湖のど真ん中にあるパラヒ寺院。

 

しかし、どうやってボートに乗ったらいいのかなぁ。

そこの小屋みたいなとこでチケット買ったりするのかなぁ。

料金は、このボートに書いてあるっぽいけど。

 

なんて、料金表の前で立ち尽くしてたら、一人の男性が話しかけてきました。

「キミ、ツアー?グループいるの?」

「ううん。一人だけど」

「一人だと、500ルピーだよ!」

 

ん?

いやいや、500ルピーもしないでしょ。

すぐそこに行くのに、都内の1駅区間よりも高いじゃん。

 

料金表をあらためて見てみる。

 

「でも、そこに往復で100ルピーって書いてあるけど。。」

「いや、それは団体料金の場合だよ。キミは一人だから500ルピー」

「あー、トリップしないんだよ。そこの寺に行きたいだけなんだけど、それだといくら?」

「500ルピー、もちろん寺と、あっちの方も連れて行ってあげるよ。」

「いやトリップじゃなくて。。。」

 

なんかめんどくさいなぁ。この人、ただの勧誘なんだろうなぁ。

と思っていると、もう一人、近くで聞いていた男性がやって来て、

「100ルピーでいいんだよ。

あっちの小屋に行ってライフジャケットを借りておいで。10ルピーだから。

そしたら、ボートはそれだから。」

と、勧誘の男性を遮って教えてくれました。

 

おおっ、そういう仕組みになっているのね。

 

ライフジャケット借り場は、この料金表の奥の小屋。

行ったらすぐに、中に居るおじちゃんが、フレンドリーに挨拶してくれて、

10ルピー払ってすんなり借りられました。

電車に乗るみたいにチケット買うとかそんな必要もなくて、

ライフジャケットを借りてきたら、ベンチが設置されているボートに乗り込んで待ちます。

そうそう。

フェワ湖の水って、そんなに汚くなくて、

浅いところだと底が見える程度には透き通ってるんですよ。

ちょっと意外ですよね。

どうしても、この辺りの水だからってガンジス川とひとくくりにしがちだけど、

ポカラはやっぱり水も綺麗。

 

さて。

ボートもお客さんで埋まったんで、出発です。

 

ボートを漕ぐのは、お兄さん。

これまたさすがプロだなぁって思うボートさばき。

こんなにたくさんの人が乗ったボートを自由自在に操っています。(10人ちょいくらい)

湖の真ん中に出ると、すっごく静かで清々しい。

観光客と登山家のための、今までいたレイクサイドと、

地元民が暮らす村側の景色との、ど真ん中で、

これがポカラの日常で、その日常の中に居られるんだなと思うと、また不思議な気持ち。

 

晴れていたら、すっごい綺麗なんだろうけど、

まあこれもこれで、情緒がある景色だと思おう。

まぁ、気に行った町は、また来たいから楽しみはとっておけるってことで。

 

目指しているバラヒ寺院が見えてきました!

ほんとに小さな島だけど、すっごい人気。

ガートにはずらーっとボートが泊まっています。

 

この島をぐるーっと一周して、ボートはバラヒ寺院の島へ到着しました。

 

 

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執筆者:


  1. tekutekubunbun より:

    こんばんは
    危うくぼられる所でしたね
    親切な人がいて良かった!!

    このボート手漕ぎなんだ (≧▽≦)
    でもそのほうが静かでのんびりできていいかも
    この湖と山々の景色がすごくいい感じですね

  2. ポカラ より:

    懐かしいな~
    ここの小島のヒンズー教寺院、休日など人で溢れていました。

comment

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
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読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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