旅日記 ネパール カトマンズ

カトマンズの街並みとパシュパティナート

投稿日:2019-02-18 更新日:

カトマンズでの宿は、かなり安いのにちゃんと朝食付きなんです。

 

階段を下りて食堂へ行くと、ホテルの男の子が来てくれて案内してくれました。  
 

ネパール人の男の子達は、凄く若く見える。

そして、山間の国繋がりだからか、顔つきがラオスの人に似てる気がする。

インド人とは違って、ちょっと日本人に近づいた感じのほっとする顔。

 

夜の町の感じもラオスと少し似てた。仄かな灯りの感じが好きです。

朝食です。  


ちなみに勝手に思いこみの概念が、ここでも覆されて面白いです。

インドでもあったけど、オレンジ色の飲み物を見たら、勝手にオレンジジュースって思うのに、

飲んでみるとマンゴージュース。

 

赤色と黄色のソースが出てきたら、ケチャップとマスタードって思うのに、

こっちでは、辛いソースとカレー風味ソース。

 

こういう違い、ほんと面白い!

 

マンゴージュース、チヤ(ネパールミルクティー)、トースト、カレー味のじゃがいもと野菜炒め。

卵は、好きなように調理してくれます。

この朝食は、ネパールの宿などでは定番のようです。

 

窓から見えるのは、こんな景色。

たぶん、この辺りは、地震被害というよりは、新しく建設中なんだと思います。  

さて。

晴れましたし、軽くカトマンズの町散策へ。

 

前回も書いたとおり、外国人の集まるタメル地区は、ぎっしりお土産屋さんが並んでいるんだけど、

少し南下すると、すぐに地元の日常が顔を見せてくれます。  


道端で物を売る人々。

これが、ネパールの日常なんだなぁと感じると、しばらく眺めていたいくらい興味深いです。

 

そして、ネパールと言えば想像するのは、カラフルな小さな旗のある景色。  

相変わらず、カトマンズの道もゴミが凄くて綺麗とはとても言えないけど、

この旗がたなびくのを見上げると、綺麗だなぁと思います。

この旗はタルチョと言って、お経が描かれているのです。

 

そして、再びタクシーに乗ってやってきたのは、旅友から絶対行くべし!と案内された

 パシュパティナート  

あ、タメルからタクシーで400ルピーでした。

ここは、寺院なんですが、ネパールでは一番大きなヒンドゥー教の寺院。

あの破壊の女神、シヴァ女神の寺院です。

 

中に入ってみましょう!! 


シヴァ女神の寺院と言うよりは、ハト寺院。。。

 

はっ!これは、シヴァ女神の怒りによってハトに姿を変えられた、

不甲斐ない男性諸君なんじゃないか!?

 

どうでもいい話なんですが、昔、会社の後輩に、

出先で時間が余って、公園に居たら一羽のハトが寄って来たから、

持ってたお菓子をあげたんだよねーって話をしてたら、

「うわっ。サヨさん、きたなっ。ハトって空飛ぶゴキブリなんですよ」

と言われて、ちょっとイラッとしたことがあります。

私、ハトちっとも嫌いじゃないです。

 

話を戻して、この一帯はさすが、ネパールっぽい建物がたくさん見られますね。 

しかし!!

ここから先に進むには、高い入場料を払わないといけません。

で、入場料を払っても、ヒンドゥー教徒じゃないと寺院には入れないって言う、

意味のわかんない仕組みになっているのです。

 

旅友に聞いた話だと、近くからじゃないけど、遠くからなら無料で見られるよってことだったので、

ぐるりと川を超えて、探してみました。


途中、探していたら、地元の男の子達がこっちから行くといいよって道を教えてくれたんだけど、

川が氾濫してる道を行こうって言うんで、危険を感じて断念しました。

男の子達は、なんでさー?って言ってたけど、君達みたいに運動神経良くないんだよー。

まず飛び越えられずに川に足突っ込んで、氾濫してるとこで、私なんてこけるのがオチ。

でも、ネパールの子達可愛いなぁー。

 

