旅日記 ポーランド クラクフ

東欧式エレベーターでパニックになる

投稿日:2016-05-24 更新日:

やーーーーっと、宿に到着しました。

2回乗り換えのフライト、長過ぎた~。そして、すでに色々ありすぎた~。




 

宿は、駅とバスターミナルから歩いてすぐのところにあるホテル、サブマリンです。

日本ですでに予約はとってありました。

なかなか日本人もたくさん泊まっていたので、安いし即決。

 

まずは、呼び出し鈴で入り口を開けてもらわなくてはなりません。

ちょっと、いきなりそういう宿、緊張しちゃいますね。

 

しかもヨーロッパの呼び出し鈴なんて、初状態なので、若干戸惑いつつ。。。

「すいません。予約してあるので、チェックインしたいんですけど。」

「OK。そっちに行くから待っててね。」

インターホンから聞こえたのは、女性の声だったけど、迎え入れてくれたのは、

なんだか、チャーリーとチョコレート工場に出てきたようなちょっとひょうきんなおじいちゃんでした。

 

「君が、日本からのお客様だね。ようこそポーランドへ。」

今思えば、凄い嬉しい挨拶だったのに、疲れ果てていて、テンションが追い付かなかったことが残念です。

 

とりあえず挨拶をして、おじいちゃんにエレベーターまで案内される。

で、エレベーターの前で、おじいちゃんが説明してくれました。

 

「ポーランド式のエレベーターは、ジャパンとは違うからね。ここは地上なので1階じゃない。次の階が1階になるから間違えないように。フロントは2階にあるからね。」

 

ふむふむ。

ポーランド式は、そうなんですね。

グランドフロアがあるタイプね。

親切に教えてもらえて助かります!

 

そして、おじいちゃんは、私をエレベーターに乗せてくれて、

「楽しいポーランドを!」

と言って、受付階のボタンを押して、元気に送り出してくれました。

 

ちなみにこれが、エレベータのボタン。

エレベーターは普通にかけ上がり、2階に到着。

あとちょっとで、ベッドに寝られるー!!

 

しかし。

ここで思わぬパニックとなる出来事が起こるのです。

 

当たり前のように、扉が開くのを待ちますが開きません。

 

???(・Θ・;)

 

あ、開けるボタンとか??

 

しかし、写真のように、どれなのかよくわかりません。

で、色のついたボタンを押したら、なんかベルみたいなのが鳴り響きました。

しかし、ベルはすぐに止まり、誰も来てくれず、相変わらず扉は開きません。

 

故障なの?それとも、暗号でもあるのか。。。

もう一度、グランドフロアに降りてみるも、もうおじいちゃんの姿はなく、しかも私エレベーターから出られないので、何もできません。

 

どうしようー!

閉じ込められてるよー!!

このまま夜も更けて暗くなっていくんじゃないの?

初めてのヨーロッパで、エレベーターの暗闇なんて怖すぎる!!

 

ここで、私の中の何かが弾けました。

 

もうなんなの!いくら、ヨーロッパとはいえ、わけわかんないことだらけだよ!

言葉はまったくわかんないし、英語も通じないしさぁ! 逆ギレ

 

もう疲れたんだよ!いったん落ち着きたいの!

落ち着いてからまた、やり直すんだよ。色々。

そのためには、私には一分でも早くベッドに入ることが必要なんだよ!!

 

開けてよ!私を今すぐ外へ出して!!

 

怒りに任せて思いっきり、扉を殴ると。。。

 

。。。。

 

ドアが前方に開くように、普通に扉が開きました。

 

(=◇=;)

 

まじか。これ。

手動式ってやつかい。自分で開けて出るエレベーターなんて私の人生初遭遇なんですけど。

 

ちなみにこれ。

これは、外から撮った写真。

外からのは、まだドアノブがついてるけど、中には何もないんです。

つまり、ヒントもないまま、リアル脱出ゲームを迫られてたわけですよ。

まさか、そんなエレベーターがあるなんて、思いもしないよ。

 

とりあえず無事、チェックインもできました。

 

受付の女の子は、とっても感じのいい子でした。

3泊お世話になる、ドミトリーです。

 

綺麗だし、ちゃんと鍵付きロッカーまであるのがいい!



