旅日記 ハンガリー ブダぺスト

ハンガリーで情熱に出会う

投稿日:2016-08-06 更新日:

いつもの夕食。

今日はちょっとパン買い過ぎた!!

 

食べたくなって、思わず買ってしまった大きなクレーメシュ(ハンガリーの定番ケーキ)も、

毎日ちょっとずつ食べていてもなくなりません。笑

相変わらず、広い女子ドミには、私以外誰も泊まっておらず、

しかも男子の方にも、これといった旅人も来ず、寂しい限りです。。。

 

 

とりあえず次の地への情報集めをしようと共用スペースに行ったら、

たまたま個室に泊まっていた音楽界の凄い人から、

芸術家の集まりがあるからいかが?と、お誘いをしてもらえました。

 

なんと、なんと、一人じゃない時間を過ごすのって、

この旅初めてなんですよ。

あんなに東南アジアでは、誰かしらと出会えたのに、孤独なヨーロッパ旅。

 

でも、これもまた一期一会の出会いでした。

 

素敵なレストランで。

 

確実に一人だったら、入れない雰囲気。

 

集まったのは、ハリウッド俳優や世界で活躍してるハンガリー在住の音楽家の日本人達。

リアルこんなところに日本人ですよ。毎週、楽しみにしている旅番組であります!(`・ω・´)ゞ

 

適当なごはんが続いているので、このお洒落~なディナーに、

さっき適当パンを食べてしまったことを心から後悔しました。

ちなみに私、今まで生ハムって数回程度しか食べたことなくて、

初めて食べた時、なんか雑巾みたいな味だなって思って、苦手でした。


でも、たぶん本物の生ハム食べてなかったんですね。

って思うくらい、ハンガリーに来て、初めて生ハムっておいしいんだなーって知りました。笑

 

すっごくお気に入りになったのは、これ!

リモナーデ

っていう、果物とか野菜とかがたくさん入ってて、

ソーダで割ったドリンクなんですが、

種類もいっぱいあって、凄くおいしい!

 

私、そんなお酒飲まないんですが、モヒートの味が凄く好きなんですよ。

なので、同じ趣味の人は好きだと思う、これ。


ここに集ったのは、みーんな、日本を離れて活躍している日本人です。

凄いね!なんていう単純な言葉では言えることじゃないけど、

素直にまぶしいなって感じました。

 

自分の身ひとつで、世界で生きていくということ、

寂しいとか、色んな感情を超えて手にした夢。

音楽家の方たちの話は、情熱ってこういうことだよなと、

凄く感化されました。

 

ピアニスト、バイオリニスト、チェリスト。。。

高校卒業してすぐにハンガリーに来て、苦労した話。

こっちで音楽家として成功するには、何が必要か、それを負けずに探した話。

音楽とは関係のない、ハンガリーならではの人間関係の大変さ。

でも、全部夢のため。情熱を捨てずに、その道で生きている。

実は、3歳の頃からピアノを習っていた私は、

ピアニストになることが母の夢でした。

でも、才能がなくて、努力も足りなくて、

バンドとかやっちゃって逃げた学生時代。


それでも、自分の中に夢が置き忘れてった音感ってのが、

有難迷惑にも残っていて、

ふとした時に聴こえた音が頭の中で音階に変わったりして。

それを感じるたびに皮肉だなぁなんて感じるんですよ。


今はだいぶ、そんなことも感じなくなったけど。

 

なので、かつて自分が目指した道で、

努力をして成功を手にしている彼を見ていると、

ただ楽しいだけじゃない、

なんとも言えない感情が自分の奥底でもやもやしてる。

 

それは、嫉妬とかいうそれまた情熱めいた熱いものではなくて、

自分の人生を見直すみたいな、古傷みたいな。

こういう情熱、自分はずっと失くしてたなぁと思う。

きっと、こんな風に自分の諦めた夢と対峙する出来事に出会うことも運命だったのでしょう。

この遠く離れたハンガリーで。

彼が、日本で演奏会をするときは、必ず行きたいと思う。

彼のピアノを聴きたい。

そんな音楽家の彼らは、強いお酒をぐびぐび飲みます。

40度だって!!