ちなみに、パシュパティナートでは、バラナシでも見た火葬が行われているのです。

しかも、バラナシみたいになんだか異様な雰囲気もなく、バラナシにはいなかった女性見物客もたくさんいます。

 

ちゃんとした寺で火葬が行われているって言うのが、バラナシとはだいぶ違う。 

バラナシも、見学するにはすっごく雰囲気があったけど、

違うなって思ったのは、薪が立派な事。

インドのは、大きめの枝を集めた感じだったけど、

ここのは太くて大きな薪をちゃんと順序良く組んでました。

 

そして、あんなに飛んでいた無数の鳥もカトマンズでは飛んでいなくて、

ガイドをしようか?って子もいたけど、断ればしつこく言って来ないし、

バラナシのあいつみたいに恫喝するような人もいなくて、

見学するなら、こっちの方が色々考えやすいと思いました。

 

振り向くと、エッカイダス・ルドゥラという名前の石の塔。

11塔並んでいるそうです。11塔とはいえ、ただの石碑などではなく、全部が寺です。

なんか、見ごたえあるなー。

 

まぁ、旅友じゃない友人からは、火葬場めぐりしてんの?って言われたんですけど、

こうして、2つの国の火葬を見ると、色々変化が知ることができて、

これはこれで勉強になります。

突然、当たり前のような顔して牛が現れるのは一緒。ナマステ~。

 

ネパール人の友人が言うには、ネパールはインドと中国の間ばさみで、

どちらにもいい顔するのが大変って言うけど、

この違いを見ると、この火葬場の施設、お寺としてちゃんと死者を葬っていることや、

町中で売っているお土産のクオリティーしかり、

ネパールの方が上なんじゃないのって、いちバックパッカーとしては思うんだけど、

でもちゃんと歴史も含め勉強してネパール、インドを知れば、

きっと色んな事が見えてくるんだろうなぁー。

 

やっぱり、もっともっとどっちの国も知りたい!

束の間のネパールをたくさん見るぞ!!

 

と、次もそんなカトマンズの代表観光場所を紹介します。


インドのバラナシの火葬場の記事はこちら

→ 24時間炎の消えないバラナシの火葬場で
→ 本当の悪人ってなんだろう

 

 

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-旅日記, ネパール, カトマンズ

執筆者:


  1. Sonoko より:

    薪の組み方の違いまで見ているなんてすごい観察力ですね。気が付かなかった~。インドは何でもいい加減だから、薪も適当に積んじゃうんでしょうか。私もネパールのおみやげ物のクオリティーを見るといつも、ネパール人とインド人の国民性の違いを感じました。絶対ネパールの方が真面目できちんとしていますよね。

  2. スティーヴ より:

    こんばんは♪

    サヨさん、バックパッカーのランキング3位ですね。
    ネパール辺りのミルクティーはミルクがすごく濃いんじゃないですか?
    そんなことを聞いたことがありますので。

  3. tekutekubunbun より:

    こんばんは

    ホテルの朝食が意外と普通なんだ (^∇^)
    でも朝からマンゴージュースは甘すぎるかなぁ~(笑)

    街中を牛が歩いてたりしてなんとなくインドに雰囲気が似てるのかな??
    でも騙して儲けようって人も居なさそうだしなんか安心できる感じ 
    火葬場って日本のとは全然違うんですね~

  4. まーぼー より:

    こんばんは~!
    鳩が空飛ぶゴキちゃんだというのは初耳でした(笑)

    ただ、ピカソが平和の象徴として鳩を描いてから鳩は今の地位を確立しますが、
    それまでは無駄に多く、あちこちでフンを落としている迷惑な鳥だったと聞きます。

    そう考えると『空飛ぶゴキちゃん』ってのもうなずけますね☆彡

  5. ポカラ より:

    大地震の前に何回かネパールへ行った事がありますが、
    カトマンズの街や寺院等は復興したのでしょうか。
    もう一度行きたいところです。
    元気で楽しんでください。

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Sayo

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