旅日記 ベトナム ハノイ 負の世界遺産など

ホアロー収容所

投稿日:2014-04-15 更新日:

ハノイにも負の観光場所があります。

世界中の負の遺産を見ると決めているからには、必ず行こうと決めていました。

 

ホアロー収容所


フランスの植民地時代に、フランス軍によって造られた収容所です。

入口は、そんな複雑な場所だとはわからないくらい綺麗にされていますが、

中へ入ると、やっぱり独特の空気が流れていました。





館内は、いくつかの小部屋に分かれていて、入口付近は、当時の様子を人形で再現していたり、

絵やレリーフで再現されていたりしています。

ここは圧倒的に、白人の来館者が多かったです。

 

かつて、ここに収容された人々が座らされ、どんな憎しみを募らせていたんだろう。。

見上げた窓が高くて、この場所の冷たさと残酷さを閉じ込めています。

 

今まで、いくつもこういう場所を回って、怖いと感じたことはなかったのに、

なぜか、この部屋に足を踏み入れた時、この部屋にいる間中、

暗くて、怖くて仕方がありませんでした。

写真で見返してみると、そんな暗い部屋でもないのに、どうしてだったんだろう。。。

 

当時を写す写真です。

 

そして、やっぱり行われていた、虐待を再現する人形。


 

そして、更に進んでいくと、当時実際に使用されたギロチン台と、

収容所に関する資料などが見られる部屋があります。

 

そして、処刑された人々。。。

 

 

当然ながら、収容された人々は男性ばかりではなく女性もいて、

政治犯と呼ばれても、こんな兵士だけではなく女性までもがと思いながら、

写真を見ていると、本当にいたたまれない気持ちになります。

 

 

更に奥には、死刑囚を閉じ込めていたという部屋があります。

 

とにかく光も届かなくて、暗くて狭くて、息苦しくなるようなスペースです。

 

独房の中。

 

こんな暗闇で、絶望だけを待ちながら死刑囚が横たわっていた。。。

 

中庭には、慰霊碑が建てられていました。

 

 

そして、当時の戦争の様子のビデオを流す部屋もありました。

この部屋には、他には写真や収容者が着ていた服、

それから、こんな展示があるっていうことは、、、

ただ、被害者のままでは終わらないベトナム。。。

ここ、その後の戦争で、今度はベトナムがアメリカ人を収容するための施設として利用するという、

まさに救いようのない、戦争のどうしようもなさ、愚かさを伝えている場所なんです。

 

ただ、ベトナムの悲しみだけを伝えているわけではない!

被害を受けただけではない!

戦争はいつだって両刃であるから。

 

このホアロー収容所しかり、ホーチミンの戦争博物館しかり、

ベトナムの負の博物館には、どこかしら、そんな雰囲気があって、

戦争が起こしたすべてを受け入れて、しっかり前を向いている覚悟が感じられて、



このホアロー収容所も、負の世界遺産からは、

訴えかけるもの、学ぶものがたくさんあるなとそう感じました。

 

現在残されている部分は、一部分ですが、きっと何かを感じられるはずです。

 

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

0

<sponsored link>







-旅日記, ベトナム, ハノイ, 負の世界遺産など

執筆者:


  1. poko より:

    サヨちゃんへ

    人間とは・・戦争とは・・

    つくづく・・考えさせられる写真と・・

    名解説でした。

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
ハノイの街並みとドンスアン市場
NEXT
笑い会える人と通り過ぎてく人と

関連記事

洗濯事情とパーイの町案内

宿も無事決まったことだし、今日はやらなくてはいけないことがあります。 それは、洗濯です。 (なんでだろう、ここんとこずーっと”洗濯”って文字が 自分の中でゲシュタルト崩壊してます。)   そ…

続きを読む

また会おうね!!カンボジアの大好きなトモダチ

来た時は、あんなに先が長く感じたカンボジアも、ついに今日発ちます。 ただ、このサウナ状態の女子ドミトリーに、7日間もいたことは、 物凄い修行になりました。(笑) 毎年、東京の夏に負けそうになっていまし…

続きを読む

骨仏のお寺、法然寺

次なる観光地は、私がとっても行きたかったお寺に行きます。 初香川~! 足を踏み入れました。   大きな池を通り過ぎると、やがて辿り着きました。 目的地はここです。   法然寺 ここ…

続きを読む

この旅最後のバス移動クスコからリマ

今回も使うバスは、Cruz del Sur社です。   ひとまず、バスステーションで待っている間にお腹が空いたので、 売店で軽食を食べました。   エンパナーダ プリングルスのPo…

続きを読む

リマの高級住宅地サン・イシドロ区

いつも旅の最後は、ちょっと豪華な宿に。。。   ってことで、ゴロー丸にまかせたら、私の選択範囲を遥かに超えて、 バックパッカーには不釣り合い過ぎるホテルになりました。   私の一人…

続きを読む

パクセーの村は懐かしい明りの色

スローボードは、パクセンの村に到着しました。 今日は、ここで一泊です。 この片道ツアー、意味わかんないのは、ラオスに入ったら放置気味というか、 しかも、2日目は自分で宿を探さなくてはなりません。 &n…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

sponsored link