ネパール旅、カトマンズ最初の宿は、日本人宿です。
長旅の最初は、日本人宿で情報収集と思い予約しておいた宿です。
ホテルトラベラーズホーム
カトマンズの日本人宿で検索すると、すごい出てくる有名宿のようです。
良い評判が多い中、気になるブログ内容なども出て来て、
基本的に99の意見よりも1の意見が実は貴重だったりするので、
実際引っかかってはいたのですが、
結果的に、私もちょっと残念なこともあり、私はおススメしません。
まぁ、私自身も99より1側に当たってしまうような、運のなさもあるので、なんともだけど。
うん。旅日記&旅情報ですので、起きたことは、正直に書いて行きます。
そんな残念だったエピソードもそのうち出てきますが、
まだまだ始まったばかりの旅にお付き合いを。
まぁ、日本人宿と言えども、従業員さんに日本語はほとんど通じません。
オーナーは二人いて、大きいオーナーと小さいオーナーがいるとの話を、
宿で会った旅人から聞いたのですが、今回居たのは、小さいオーナーの方でした。
大きいオーナーは、日本語ぺらぺららしい。
しばし、お世話になる私の部屋。
部屋の中は広いです。
バックパックを置いてもまだまだ余裕があるくらい、広い部屋です。
東南アジアの宿なんかもそうだけど、このウエルカムウォーターが置いてあるのって、
旅人にとっては嬉しい限りなんだよね。
ひとまず、旅人にとっての鉄則。
シャワーは浴びられるうちに浴びろ。
やっとシャワーが浴びられる!!
あのー。
ひとこと言っていいですかー。
寒い!!
いやちょっと、ギャグみたいに暑かったバンコクも、
久々に東南アジアに来ると、なかなかやる気をそがれる暑さだななんて思ってましたけど、
ネパールは逆に寒い!!
東京とそんなに変わんないくらいの寒さで、
しかも、自分の家のように暖房器具もないので、それが結構きつい。
寒いと思う国は、南米旅以来。
ボリビアとか、ペルーのクスコでも、部屋の寒さには苦戦しました。
街の散策や、観光には肌寒いくらいでもいいんだけど、
この寒い街の部屋の中が辛い。
前回、ネパールに来た時は、夏だったから、しかも暑過ぎるインドから来たから、
ちょうどいい、快適~!ぐらいにしか思ってなかった温度事情だけど、
ネパールの冬はやっぱり寒い。
そして、シャワーもいつも本気で、修業だ!と、心に決めて浴びるくらい、
この寒めの国の旅人のシャワー事情はシビアです。
心に決めないと、風邪をひきます。修行と思うと大丈夫。(私の場合)
だいたい、安宿で熱々のお湯も期待できないし。
とは言え、ぬるーいシャワーをささっと浴びて、寒い部屋の中に出てくるとノックの音が。
なんかなんか、来る気がしてたけど、今このタイミングですかー。
いやもう、今来ないで―。
「ちょっと待って!!今シャワー浴びたばかりだから!」
ドア越しに叫びます。
「OK。ここで待ってるよ。」
待ってんのかーい!!
なんか、急ぎで伝えたいことでもあるのかと、ひとまず急いで服を着て出ると従業員さんが、
「ティーでもどう?」
あ、ありが。。。
いやいや、ありがたいけどさー、私、思いっきり髪びしょびしょなの、わかるよね!?
「後で行くから。」
「でも、冷めちゃうよ。今おいでよ。」
そんなこと言っても、よーく見てくださいよ!私の姿を!って言いたい。
「わかった。急いで行くから!」
「急いでね!」
フレンドリーなネパール人、親切なネパール人、
前回の束の間のネパールで、そんなイメージがすっごくあった。
もちろん、旅人を無口にさせておかない国は大好きだけれど、
これまた異文化と言って笑い話にできるレベルではあるけれども。
今後ネパールでは、シャワーは、着いて早々に浴びるのは今後よそう。そうしよう。
そして髪を適当に乾かし、下へ降りて行くと、また一人新しい従業員の方が増えていました。
フロントの本棚には、日本の漫画がたくさん置かれています。
日本人宿あるあるですね。
そして、エベレスト登山成功の有名な冒険家、三浦雄一郎さんとオーナーかな?