私は匂いを嗅いだだけでだめでしたが。。。

損してるよ、って言われました。うん。ほんとそうかも。


「ブダペストにはいつまでいるの?」

 「明後日には、離れるよ。」

「明後日かぁ。せっかく出会えたのに。」

「まだまだ別の街にも行くんだろ?」

「うん。特に一番行きたかった場所、最後にとってあるの。」

 

今迄みたいに、旅先で出会った人と”次は日本で会おうね”が叶いません。

彼らは、ハンガリーで自分の音と共にちゃんと生きているから。

 

もうほんとにずっとハンガリーにいるという音楽家の彼らは、

みんな揃ってブダペストが一番いいところだよ、と笑っていました。

旅をして、色んな街を見ること、

それよりもいいことがあるんだよっていうみたいな。

でも、

 

私は旅人なんだ。

ここに留まる役ではないのです。


連絡先を交換して、お別れの握手をすると、

少しの時間過ごしただけだったのに、胸がキューっとした。

 

久々に訪れた、旅のお別れの感情。

ハンガリーに来なければ、

また偶然、こんな会に誘ってもらえなければ、

出会えなかった人達。

 

日本人であることを胸に、芸術の国ハンガリーで活躍する彼らが、

健やかで、もっと大きな花が開きますように。

話してくれた情熱のままに。


とても嬉しい夜でした。

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

その他の記事

<sponsored link>







-旅日記, ハンガリー, ブダぺスト

執筆者:


  1. めだかんち より:

    お邪魔しま~す。。。

    始めまして、

    サヨさんこんにちは、

    素晴らしい旅ですねぇ。

    羨ましい限りです。

    良い旅を過ごせます様に。

    失礼します。

  2. ぐるくんのからあげ より:

    すごい出逢いですね。

    「こんなところで日本人に」という感じですね。

    海外で活躍している人を見ると尊敬します。

    自分の才能と努力で活躍しているのだから。

    いい旅をしてください。

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
美しく青きドナウにやっと出会えたよ
NEXT
ゴルゴンゾーラチーズ入りアイスと青空のブダペスト

関連記事

ラパスの人間くさい日常が溢れる市場を歩く

天まで続いてるんじゃないかと滅入るくらいの階段を登って、 息を切らしながら、辿り着いたサンデーマーケット、地元民のロドリゲス市場の景色は、 思わず、立ち止まってしまうくらいの地元の風景すぎて素敵でした…

続きを読む

オークランドミュージアムに行く

オークランドミュージアムは、ニュージーランドの歴史が詰まっているとても大きな博物館。しかも、一応、5ドル程度の寄付金の奨励がされているものの、入場料は無料!!NZでは、観光名所であるにもかかわらず、無料の場所が結構あるのです。

ベルリンの都会の日常ってこんな感じ

寝る前までアンソニーと話し込み、そのうち眠くなってきて、 アンソニーが「電気消すね」と言ってくれて、そのまま二人とも自分のベッドに直行して寝たけど、 夜中、誰かが部屋に入ってきて、私のベッドのサイドに…

続きを読む

ギネス認定 リマのナイト噴水ショー

ゆっくりとリマのとばりが降りてきて、 ちょっとずつ夜が近づいてきました。 噴水ショーが始まるのです!!     何度か、これから始まるよと言う宣伝で、 小さなオープニングが流れます…

続きを読む

ベトナムの真ん中でキミと再会

朝、フロントから聴こえる日本語で目を覚ましました。   どうやら、ホイアン初日のしょっぱな、ここまで連れてきてくれたおじちゃん達がチェックアウトしている様子。 タイミングが合わなくて、一度も…

続きを読む

こうして思い出の町に変わるのです。

パーイでマル一日過ごす、最後の一日です。   パーイはほんとに時間が止まっているかのようにゆったりのんびり。 本当に癒されました。 東京で、「時間がない」がくちぐせになった毎日で、何かを失く…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

sponsored link