ただひとつ。

東南アジア旅の時、いらなくて最後友人に持って帰ってもらった物の中にバスタオルがありました。

意外に、どこの宿でも貸し出してくれて、大きいし邪魔だし、いらないなと思って、今回、小さなタオルだけ持って来たら、ここの宿は有料でした。

ドライヤーはちゃんと置いてあったんだけど。

東南アジアとの違い、そこは注意ですね。

 

お風呂とトイレもこんな感じ。

ドミトリーの部屋はいくつかあるけど、シャワー・トイレは共同で2つのみなので、時間帯によっては混むのかも。

私がいたときは、そんなこともなく使えました。

 

とりあえずシャワーを浴びて、ちょっと元気になったらひたすら眠気が。

明日は晴れるといいな。

そして、ヨーロッパ好き!って思えるようなこと、あるといいなぁ。

 

 

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執筆者:


  1. なふら より:

    おはよ~ サヨちゃん
    ヨーロッパは
    あいまいな日本人の笑顔はあまり必要ないかも

    すれ違う時 目が合ってなんとなくニコっとしてすれ違う
    あとは・・なにか話し始めた途端に笑顔になるとか

    ハンガリーの美術館のエレベーターは
    木でガタガタ言いながら動いたのは驚いたヨ

    疲れ切っているとそんなことあるよ
    3日も滞在するのなら 
    すぐに疲れていたことわかってもらえるよ

    泊まるところ清潔でいいネ

    昔 ドミトリーで南京虫に刺されたヨ(^^)
    塗り薬持って行っていたので良かったけれど
    忘れられない思い出だよ

    良い旅を♪

  2. なふら より:

    こんにちは サヨちゃん♪
    今 日本時間 午後16時06分

    あっはhっは
    そんなもんだったよ
    しかも夏で人がいっぱい

    昔は手洗い用の小さな流しが30人(?)部屋に一個
    どっかの国の若い女の子が
    汚い足をガバッと入れて洗ってたしぃ~

    女専用と男専用に部屋は
    分かれていたけれど
    狭い2段ベッドの下に彼氏と一緒に寝てるなど
    周りが知らん顔してたから
    同じような顔してたけれど
    誰が居ようがお構いなしの
    文化の違いを感じたヨ

    中欧は
    今は泥棒さんがめっちゃ多いとの事
    大人のグループだったり
    カップルだったり
    仕事がないから仕方ないけれどね
    っと現地ガイドさんが言いながら
    「あのひと そう泥棒さん、気を付けて」っとか
    多くの観光客が来る場所では
    チョット気を付けたほうがいいかも

    アジアと違って
    そちらの国は
    寒さが厳しく生活が大変なのと
    (かってのソビエト連邦共和国の影響)
    歴史の違いで
    心は温かくても表現の仕方は上手でないかも

    10年ほど前
    教会の中で
    日本人観光客のふるまいを悲しそうに見ていた
    静かな女性を思い出します
    (添乗員さんが注意事項は話してくれるのですが・・)

    40年ほど前の
    東ベルリンは
    日本人やアジア人が誰もいなくって
    視線感じまくりだったヨ

    雨の日は・・ちょっとぐらいの雨なら
    傘をさす人は見なかったっけ

    気候が寒くても
    心が温まりますように(^▽^)/

  3. エルトラ より:

    すっげぇ~ドアがへこんでいる(笑)
    時差の関係でサヨさんはお休み中かな?・・・こんばんは~

    手動式のエレベーターのドアなんてあるんですね。
    子供の頃にアニメでフェンスがあるエレベーターは見たことがありましたが・・・

    で、そのエレベーターの扉のへこみはサヨさんの仕業ですね(笑)
    随分とお怒りだった事が伺えますね(笑)

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Sayo

バックパッカー。
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