のツーショット写真も無造作に奥の方に置かれていました。
以前は掲げてあったのかもしれないけど、もっとちゃんと飾ってよ。
三浦さんしかり、田部井淳子さんしかり、
日本人の高齢登山家の方達が、本当にかっこいいと思っているのですが、
そんな偉大過ぎると感じている方達も、こんな風にカトマンズの独特な雑多さの混じった街で、
登山前の時間を過ごしていたんだなと思うと、ちょっと不思議にも感じてしまうのです。
カトマンズって、本当になんか不思議な街で、
なんかそんな偉大な人達の当時の影が見える気すらするんです。
それはたぶん、何年もこの街は変わってないんだろうなって想像できるから。
私は、登山経験はもちろんありません。
登山する人って、本当に心から凄いなって思うし、尊敬します。
そして、エベレストって言う世界最高の山に挑む人達も。
少し前に話題になっていた栗城史多さん。
栗城さんも、きっとこのカトマンズの街の空気を吸い込んだんだなぁ。
きっとたくさんのネパール人に、ナマステー!って気さくに挨拶されて、
明るい気持ちで山に旅立ったのかも。だったらいいなぁ。
って、なんか考えずにはいられないのです。
何かを成し遂げようとする人は、どれほどの覚悟と情熱を持ってもなお、
無謀だとか、勝手だとかデタラメだとか、叩かれたりするけれども、
私はそんな挑戦は、本当にかっこいいと思う。
ネパールに行ったと言うと、トレッキングしたの?ってよく聞かれるんですが、
ただ行っただけーってな話の中で、
でも私はいつか登山をするのかなといつも密かに考えていました。
それは、登山したい!してみたい!っていう確実な気持ちでもなく、
自分のことなのに、いまいちわからない感じで。
登山って、簡単に、してみたいって言えるほど簡単なものではないと思うし、
世界を旅しているからと言って、ついでにってするほど、もちろん単純なものではないし。
だから、確実に何かを超えたいって思った時に、私は登山したい!ってはっきり思うのかなと。
でも実は、今回のネパール旅では、登山ではないけど、
初トレッキングをしたいと思っているのです。
まぁ、本当に初心者ルートではあるけれども。
と、そんな山話をなんで熱く語っているのかと言うと、
さっきからシェルパの人とお話をしているのです。
シェルパとは、少数民族の呼び名でもあるのですが、登山ガイドの人のことです。
エベレストを始め、有名な山がたくさんあるネパールには、登山ガイドが何人もいます。
たまたま下に降りて行ったらいらっしゃって挨拶してくれて、
せっかくなんで、すっごく話だけ興味ある、
ヒマラヤ登山のエピソードなんかを色々聞きたかったのです。
こんな現地のシェルパの方と話す機会なんて、なかなかないし。
一年、学校に行って勉強した話だとか、登山途中の心の話とか、
聞いているだけで楽しくて、もっともっとうんうんとただ聞いていたい話、盛りだくさんで、
聞いていたいとかいいながら、私もなんか語っちゃってました。
そしてしばらくして、オーナーがごはん買ってきたよと、パコラを持ってきてくれました。
何のパコラか聞いたけど、よくわかんなかったけど凄いシャリシャリして美味しいのです。
が、ソースが辛い!!
いや、この新聞紙に包んだ感じとか、辛いソースとか、
それを現地の人とみんなで笑いながら食べているのとか、本当にいいなぁ。
心の底から、またネパールに戻って来たんだなと感じます。
しばらくして、宿に泊まっている日本人の男性が帰ってきました。
世界一周中だそうで、うらやましいー。
が、思ったよりここが居心地良くて沈没しているらしい。
「カトマンズの後、インドに行く予定なんだよねー。」
「あー。ネパールからインドに行くと、結構大変かも。逆は楽なんだけど。。」
「まじでー。そんな気はしてたけど。」
ひとまず、寒いシャワーから始まりはしたけれども、
怒涛のように誰かに会えていて、話をすることができていて、
まだ旅の途中ではぼんやりとしか感じられないけれど、
私は今、すっごく貴重な時間に居るんだなと感じます。
今回の旅でも、何度となく、旅の感情モードに浸ると思うけど、
その時したいことをして過ごして、たくさんの人に出会って行こう。
とりあえず、熱いチヤをありがとう!
チヤは、ネパールのミルクティーです。本当に美味しい。
さて、懐かしのタメルの街中散策へ出かけようかな!!
いやほんと、目に映る景色がいちいち懐かしくて、
再びニヤニヤが止まらない。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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こんばんは
アハハ
宿の名前がそのまま日本人の宿 (≧▽≦)
分かりやすい(笑)
そっかぁ~
日本は湯船に浸かるって感じだけど、ネパールはそういう習慣がないのかな??
寒い時はぬるいシャワーってきついよね
まさに修行!!
しかもタイミングが悪い事に呼びに来るし (^▽^;)
でもやっぱりネパールの人は良さそうですね~
旅を続けるうえでここは大切!!
そちらは、寒いんですね しかもぬるま湯
シャワー気合いを入れないと風邪引きますね
これからたくさんの人と出逢い学んで
素晴らしい旅を! くれぐれも怪我や病気には
気をつけてね~
おはようございます♪
サヨさん、コメント遅れてごめんなさい。
ネパールはヒマラヤの麓だから冬は寒いんでしょうね。
僕は寒い国には旅費が無料でも行きたくないです笑
中国が以前にエベレストに登りましたが、あれは、冒険じゃなくて人海戦術ですよね。